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*大見出し 台詞 + クリックで表示 001秘密のエピソード 今ね、ペンダント見てたの。ご主人様もこの中……見てみる? ……もう!騙し討ちじゃ吸わないわよ!正々堂々、ご主人様が望んで、飛び込んできてくれないと意味ないわ。それとも、コッチが見たい?んふっ、冗談よ。 ……ほら、見て?吸い込まれそうでしょう? ……って、当然よね。そういうものだもの。 こっちに来てね、結構色んなモノを吸い込んでるけど、何も残ってないなあ、って。私、他から奪うけど、なんにも手に入れてないなあ、って。ああ、満たされることはないんだなあ、って……。ご主人様も、最後は……ね? そう考えると……たま~にね、寂しくなっちゃうの。でも、お役目だから仕方ない、って……やだ、そんな目で見ないで?もぅ……。 そんなに想ってくれるなら、今……私を満たして……? ね……。 002タイトルコール 影牢~トラップガールズ~ 003ゲームスタート あ、ご主人様が目を覚ましたみたい。 004自己紹介(初対面) あなたがご主人様?ベリアナ・ブラックホールと申します。あなた様の望み通り、全てここで吸い取ってあげますわ。そして……最後はもちろん……ね。 005自己紹介(魔神帳) ブラックホールのメディウム、ベリアナよ。趣味はご主人様と遊ぶこと。それ以外にないわ。 このペンダントが気になる?見てると吸い込まれそうでしょう?邪魔者はみ~んなこの中に吸い込んじゃうわ。 ふふっ、それともこっちが気になるのかしら。こっち、はご主人様がもっと上手になってから……ね? 006朝のご挨拶 おはよ、ご主人様。ベリアナ・ブラックホールよ。起きぬけに私を呼んで、何してほしいの? 007ホーム1 どこ行くのご主人様。こっちにいらっしゃい? 008ホーム2 ご主人様ぁ~、遠くないかしら~?ほぉら、こっちこっち。そばにおいでよ……。 009ホーム3 んふっ、また見てる。もっと見ていいのよ?ほら♪ 010放置 ご主人様ったら、私に引き寄せられないなんて……。 どこに行ったのかしら……。 もう!なんでそばに来てくれないのよ! 011お知らせ ご主人様、何か来たわよ?ラブレター……じゃないわよね? 012お休み 疲れ、抜いてくるね? 013貰い物 次は、もっとやさしくしてね……。 014感謝 嬉しい!ありがとう。 015依頼 任せて♪ 016成功 ん~、カンペキ♪ 017失敗 吸い込めば無かったことに……ならないわよね。 018討伐出撃 私が行ったら……何も残らないわよ? 019戦闘開始 吸い尽くされたい子から、かかってきなさい♪ 020交代登場 お呼びかしらぁ♪ 021動かされ中 も~、えっち♪ 022体力回復 あら、意外と……。 023勝利 あぁ~ん、スッキリ♪ 024撤退 く~や~し~い~ん! 025レベルアップ あとどれくらい強くなれば、振り向いてくれるのかしら……。 026勝利MVP ふふ、私から目が離せなかったんでしょ?見たいなら言えばいいのに~。 027探索出発 すぐ戻るから、いい子にしててね。 028攻撃1 えいっ! 029攻撃2 やっ! 030攻撃3 えーい! 031攻撃(発射) それっ! 032挑発 臆病ね? 033敵を倒した バイバイ♪ 034チャージ完了 たまっちゃった♪ 035トラップを当てられる きたきた♪ 036トラップ発動1 つかまえた♪ 037トラップ発動2 もう、逃がさない! 038悲鳴1 あっ! 039悲鳴2 やん! 040悲鳴3 あぁん! 041悲鳴(悔しい) ぁっふ……! 042悲鳴(恥ずかしい) いやぁん! 043悲鳴(間抜け) ひゃあん! 044悲鳴(怒り) こ~ら~! 045悲鳴(炎上) 熱いっ! 046悲鳴(氷結) 冷たっ! 047悲鳴(感電) あぁあぁあん! 048悲鳴(吹っ飛び) きゃあぁん! 049悲鳴(地味に痛い) ぅふぅっ……! 050悲鳴(潰され) あぐっ……! 051悲鳴(秘密の一撃) あぁああん! 052悲鳴(からみつかれ) やぁ~ん! 053悲鳴(回転) ふわあぁあ~ん! 054悲鳴(死亡) いやぁ~~ん! 055アーマーブレイク こら~っ!布が無くなっちゃうじゃない! 056重症 もう……元気すぎるわ……。 057瀕死 そんなにされると……壊れちゃう。 058弱点 やぁ~ん!そんな吸い付いちゃダメ~! 059捕獲 あら?私が捕まっちゃったぁ……。 060消失 やだ……消える……消えちゃう……。 061還元 最後は、ふっ、と消えるだけ……か……。 アツくならなかっただけ、感謝しなさいね 概要 お色気満点の悪魔というよりほぼサキュバス。 遊び人に見えて案外寂しがりやな面がある。 画像 + クリックで画像表示 3D画像 SD1 SD2 SD3 SD4 + クリックで画像表示 ツイッター画像 立ち絵 フォージド兵 アーマーブレイク・ウィークポイント https //ux.getuploader.com/kagreo_tg_gazou/download/230
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ブラックホール 我々の目の前には、光をも吸い込むという、ブラックホールがその口を開けている。 我々の地球を探す旅は、航行記録をもとに進路を採ってきた。 時には私の勘に賭けたときもあったが、我々の進路は我々が決めてきたのだ。 しかしブラックホールの圧倒的な存在感(あるいは虚無感)を目の当たりにすると、 我々が自分の運命を決めようとどれだけ足掻いても、 この全てを呑み込む黒い穴に引き寄せられていたのかもしれない…。 そんな気さえした。 戦闘文明の艦隊が現れた。 彼らは自分達の運命について、どう思っているのだろうか…。 私は皆に戦闘準備を命じた。 ⇒はじめる 戦闘文明の艦隊に敗北 ブラックホール周辺宙域にて、戦闘文明の艦隊に敗北した。 今は一旦退却し、態勢を立て直そう。 ⇒帰還する 戦闘文明の艦隊を撃退 ブラックホール周辺宙域にて、戦闘文明の艦隊を撃退した。 戦闘文明の艦隊の残骸がブラックホールに吸い込まれていく。 この場所に長居は無用だ。 この宙域から離脱する。 ⇒出発する 前ミッション→No.12流星群 次ミッション→No.14未知の文明都市 名前 コメント
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登録日:2011/01/23(日) 07 16 49 更新日:2020/12/05 Sat 22 40 04 所要時間:約 3分で読めます ▽タグ一覧 MtG ウィップ・バイパー デッキ 毒カウンター 相手は死ぬ 貧乏デッキ 赤緑+α ウィップ・バイパーはマジック・ザ・ギャザリングのデッキ。現在はレガシー環境で使用できる。 マーシュ・バイパー/Marsh Viper (3)(緑) クリーチャー: 蛇(Snake) マーシュ・バイパーがプレイヤーにダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒(poison)カウンターを2個得る。 1/2 炎の鞭/Fire Whip (1)(赤) エンチャント:オーラ(Aura) エンチャント(あなたがコントロールするクリーチャー) エンチャントされているクリーチャーは「(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。 炎の鞭を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。炎の鞭はそれに1点のダメージを与える。 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger (緑) クリーチャー:エルフ(Elf) あなたがコントロールする森(Forest)を1つ、オーナーの手札に戻す:クリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。この能力は、各ターンに1回のみ起動できる。 1/1 毒カウンターを利用した初のデッキ。毒カウンターを10個を得てしまったプレイヤーは毒が回る→敗北となる。このデッキはその毒カウンターを速やかに致死量与えるために様々な工夫がなされている。 と言ってもやる事は至極単純。マーシュ・バイパーに炎の鞭をエンチャントしてダメージを与え、毒カウンターを相手に乗せる。「ミラディンの傷跡」にて登場した毒カウンターを与える能力・感染同様に、戦闘ダメージでなくても良い利点を最大限に利用する。 デッキの動きは大体以下の通り。 キーパーツが手札に来るまで「濃霧」や「中休み」などダメージ軽減呪文でひたすら時間稼ぎ。 ↓ マーシュ・バイパーと炎の鞭が揃ったら戦場に出し、エンチャントする。 ↓ クィリーオン・レインジャーやエメラルドの魔除けなどを利用して何回も炎の鞭でダメージ、アンタップを繰り返す。 ↓ 速攻で毒カウンターが溜まる。 ↓ 勝利 上手くハマれば一瞬で毒カウンターが溜まるので、かなりインパクトがある。 ただ、マーシュバイパーを始め、このデッキに採用されているクリーチャーは総じて小型であるため、キーパーツが除去されやすいというネックがある。 それを防ぐために「巨大化」のような強化呪文や「濃霧」などの軽減呪文が多数採用されてはいるが、原則は除去される前にヤる、ということになる。 このデッキの特色として、当時は採用されているカードの大半がコモンであることが挙げられる。フルコモンで構成されたこともあった。 どんなカードも工夫次第で勝てるデッキが作れる、という前例を作ったと言えよう。 「未来予知」から「ミラディンの傷跡」にかけて、また毒カウンターが登場した今、また姿を見ることがあるかもしれない。期待しよう。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 古門が使ってたな -- 名無しさん (2014-02-17 18 46 53) 名前 コメント
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【名前】 ブラックホールキュータマ 【読み方】 ぶらっくほーるきゅーたま 【登場作品】 宇宙戦隊キュウレンジャー 【初登場話】 Space.31「ナーガ奪還大作戦!」 【分類】 キュータマ 【対応星座】 なし 【ナンバリング】 なし 【詳細】 闇のキュータマ。 ヘビツカイメタルが所持している。 必殺技専用でダークブラスター(ダークセイザブラスター)と併用できる。 自身のキューザウェポンへセットすると、必殺技を発動。 ヘビツカイメタルが戦士の強化形態となった後も専用アイテムを使えば、必殺技を発動可能。 能力としてブラックホールに近い空間を生成する力を使う。
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バーブドワイヤー・ウィップ C 闇文明 (1) クロスギア ■バリケード[闇(2)](このクロスギアを使うコストの代わりに、[闇(2)]を支払ってもよい。そうしたら、これを表向きにシールド化する。これが表向きでシールドゾーンを離れる時、かわりに自分の墓地に置く) ■これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選んでもよい。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-2000する。(パワー0以下のクリーチャーは破壊される) 作者:wha + 関連カード/0 【企画】急募!クロスギア強化案 カードリスト:wha 評価 名前 コメント
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連続技 ブーメランショットについて: 弱の方が安定してヒットするが、強の方がダメージが高い。 2段目が無条件追撃判定になっているため、本来食らい判定のない空中吹っ飛びにも決まる。 近B×2≫屈みB≫弱ブーメランショット 近B×2≫屈みB≫弱ソニックスローター 近B×2≫屈みB≫Q発動+屈みB≫MAXソニックスローター 以上、基本連続技。特に上2つは確実にできるようになるべし。 近D≫前A×5≫弱ブーメランショット 端以外では決まらない相手もいる。 近Dの発生が遅いので基本的には確定時限定の連続技と思っていい。 ただ、前A×5のガークラ値が高いため、ガードされていた場合でも途中でガークラ~以降連続技になりやすい。 JD(×1~2)>近B≫屈みB≫弱強ブーメランショットor弱強ソニックスローター 近Bの近距離認識間合いが広いので、かなり安定してつながってくれる。 主力連続技の1つ。 (めくり)小JC>近B×2≫屈みB≫弱強ブーメランショットor弱強ソニックスローター ウィップの小Jは立っている相手を飛び越せない(チョイは例外)ので、めくりJCをガードさせた後、相手が立ちガードだと正面ガードになり、屈みガードだとめくり…というか屈んでいるので食らう。 対の選択肢は近Bでいいのかな? JC+D(カウンターヒット)>昇りJD JC+D(カウンターヒット)>昇り大JC+D 基本ですが一応 近B×2≫Q発動+屈みB≫弱強ブーメランショット≫ストリングスA≫強ブーメランショット≫ストリングスD≫弱ブーメランショット≫ストリングスB>近D≫弱強ソニックスローター 発動屈みBは要素+BC。好みで近B×2≫屈みB≫発動屈Bでもよい。 始めのブーメランショットは強が当たらない状況では 弱にする。浮かせてからのブーメランショットはダメージは落ちるが弱にしたほうが簡単。 ストリングスAは若干溜めてひきつけて出す。ストリングスDはBD同時押しで出す。 近距離D≫ソニックスローターはD≫Aでやると簡単。 近B×2≫Q発動+屈みB≫強ブーメランショット≫ストリングスA≫強ブーメランショット≫ストリングスD≫弱ブーメランショット≫ストリングスD≫強ブーメランショット≫ストリングスB>近D≫前A×5≫弱ブーメランショット 上のレシピより若干ダメージは落ちるがその分ゲージが回収できる。しかし、画面端から逃がしてしまう。 ストリングスBでひきつけたあと更に近D≫前A×4や近B×2>発動屈みBからの発動コンボが可能。 これも浮かせた後のブーメランショットをすべて弱にすれば格段に簡単になる。 近D≫前A×4>Q発動+中JD>近B×2≫屈みB≫弱強ソニックスローターor弱強ブーメランショット≫・・・(上のレシピへ。同じコンボが可能。) 一応レシピだけ。キャラ限で中JDが当たらないキャラにはA×4>発動ダッシュ近Bから。 画面端の場合はしっかりブーメランループへつなぐ。 通常投げ>デザートイーグル D投げ>ABアサシンストライク マリー、クーラ、社、メイ限定の連続技。 アサシンストライクは基本的にはABどちらでも連続技になるが、Bだとマリー空振りする心配がなくなるのでB推奨。 ストリングスB>屈みB≫弱ブーメランショット ストリングスB>近D≫前A×5≫弱ブーメランショット ストリングスB>昇り中JD(×2)>近B≫屈みB≫弱ブーメランショットなどなど… 屈みB≫弱ブーメランショットor弱ソニックスローター 単発ヒット確認しての連続技。 屈みB先端ヒットだと繋がらないので、ヒット確認の前に間合い確認が必要。 立ちC+D≫弱ブーメランショット 立ちC+Dがやや近めでヒットした場合限定。ヒット確認可能。 立ちC+D(カウンターヒット)>弱ブーメランショット(×2) 端限定だがノーキャンセルでつながる。 強でも間合いが近ければつながるが、弱の方が連続技になる間合いが広いので弱推奨。 弱でも立ちC+D先端ギリギリくらいの間合いだと連続技にならないが、それより近ければ大丈夫。 近A≫弱ブーメランショット 相手の空ジャンプなどを空中で落とした後に決まる連続技。 屈みC(空中ヒット)≫弱ブーメランショット 近めの間合いでの暴れから狙える連続技。 屈みCの空中ヒットを確認する余裕はある。ガードされていたらストリングスショットBでキャンセルすべし。 弱フックショット>各種追撃 弱フックショットの終わり際がヒットすると追撃可能。 積極的に狙う連続技ではないが決まる状況では確実に追撃したい。弱フックショットを出す場合は意識しておくといいかも。
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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2007/09/08(土) 07 40 50.24 終了時間:2007/09/09(日) 12 08 33.33 3DダンジョンRPGの古典。 PC多機種で発売された初の和製ファンタジー・コンピューターRPG「ザ・ブラックオニキス」のFCアレンジ版。 メッセージは全部英語です( A`) ストーリー わしの名はムーンドッグ。40万年の永きにわたり、ブラックオニキスを見守ってきたアイシャ神族の生き残りだ。 しかし、わしの寿命も後わずかだ。死に臨むにあたって、わしは未来を占ってみた。その時、おまえたち人間の子孫の恐ろしい所業を見たのだ。わしには、もうどうする力も無い。おまえに最後の望みをつないで、ブラックオニキスの伝説を話そう・・・。 神々がまだこの地で暮らしていたころ、平和なこの世界に大異変が起こった。ラグナロックが出現したのだ。ラグナロックは、全てのものを闇の中へ吸い尽くす恐ろしい穴だ。 この地も後わずかで消滅するところだったが、神々はこの世で最も光り輝く宝石オニキスを作り、それをラグナロックの深淵に投げ込まれたのだ。光と闇が激しくぶつかり合った後、オニキスの光はラグナロックを包み込んでしまった。 計り知れない闇の力を封じ込めた宝石は、いつしかブラックオニキスと呼ばれるようになった。そして神々は、これをオニキスタワーと呼ばれる迷宮に隠されたのだ。全ては、これで終わるかにみえた。 しかし、今から800年後の人間は、愚かにもこの宝石に手をだそうとしている。もしこの宝石に秘められているエネルギーを開放したなら、その瞬間にこの地、この宇宙が無と化してしまう。そうなってからでは遅いのだ。 ブラックオニキスを本当に人の手の届かない宇宙の果てに葬り去らねばならない。だが、それをするにはわしは年を取りすぎた。わしの代わりにこの塔の中に入り、何としても、その手でブラックオニキスを永遠の闇の中に隠してくれ。もしおまえが失敗したなら、この地の未来はもう無いかもしれぬ・・・。 操作 決定がAだったりBだったりするので注意 移動時 移動 十字キー 階段の昇降 A キャンプ B 道具使用 キャンプで↑↓でキャラ、←→でアイテムを選びB 並び替え キャラにカーソルを合わせ、←→で入れ替えカーソルを表示し↑↓で相手キャラを選んでB ステータス ↑↓でキャラを選んでB セーブ ←→でRHEDENのアイコンを表示させB 戦闘時 装備変更 Bを押す。決定もB 攻撃 ↑↓で対象を選びAを押す。A連打で攻撃回数が増える 話す ←→でピースサインアイコンを表示してA 逃げる ←→で逃走アイコンを表示してA。成功するまで自動的に続く。キャンセルはB テラ連打ゲー。 RPGの癖に手が疲れることうけあい。 セーブ セーブはRHEDENの魔法で行う。リーダーがはじめから持っている NEW TEAM 新しいパーティで始める OLD TEAM 現パーティのセーブ/ロード TERMINATE データを消す ステータス CLASS・・・職業。HERO(戦士)、MONK(僧侶)、MAGE(魔法使い)の3種 LIFE・・・生命力 GOLD・・・所持金 KARMA・・・徳。SAGE(聖人)、GODD(善人)、EVIL(悪人)の3種 STR・・・力 DEX・・・素早さ LEV・・・レベル EXP・・・経験値 魔法 IKON LV 名称 移動時 戦闘時 0 RHEDEN セーブ LIFE、STR、DEX回復 1 AVALON LIFE、STR、DEX回復 アンデッドを倒す 2 HAVOC 接近中の敵を調べる 全体の防御力UP 3 DYLAN 全体の防御力UP? DEX攻撃 4 ATHENA 古代文字解読 STR、DEX攻撃 5 JUMALA 戦闘中の攻撃頻度UP 戦闘離脱 6 CARIBE 水中で呼吸する LIFE、STR攻撃 7 LUXOR なし LIFE攻撃 8 CUDLE なし LIFE攻撃 RAHDEN がセーブのため、IKON 使えるメンバーが死ぬとセーブできなくなるので注意。 GEM LV 名称 移動時 戦闘時 0 GARNET フロア数を調べる 敵を一時停止 1 TOPAZ 最後に使った黒壁に移動 STR攻撃 2 ZIRCON エンカウント減少? LIFE攻撃 3 SPHENE 攻撃力UP 敵の防御強化を解除 4 SPINEL 扉の向こうを透視 火属性の敵を倒す 5 SAPHIRE 持続している魔法の効果を見る DEX攻撃 6 RUBY 水中で呼吸する 戦闘離脱 7 DIAMOND なし LIFE攻撃 8 STARSTONE なし LIFE攻撃 ワープ TOPAZ もしくは黒い壁を使うとワープできる。黒い壁に入ったときには「その場所が記憶されて」、前に記憶された場所にワープする。TOPAZ を使った場合は記憶された場所に飛ぶだけで、新たに使った地点が記憶されることは無い。有効に使うと大幅な時間短縮ができる。 内容 PCの「ブラックオニキス」とはスーパーがついてるだけあって別物。 システム・マップ構成なども全く違う。アレンジしすぎじゃね? でもブラックオニキスの特徴である床屋はちゃんとあります。そういうところだけ・・・( ^ω^) 数十にわたるフロアとボリュームは結構ある。仕掛けも見えない一方通行壁ゾーンなどもりだくさん。きっちりマッピングして無いと間違いなく途方にくれてしまう。 経験値は攻撃があたったときに加算される破邪の封印システム。ただし相手に回避されると加算されない。このシステムのせいで弱いキャラはいつまでも弱いままに・・・・ スヴェンソンは要らない子。 ねんがんのブラックオニキスを手に入れたぞ!! よくやった。 スタッフロールはあっさり風味。
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教会の中、男と少年が言葉を交わしていた。 「なるほど。だいたいの事情は飲み込めた」 正面奥の壁面にある荘厳なステンドグラスから朝の日差しが差し込み、内部を明るく照らし出す。 天を仰げばそこには美麗な天井絵が描かれており、立っているだけでも妙な緊張を強いられた。 壇上へ向かう道には赤い絨毯が敷かれており、その脇にはいくつもの長机と椅子が設けられている。 そして隅っこのほうにはパイプオルガンと。ここは聖者が集う場所。紛うことなき教会なのである。 そんな教会に、悪魔がいる! 黒尽くめの全身に燦然と輝くレスリングパンツ! 鍛えあげられたガチムチの肉体美! 胸に描かれし刻印は『BH』! 頭部に顔はなく、あるのは大穴のみ! 彼の名は、悪魔超人ブラックホールだ――っ! 「よもや貴様のような小僧が未来の世界から来ているとはな……信じがたい話だが、嘘と断定するには設定周りがリアルすぎる」 罰当たりにも説教壇の上に腰を置き、どこから発しているかも不明な(口がないので)声を発するブラックホール。 その正面に立つ、ジャージ姿に帽子を被った少年――越前リョーマはぶっきらぼうな返事を返す。 「別に信じなくてもいいけど」 「いや、信じよう。小僧、貴様はオレにとって未来の人間のようだ」 ブラックホールは教会の外にいたリョーマを強引に中へ連れ込み、その恐ろしい風貌でもって情報を絞り上げた。 結果、驚くべきことが判明した! なんとこの越前リョーマなる少年……21世紀の日本から来たというのである! 「オレがいた時代はようやくCDが全盛となり始めた20世紀……しかし貴様の住む時代は21世紀。 さらに高度なDVDなるものが普及する時代とは。フッ、同志ステカセキングに教えてやりたいぜ」 両者の住まう時代には明確な齟齬があるということがわかった。 これだけでも驚愕の事実だが、どうやら齟齬はそれだけではないようなのだ。 「21世紀の超人界がどうなっているのか、些か興味があるが……まさか今時の子供が超人を知らないとはな」 「知らないっていうか、存在自体してないんだけど」 「そうか……そこから導き出される結論はひとつ。オレと貴様は別世界の住人ということだ」 ブラックホールの突拍子もない発言に、しかしリョーマは眉のひとつも動かさなかった。 まあ、考えてみれば別世界がどうのこうのより目の前の超人のほうがインパクトが強いのだから、いまさら驚きもなにもあるまい。 「フフフッ、そうか異世界か。始まりの場所にはおかしな風貌の奴も大勢いたが、だとすれば頷ける。 あの鳩山とかいう男、驚くべき力を持っているようだ……我ら悪魔超人の益としたいほどになあ」 どの口が『おかしな風貌』などと……そう言いたげなリョーマの視線に、ブラックホールは微笑する。 この少年も出会い頭は大層な驚き方をしていたが、こうやって会話をしているうちに随分と慣れたようだ。 意外にも肝が座っているのやもしれん――ブラックホールは越前リョーマという少年に少しだけ興味を惹かれた。 「小僧。貴様はこの殺し合いをどう立ち回る?」 「さあ。とりあえずさっさと帰りたいかな」 「戦いを拒否するのであれば、誰かに殺されるかもしれんぞ? そう……たとえば凶暴な悪魔などになァ」 わざとらしい脅しをかけてみるが、やはりリョーマは動じた風もない。 「ふーん。じゃあ、アンタはあの鳩山って人の言いなりになって殺し合いするんだ?」 「……なに?」 逆に、挑発的な態度でもってブラックホールにそう尋ねてきた。 「オレが、あの男の言いなりにだと……?」 リョーマの言葉を受けて、あの始まりの舞台で行われたいけ好かない演説を反芻する。 思い出すだけで、身がわなわなと震えてきた。 「ふざけるな――――っ!」 この感情は紛れもなく――憤慨。 ブラックホールは教会のステンドガラスを破らんほどの勢いで、眼前のリョーマに怒声を浴びせる。 「オレは誇り高き悪魔超人だぞ! それが人間の言いなりになど、なってたまるか――っ! このオレに命令できる者がいるとすれば、それは悪魔超人の将たる“あのお方”だけよぉ――っ!」 悪魔は孤高にして崇高、そして至高なのだ! すべての悪魔超人を束ねる悪魔の中の悪魔――“将”と呼ばれたあの人物ならともかく、一介の人間が悪魔に指図など。 あってはならない! 「そっ。じゃあ、さっきアンタが言ってた正義超人……キン肉マンとかロビンマスクって人と協力してあの鳩山って人をやっつけるんだ」 「……なに?」 切り返してくるリョーマの言葉に、ブラックホールは一瞬黙り込んで考える。 殺し合いを拒むということは、つまりそういうことだ。 キン肉マンやロビンマスクは開幕前にテリーマンをやられた恨みもあるはず。 正義超人が唯々諾々と殺し合いという命令を受容するはずがない。 では、ここはそんな彼ら正義超人と手を組むというのも―― 「ふざけるな――――っ!」 論外だった。 ブラックホールは先ほどよりも大きな声で、戯言をほざくリョーマを怒鳴りつける。 「オレは誇り高き悪魔超人だぞ! それが正義超人……よりもよって、キン肉マンと協力だと!? 悪魔をなめるなよ、この野郎!」 「でも、さっきは殺し合いはしないって」 「前言撤回だバカめ――っ!」 理不尽な言動にさすがのリョーマも顔を顰めたが、知ったことではない。 「中にはオレと同じ思考に至り、『あんな奴の言いなりにはならない』と戦いを否定する悪魔もいるだろう! だがそんなもの、オレに言わせれば協調性が足りないだけのただのひねくれ者だ! 矜持を忘れたあまのじゃく……悪事を働けと言われて反骨精神から善行を働く悪魔がどこにいる――っ!?」 いたとしたら、それは悪魔ではない。 母親に『遊んだおもちゃを散らかしておきなさい』と言われて逆に片付けてしまうアホの子だ! とどのつまり、ただ逆らいたいだけの駄々っ子! ガキんちょである! 「そう! オレは人間共を蹂躙し、正義、完璧といった軟弱超人共を根絶やしにする使命を持った悪魔超人! 誰の指図かなど関係あるか! ここが既に闘うべきリングであるというならば! 誰であろうと皆殺しだ――っ!」 声高らかに宣言するブラックホール。 その身に悪魔超人特有の戦意と殺意を纏い、生意気な口を叩く少年を恐怖でねじ伏せようとする。 しかし、 「でも、ここにはアンタの仲間もいるんじゃないの?」 「…………ッ!」 リョーマの反論に虚を突かれた。 確かに……あの場には、同志である悪魔超人の気配があった。姿は確認できていないが、これは間違いない。 ということは、である。 ここで殺し合いに乗るということは……共に闘うべき同志とも殺し合うということにほかならない。 悪魔にも友情はある。潰し合いなどナンセンスだ。そう考えたブラックホールは―― 「それはそれ! これはこれだ!」 誤魔化した。 ええー……という視線が突き刺さる。 体裁を整えるべく、ブラックホールは言葉を紡ぐ。 「まあ待て。オレは鳩山の言いなりにはならないが、悪魔としての矜持も忘れない。要はそう言いたいわけだ」 「それ、具体的にはどうするの?」 「オレは悪魔超人だからな。ここが闘争の舞台である以上、正義超人は倒す。人間も邪魔ならば殺す」 「最終的には?」 「この地にいるはずの同志を集め、使命を果たすのみ。鳩山を倒すのはキン肉マンではない。我ら悪魔超人軍だ!」 ――冷静になって考えてみれば、それは大した話ではない。 鳩山はおそらく、悪魔超人が嬉々として殺戮を働くことを望んでいるのだろう。 そう読み取ればこそ、安易な殺戮は働かない。これは鳩山の言いなりにはならないという反骨心。 だがまったく殺さないというわけではない。必要ならば殺す。有益ならば殺す。気に入らなくても殺す。 正義超人や人間と協力するなどもってのほか。悪魔は悪魔としかつるまない。 そして最終的には、悪魔超人を愚弄した首謀者、鳩山ユキヲを倒す。 なんてことはない。これが悪魔超人として取りうる最もスマートな立ち回りだ! 「ふーん。ま、がんばってね」 方針は固まった。 矢先、リョーマはため息をひとつこぼし、ブラックホールに背を向ける。 その先にあるのは、教会の出入り口だ。 「待て! どこにいく!」 「これから考えるとこ」 「ならばオレが貴様を使ってやろう」 ブラックホールは去っていこうとするリョーマを呼び止め、そう提案する。 「使命を持たぬ人間の小僧よ。貴様は指針を見つけられず、この地をさまよっていたのだろう? 悪いことは言わん、我ら悪魔超人の軍門に降れ。ここは貴様のようなただの小僧が生きていける環境ではない」 リョーマは足を止めこそしたが、その表情は微動だにしない。 悪魔超人の軍門に降れと誘われ、喜ぶでも怯えるでもなく――無関心。 そう、まるで『興味がない』とでも言わんばかりの目をしているではないか。 「悪いけど、遠慮してお――」 「気にするな。オレもちょうど小間使いが欲しいと思っていたところだ」 「だから、その気はないって――」 「ええい、人間の分際で悪魔超人に逆らうか!」 聞き分けのない子供に対し、ブラックホールはついに苛立った。 見知らぬ土地を歩き回る以上、人間の召使いを一人か二人ほど確保しておくのも悪くない。 そう思ったからこその誘いだというのに、この人間の小僧は悪魔超人の善意を無碍に断るというのか! 身の程知らずが! 「どうしても断るというのなら……こうだ!」 突如、ブラックホールが高く飛び上がった。 スイマーが飛び込みをするようなフォームで、教会壇上の板張りの床に落ちていく。 激突する――誰もがそう思っただろうその瞬間、ブラックホールの姿がズズズ……と影の中に飲み込まれた! 「消えた……!?」 さすがのリョーマも驚愕に声を漏らす。 ブラックホールの姿が消えた。しかし影は残っている。 壁面のステンドガラスから照射される太陽光……その太陽光が作り出す影が、怪しく蠢いているではないか。 いったいなにが起こったのか――リョーマの奇異の視線に晒されながら、ブラックホールを飲み込んだ影はなんと八つに分裂した! そのまま床を這い回り、リョーマを取り囲む! 分裂した八つの影が! 「セパレートシャドウ!」 そしてさらなる驚愕! 分裂した八つの影からそれぞれ一人ずつ――計八人のブラックホールが出てきたのである! 影に潜り込んでからの分身の術! これぞまさしく、悪魔の為せる技! 「悪魔超人の中でも」 「紳士的と言われたオレだ」 「力づくという手段は」 「望むところではないが」 「従わぬのでは仕様がない」 「このブラックホールの」 「四次元殺法」 「とくとご賞味あれ」 八人に分かれたブラックホールが一言ずつ言葉を発する。 リョーマは後退り、ドンッ、と背中を説教壇にぶつけた。 逃げ場をなくしたリョーマを中央に捉え、ブラックホール×8がジャンプ! 「「「「「「「「8メン(エイトメン)ブラックホールキック!!!!!!!!」」」」」」」」 罪な子供にお灸をすえるべく、飛び蹴りによる八人同時攻撃を繰り出した! 中央に捉えられた標的はひとたまりもない。 セパレートシャドウからの流れで放たれた8メン(エイトメン)ブラックホールキックが、ターゲットを粉々に粉砕する! 「カカカ~ッ。能力が仕分けられているようだからな~っ。思い切り手加減すれば死ぬことはあるまい」 攻撃を終えたブラックホールたちはまた影に潜り、集合。 影を一つに集約させてからまた姿を表したのだが、 「――なにっ!?」 顔面の穴は驚きに輪郭を歪めていた。 8メン(エイトメン)ブラックホールキックが捉え、粉砕したと思われたそれは……ただの説教壇! 散らばっているのは木片のみ、越前リョーマの姿はどこにもない! 「まだまだだね」 「ッ!」 バッと後ろを振り向くブラックホール。 越前リョーマはそこにいた! 信じがたいことだが、この少年……分身したブラックホールの包囲から逃れ、攻撃を回避したようである。 ――ブラックホールは知らない。彼が一流のテニスプレイヤーであることを。 テニスとは瞬発力が物を言うスポーツ。彼らは常日頃から時速150キロ以上のボールの応酬を体感しているのだ。 ブラックホールの技がいかに奇抜で相手の動揺を誘おうとも、咄嗟の攻撃に反応できないはずがない。 もちろん、超人でもない人間、それも子供に技を回避されるなどブラックホールにとっては初めてのことである。 この回避は彼のプライドを傷つけ、同時に超人としての闘争本能を刺激した。 「このオレの攻撃を避けただとっ!? 貴様、やはりただの小僧ではないな――っ!?」 「青学一年、越前リョーマ……別に、ただの人間だけど」 「嘘をつくな――っ!」 「嘘じゃないし」 やれやれとため息をつくリョーマ。 こうなったら是が非でも屈服させ、従えてみせる! ブラックホールはリョーマに追撃をかけた。跳躍からのあびせ蹴りが、彼の脳天を狙う! 「やってらんないよ」 リョーマは低い姿勢で前に駆け、またしてもブラックホールの蹴りを回避する。 この小僧、悪魔超人の攻撃に背を向けず前進して回避するとは! 感嘆しながらも、ブラックホールはリョーマの背中を追った。 そちらのほうが近いと踏んだのだろう。リョーマは教会の裏口から外に出ようとしている。 いいだろう、どこまでも追いかけてやる! リョーマが開け放った裏口の扉をくぐり、太陽が輝く外界へと躍り出た。 そして、二人がそこで見たもの―――― 「テニスコート……!?」 テニスコートだった。 縦78フィート、横36フィートのハードコート。 最近のレジャー施設などでは最も多いタイプのテニスコートだ。 「まさか教会の裏手にこんなものがあったとはな。だが関係ない。小僧、貴様に逃げ場は――」 《テニスコート上に二人の生存者を確認しました》 「ぬっ!?」 逸早くテニスコートに入ったリョーマににじり寄ろうと、ブラックホールが歩を進めたその瞬間だ。 どこからともなく機械音声が響き、二人の意識をさらう。 その機械音はテニスコートの脇、審判台の上に座る人形のロボットより発せられている。 「何者だ貴様!? 名を名乗れ――っ!」 《これよりテニスコートを使ったテニス・デスマッチを行います》 「会話をせんかこのポンコツめ! まずは貴様からあの世に送ってやるわ――っ!」 ブラックホールが審判台に飛びかかる。 が、 《この場において暴力行為は違法です》 パンチが直撃しようとしたまさにその瞬間、ブラックホールの身体は見えない壁によって弾かれてしまう。 コート上に着地するBH。このロボ超人、バリアのような機能を有しているのか。だとしたら厄介な敵だ。 「ねえ、あれ」 歯噛みするブラックホールの横で、逃げることをやめたリョーマが審判台とは逆側のコート脇を指で示す。 そこには奇妙な電光掲示板が立てられていた。 《詳細なルールをお選びください》 審判台のロボットが告げる。 電光掲示板には、『デスマッチ』の名を冠する様々なルールが表示されている。 「要するに、オレたちにテニスで勝負しろってことだと思うけど」 「殺し合いをしろと言っておきながら、今度はテニスだと!? 悪魔を愚弄するのもいい加減に――」 《詳細なルールをお選びください》 ブラックホールの声を遮るように、審判台のロボットが催促をする。 いますぐにでもぶち壊してやりたいところだが、先ほどのバリア……察するに、あのロボットは参加者ではなく鳩山が用意したものらしい。 『暴力行為は違法』という発言からも窺えるように、審判気取りのロボットを黙らせるのは不可能なようだ。 「フン。テニス・デスマッチか……おそらく、テニスの試合で敗北したほうの首を刈り取る魂胆なのだろう。 鳩山に仕掛けたあのテリーマンのようにな。小僧、妙な気は起こすなよ。逃げようとすれば即刻首を飛ばされるぞ」 リョーマ自身、その可能性には自力で考え至ったようだ。 いまはただ、じっと審判台のロボットを睨み据えている。 「こうなってしまっては仕方がない。不本意ではあるが、オレもここで果てるわけにはいかないのでな。小僧、つきあってもらうぞ」 「……いいよ、別に」 「よかろう。ならばポンコツよ! オレたちが選ぶのは『イリュージョン・ギャラリー・デスマッチ』だ――っ!」 リョーマの了解を取ることもなく、ブラックホールは選択したルール名を叫んだ。 『イリュージョン・ギャラリー・デスマッチ』――そのイリュージョンという響きから、幻影の技を使う自身と相性がいいと踏んだのである。 《了承しました》 新たな機会音声が鳴り響くと同時、ブラックホールとリョーマの手元にフッとテニスラケットが現れる。 そして、二人が立つテニスコートの周囲一帯に驚くべき異変が起こった。 《ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!》 テニスコートの周辺は教会が置かれているくらいで他にはなにもなかった。 だというのに、いまブラックホールとリョーマの周囲一帯には――満員の観客席が! ここは両国国技館か! それともウィンブルドンか!? どちらでもない、教会の裏手である! 「バカな! こやつら、いったいいつの間に……いや、それともオレたちが移動させられたとでもいうのか!?」 「たぶん、立体映像じゃないかな」 「立体映像だと!?」 20世紀の超人であるブラックホールよりも、21世紀の人間であるリョーマのほうが察しがよかった。 コートの周囲を取り囲む満員の観客席は、そして歓声を上げる観客は、すべて機械が作り出した立体映像である。 次なる異変が、その裏付けともなった。 《ケケケ――ッ! 悪魔に挑もうとは身の程知らずな小僧だぜ――っ!》 聞き覚えのある声に、ブラックホールがコート後ろ側の観客席前列を眺める。 そこにはなんと――同志である6人の悪魔超人の姿があったのである! 「ステカセキング! アトランティス! ザ・魔雲天! ミスター・カーメン! スプリングマン! バッファローマン!」 カセットテープレコーダーを模した超人、魚のような肌と頭部の超人、山の如く大きな超人、 エジプトのファラオのような超人、バネの超人、牛の角を持った超人――BHも加え、人呼んで7人の悪魔超人。 だが彼らもまた実体ではないのだろう。なぜなら悪魔超人の気配を感じられない。 《へっ! 悪魔超人だかなんだか知らねーが、うちの越前を甘く見るなよ!》 そして反対側の観客席前列には、リョーマと同じジャージを着た少年たちが複数いた。 眼鏡をかけたリーダー格と思われる少年、その隣の温厚そうな少年、丸刈りの少年、猫のような雰囲気を持つ少年、 眼鏡の奥の素顔が窺えぬ少年、マムシのような鋭い眼光を放つ少年、気弱そうだがガタイのいい少年、そして先ほど喋っていた短髪の少年。 「小僧、あれは貴様の仲間か」 「偽物だけどね」 どうやらそうらしい。 これが『イリュージョン・ギャラリー・デスマッチ』――幻の観客を置いてのデスマッチか。 《イリュージョン・ギャラリー・デスマッチ。プレイヤーの情報を読み取り、最も適したギャラリーを立体映像で投影します。 野次を飛ばさせるも自由。助言を受け取るも自由。そして勝負形式はワンセットマッチで行います。 ワンセットマッチで敗北した者は最初に死亡したテリーマンと同じ状態――――つまり、首を切り取ります。 また、首を切り落としても死なない参加者に限り、別途の方法が取られます。 なお、決着がつくまでにこのテニスコートから離れた場合、もしくはあからさまな遅延行為が見受けられた場合も同様です》 先にブラックホールが予測したとおりのルールを審判ロボットが告げる。 ここまでくれば、もうお互い言葉はない。 ブラックホールは悪魔超人たちが座る側のコートへ、リョーマは反対側のコートへ。 負ければ死。突発的に始まってしまった殺し合いという名のテニス。 『イリュージョン・ギャラリー・デスマッチ』――その火蓋が切って落とされた。 ◇ ◇ ◇ テニスで殺し合い。 馬鹿げてる。 越前リョーマの感想はそれだけだった。 《ザ・ベスト・オブ・ワンセットマッチ! 越前サービスプレイ!!》 審判ロボットのコールに従い、まずは越前のサービスプレイ。 どこからともなく出現したテニスボールを、ハードコート上にポン、ポンと突いてみる。 コート、ボール、ラケット。見たところこれらに細工はない。道具だけでいえば、普通のテニスだ。 (だけど……命がかかってるんだよね) 本当に、馬鹿げた話だと思う。 だが対戦者として相手コート上に立っている怪人――ブラックホールの言葉どおり、逆らえば死が待っているのは明白。 悔しいが、ここは素直にサーブを打つしかない。 《いけ――! 越前――っ!》 背後で、リョーマが在籍する青春学園テニス部のレギュラーメンバー、二年の先輩である桃城武……の立体映像が声援を送ってくる。 この偽りの仲間も、なんだか気持ち悪い。 そう思いながら、リョーマは『右手』にラケットを持ち、『左手』でボールを上にトス。 《あれ、おチビのやつ……》 《ほう。いきなりあれを出すか》 幻の菊丸英二と乾貞治、それ以外の青学メンバーも気づいたようだ。 リョーマが打とうとしているサーブの正体に。 「悪いけど、遠慮なしでいくよ」 上体を捻りながらの跳躍――そしてインパクト。 回転を纏い飛んでいく黄色いボールは、まずブラックホールの足元に着弾。 ブラックホールは跳ね上がったところを返そうと構えるが、 《ッ! 避けろブラックホール――ッ! あれはオレの『セントヘレンズ大噴火』よりも危険だ――ッ!》 ブラックホール後方の観客席に座る水棲超人、アトランティスがその打球の危険性を訴える。 しかし遅い。 リョーマの打った打球は既に跳ね上がっている――ブラックホールの顔面に向かって。 《出た! 右手のツイストサーブだ!》 青学副部長、大石秀一郎がそのサーブの正体を口にする。 ツイストサーブ――それは回転を加えることにより、ボールが急角度でバウンドするリョーマの得意技だ。 リョーマは本来左利きだが、相手が右利きの場合は右手でツイストサーブを打つ。 なぜならば、このサーブは左手で打つと左、右手で打つと右にバウンドする。 つまり相手が右利きの場合、相手の顔面に向かって跳ね上がるのだ。 顔面直撃――観客の誰もがそう思っただろうその一撃は、しかし予想外の結果を迎える。 ブラックホールの頭部に空いている大穴。ボールはそこを通り抜けたのである! 「カーッカカカ!」 しかもブラックホールはそれを予測していたのか、右手を背中に回してのバックハンドで、穴から出てきたボールを相手に打ち返した。 さすがのリョーマも『顔面に穴が開いていた』などという方法でツイストサーブを攻略されたのは初めてだ。 意表を突かれながらも、すぐに打ち返されたボールを拾いに行く。 《クッククク。さすがブラックホール。テニスの王子様のコミックスを1巻から42巻まで持っているだけのことはある!》 《オレも早く本屋へ行って買い揃えないとな!》 《甘いなお前ら。いまは新テニスの王子様(既刊9巻)だぜ!》 うるさい人たちだなあ。とリョーマはブラックホールの仲間たちを胡乱げに見た。 アトランティスにスプリングマン、そしてあの牛角はバッファローマンだったか……超人とは異人怪人の集まりのようである。 そんなことを思いつつ、リョーマは返球。 ブラックホールもこれを打ち返してくる。 リョーマはこれをクロスで打ち返そうとするが、 (――ッ! 重っ) インパクトの瞬間、手首に凄まじい重みを感じた。 まるで一流のパワープレイヤーと対戦したときのような感触。 だが返せないほどではない。予定通り相手の逆サイドを狙う。 「おっと――っ! そっちに打とうとしているのはお見通しだ――っ!」 だがブラックホールは予測していた。 地を蹴り、空中でくるりと一回転してから、リョーマのショットを豪快に弾き返す。 鋭い打球はベースラインギリギリの位置に着弾。 リョーマはこれを返すことができなかった。 《0-15(ラブフィフティーン)!》 審判ロボットが告げる。 ポイントを先取したのは、悪魔超人ブラックホール……! 《なんだぁー!? あの黒尽くめ野郎、オレやタカさん並のパワーだぜ!》 《全国でもあれだけのパワープレイヤーはなかなかいないよ!》 《それだけじゃない。あの英二ばりのアクロバット! 身体の柔軟性も抜群だ!》 《ヤロウ……ただの筋肉自慢ってわけじゃねーみてえだな》 桃城武、河村隆、大石秀一郎、海堂薫が次々に驚嘆の声を上げる。 《ケケケ~ッ。人間のガキ共が驚いているようだぜ~》 《別に驚くようなことじゃねえ。ブラックホールならできてあたりまえのことだ》 《なんせオレたち悪魔超人は人間とは鍛え方が違うからな》 《マキマキ~ッ。オレの占いでもBHの勝利は揺るぎないと出ておるわ~》 ステカセキング、バッファローマン、ザ・魔雲天、ミスター・カーメンは青学メンバーの驚きを悪魔的に嘲笑う。 「カカカッ。小僧、降参するならいまのうちだぞ?」 「……誰がっ」 ブラックホールも悪魔らしく相手を挑発してみせるが、リョーマはまだ負けを認めない。 ラケットは『右手』で持ったまま、新たにサーブを打ち込む。 「バカめ! もうそのサーブは見切ったわ――っ!」 ブラックホールは先程と同じく、背中にラケットを回して打ち返そうとするが、 「なっ!?」 リョーマの放ったサーブはブラックホールの顔面には向かわず、通常の軌道で跳ねていった。 《おお! ツイストサーブと見せかけた普通のサーブ!》 《越前のヤロウ、あの色黒をペテンにかけやがった!》 桃城と海堂の歓声。 『右手』で打つサーブはツイストサーブ――というイメージを逆手に取っての奇策だった。 「ねえ、サーブは見切ったんじゃなかったの?」 「グ、グム~ッ」 リョーマの挑発的な発言に、ブラックホールは悔しそうな唸り声を上げる。 そう、テニスとは単純な身体能力の高さで勝負が決するわけではない。 ブラックホールがいかに肉体を鍛え上げた悪魔超人であろうと、ことテニスにおいてはリョーマに一日の長がある。 《ゲーム越前! 1-0(ワンゲームストゥラブ)》 通常のサーブとツイストサーブで相手を翻弄し、ファーストゲームはリョーマが先取した。 《やっぱ強いよ、おチビのやつ! 一方的じゃん!》 《奴の身体能力は恐ろしいが、今回は越前の技能と経験が勝ったな》 《……いや、楽観はしないほうがいいよ》 《ああ。油断せずにいくべきだ》 菊丸は後輩の活躍に嬉々とした声を上げ、相手プレイヤーの分析に長けた乾もリョーマの勝利に太鼓判を押す。 しかし青学のトップ2、不二周助と手塚国光はブラックホールを侮らない。 (……なーんか、ヤな感じ) リョーマ自身、相手にはまだ『なにかがある』と確信していた。 たとえば、教会の中で見せたあの影分身。 全国の様々な強豪プレイヤーと試合をしてきたリョーマだが、あんな技は見たことがない。 いや、分身程度なら先輩の菊丸英二が見せたこともあるが、さすがに影に潜るテニスプレイヤーはいなかった。 「ねえ。さっきのアレ、もう一回見せてよ」 「カカカッ。あいにくとラケットが一本しかないのでな~っ。貴様は別の技で葬ってやろう」 「別の技、ね」 そうは言うものの、ブラックホールが技らしい技を使う気配はなく。 ゲームはリョーマ優勢のまま、刻々と終盤に近づいていった。 《ゲーム越前! 4-0(フォーゲームストゥラブ)》 そして、リョーマが四本目のゲームを取ったとき。 コート上に、ある異変が起こった。 《おいスプリングマン。さっきからなにか様子がおかしくねーか?》 《ケケケーッ。確かに見ていて妙な違和感を覚えるぜ~》 7人の悪魔超人軍の中で最初に気づいたのは、バッファローマンとスプリングマンだった。 二人が視線を送る先、コートの上ではブラックホールとリョーマによるラリーの応酬が続いている。 特に不思議なことはない。いたって普通のラリーである。そのはずなのに、二人は妙な違和感を覚えてならなかったのだ。 《手塚。あれは……》 《ああ》 不二の問いかけに、手塚が短く返す。 悪魔超人たちとは対極的に、青学メンバーはコート上で起こっていることの正体に気づいていた。 《ドヘ~ッ! どうしたというのだ同志B・H――ッ! さっさと決めてしまえ――っ!》 「同志魔雲天よ。そうしたいのは山々だが……どうやらこの小僧、さっきから奇妙な術を使っているようだ」 リョーマの打つボールをなんなく返すブラックホール。 そう、なんなく打ち返せる。それは間違いないのだが、いつまで経ってもポイントが取れない。 相手の死角をつこうと、右へ左へ奥へ手前へショットを打ち分けているというのに――どういうわけか、すべてのボールが中央に飛んでしまう。 そしてリョーマは先程からコートの中央に陣取り、大きく動くことをせず的確にブラックホールのショットを打ち返していた。 《ア……アアア~~~ッ!!》 突然、悪魔超人軍の客席で奇声が。 声の主はミスター・カーメンだ。 《マキマキ~ッ! あ、あれはまさか……青学の手塚国光にしか使えないという幻の技法『手塚ゾーン』ではないか――っ!?》 《なにぃ――っ!? 知ってるってのか、カーメン!》 《実物を見るのは初めてだが……奴はボールに回転をかけ、相手が打ち返しても自分のもとに戻ってくるよう誘導しているのだ》 《ケケカ――ッ! バカを言うなカーメン! そんなことが物理的に可能なものか!》 《それにあの小僧は手塚国光じゃねぇ! 手塚ゾーンが使えるわけなかろうが――っ!》 《テメェら、カーメンを非難するのはそれくらいにしておけ》 《ケケケ、そうだぜ。どういうトリックかは知らねぇが、現にあの小僧は手塚ゾーンを使っている》 カーメンの主張に「ありえない」と反応してみせるステカセキング、アトランティス、魔雲天。 一方、バッファローマンとスプリングマンは冷静に状況を観察していた。 ブラックホールの返球がことごとくリョーマの元に戻っていくこの現象……やはり手塚ゾーンでしか説明できない! そう分析するのだが、青学サイドでは―― 《いや……あれは手塚ゾーンじゃない。そうだな手塚?》 《そうだ。あれは、跡部との試合で見せたものにさらに磨きをかけたもの――》 大石、そして手塚ゾーン本来の使い手である手塚ほか全員が、その本物との些細な違いを見抜いていた。 手塚ゾーンは、手塚の膨大なテニス経験があって初めて完璧に繰り出すことができる技だ。 そう簡単に模倣できるものではない。しかし。 《越前が使っているゾーン……あの原点は俺ではない。俺たちも知っている、ある大物から学び取ったものだろう》 それこそが、リョーマの実父にして凄腕のテニスプレイヤーである越前南次郎。 彼との対戦から吸収したこのゾーンは、いわばサムライゾーン――サムライ南次郎と呼ばれた選手の模倣である。 リョーマは先ほどからずっと、このサムライゾーンを使い巧みにラリーを延長させていた。 ゾーン使用の目的は、本来なら相手への精神的揺さぶり、一方的な体力の消耗などが挙げられるが―― 「小僧……貴様、元来からのテニスプレイヤーだな? それもかなりの強豪プレイヤーと見た」 ラリーが100回ほど続いた段階で、ブラックホールがリョーマに問いかける。 リョーマは答えない。 問いと共に放たれるショットを、ゾーン継続のための回転を加えた打球で返すだけだ。 「そして、勝利を目前にしてのその技。目的は時間稼ぎか」 ブラックホールはまたこれを打ち返していく。 精神的揺さぶり、一方的な体力の消耗――どちらもブラックホールにはあまり効果があるように見えなかった。 もとより期待してはいない。 リョーマの目的は、ブラックホールが指摘したとおり時間稼ぎにあるのだから。 「フン。大方、テニスでオレを殺す決心がつかないといったところだろう」 このままリョーマがブラックホールを圧倒すれば――ブラックホールは死ぬ。 リョーマは、テニスで人を(悪魔超人だが)殺めたことになる。 「わかるぞ。テニスといえば紳士のスポーツとして世に知らている。それは20世紀でも変わりないさ。 そんなテニスが……言うなれば自分の矜持が、血で汚されようとしているのだ。憤らないはずがない」 第三者に強要される形での、それも間接的な殺人ではあるが……人殺しは人殺しだ。 そう思えばこそ、リョーマは安易に勝負を決めることができな―― 「だが甘いわ――っ!」 ブラックホールによる一喝。 同時に放たれた強烈なスマッシュが、リョーマの真横に叩きこまれた。 風圧で帽子が吹き飛ぶ。 「もはやこの地はゴングを鳴らされたリングの上も同然! いまさら迷いを見せるなど、悪魔を愚弄するのも大概にしろ――っ!」 テニスに勝てば、相手が死ぬ。 テニスに負ければ、自分が死ぬ。 テニスに勝つことを放棄するということは、自分が死ぬということ。 テニスに負けて死ぬ――リョーマにとって、これ以上に悔しい死に方はない。 だからといってテニスに勝って相手を殺してしまうのも――リョーマの望むところではない。 「それとも、21世紀の日本男子とは皆貴様のように女々しいものなのか!? これならオレと対戦したアイツのほうが……キン肉マンのほうが、まだ大和魂に満ち溢れてたぜ――っ!」 ブラックホールの言うことはわかる。 手加減をするな、本気でこい、敗北による死よりも情けによる生のほうが屈辱だ――そう言いたいのだろう。 まるで武人のような男である。 その黒く陰湿そうな外見に反して、中身は赤を連想させるほどに熱い。 「……大きなお世話だっての」 リョーマは帽子を拾って被り直す。 サムライゾーンはまだ完璧ではない。体力的にも精神力的にも、これ以上は続けられないだろう。 ならば、いよいよ決めるしかない。 ――テニスで人を殺す覚悟を。 《バーニィィィング!! オラオラもっとぶちかましていけェ――――ッ!!》 背後の河村隆がラケットを持ち性格を豹変させていた。なんという無駄な再現力だろうか。 しかし、もはやリョーマの耳には偽りの仲間の声など入らない。 無言のままサーブを打つ。 「カーカカカ! そうだ、それでいい!」 ブラックホールが打ち返す。 リョーマも打ち返す。ゾーンは使わない。 だがゾーンがなくとも、リョーマは早々に決められるショットなど打たない。 ブラックホールは打ち返しこそするものの、なかなか決定打を与えられず。 必然的に、しばらくラリーが続いた。 《……まずいね》 《ああ》 青学側では、不二と手塚がそんななんてことはないラリーを見て懸念を囁き合う。 その懸念の正体は、もう間もなく。 誰の目から見ても明らかな形で判明する。 《40-15(フォーティフィフティーン)!》 リョーマのマッチポイント。 現在のカウントは4-0。このポイントを取ればマッチゲームだ。 「どうした小僧? もうすぐこのブラックホールの首が飛ぶというのに、佇まいに覇気がないではないか~っ」 「…………」 リョーマは応えない。 手元でボールを突きながら、サーブの機会を窺っている。 目深に被った帽子のつばが、表情すら読ませなくしていた。 「未だ決心はつかず、か。だがこれだけは肝に銘じておけ。覚悟を持たぬ者には、決して勝利など訪れないということを」 ボールが高く舞う。 ラケットがボールを叩く。 王手となるサーブが放たれる。 ネットを越え、伸びる打球。 その打球に対し、ブラックホールは―― 「吸引ブラックホール――――ッ!」 クワッ! と顔面の穴を大きく広げ、凄まじい吸引力によって周囲の塵を飲み込んでしまう! いや、飲み込まれていくのは塵だけではない――ボールもだ! リョーマの放ったサーブは、驚くべきことにブラックホールの顔の穴に吸い込まれてしまったのである! 「……は?」 リョーマが唖然とする中、審判ロボットが告げる。 《40-30(フォーティサーティ)!》 ボールはブラックホールの顔の穴の中に消えた。 しかしポイントを取ったのはブラックホールだった。 「フッ。どうやら吸引ブラックホールにより吸い込まれたボールはこちらのポイントと判定されるようだな」 そう冷静に分析してみせる対戦相手。 まさか、ボールを吸い込んでしまうとは……っ! 予想以上の隠し球に、さすがのリョーマも驚きを禁じえない。 《きったねー! あんなのアリかよ!?》 《あのヤロウ、顔の穴は空洞じゃなかったのか!》 桃城と海堂が不平を唱えるが、審判ロボットもブラックホールも微動だにしない。 《ケケケ~ッ。あれこそがブラックホールの真の必殺技(フェイバリット)、吸引ブラックホールよ~っ》 《敵超人を吸い込み宇宙の藻屑にしてしまう悪魔超人……それこそが同志ブラックホールなのだ~っ》 《ブラックホールの穴の中は、強大な引力により光さえも飲み込んでしまう暗黒の穴。テニスボールなどひとたまりもない》 スプリングマン、魔雲天、バッファローマンが同志の妙技を誇らしげに解説する。 それを踏まえて、データ自慢の乾がさらなる分析を施した。 《光さえも吸収してしまうほどの吸引力……奴らの話がハッタリでないとしたら、越前があの技を破れる確率……0パーセント》 《なっ!? どうしてだよ乾センパイ!》 《奴の技を破るには、ブラックホールの吸引力に負けないほどのパワーが必要だ。そして、越前にそれだけのパワーはない》 《ブラックホールに負けないほどのパワーって……そんなの、俺のダンクスマッシュやタカさんの波動球でも無理だぜ》 あたりまえである。 故に、攻略不可能。 乾の弾き出した計算には、弱気知らずの桃城も沈黙するしかなかった。 「超人レスリングの技をテニスに用いたこと、悪く思うなよ。これが悪魔を相手にするということだ」 「ボール、なくなっちゃったんだけど」 「なに、すぐに新しいのが出てくるさ」 シュンッ、とサーブ権を持つリョーマの手に新しいボールが供給される。 審判側としても、いまの技は有効。ボールの残量も気にせずどんどん使えという合図らしい。 「幸いにも、この場における暴力行為は違法……不可視のバリアが張られているため、貴様の身を吸い込むことはないようだ。 バリアごときでこのオレの吸引ブラックホールが防がれるとは、些か屈辱だが……まあそこはよしとしよう。 おそらく、バリアの起点となっているのはそのネット上! つまり貴様のボールは、ネットを超えた時点で吸い込むことが――」 ブラックホールの言葉を待たず、リョーマが次のサーブを放った。 「バカめ、同じことよ! 吸引ブラックホール――――ッ!」 シュゴォオオオという音が鳴るほどの凄まじい吸引パワー。 放たれたサーブはワンバウンドすら許されず、そのままブラックホールの顔面に直行していく。 穴を潜り、行き着く先は四次元空間だ。意思なきボールは、二度と戻って来ることはできない。 《40-40(フォーティオール)!》 「カーカカカ――ッ! どうだ! 優れた悪魔超人とはここぞという場面まで切り札を温存させておくものよ――っ!」 「ふーん」 「……フン。本当ならば勝ちを確信した対戦相手の顔が絶望に歪むところを見たかったのだが……かわいげのない小僧だぜ」 続くサービスゲーム。リョーマはボールをトスしながら、吸引ブラックホールへの攻略法を考える。 しかし、そんなものはあるはずがなかった。 なぜならば、ブラックホールの技は『ボールがネットを越えた段階で』吸引が始まる。 テニスは、ネットを越えて相手コート上にボールを落とさなければポイントにはならない。 つまり、乾貞治が割り出した確率と同じように。 越前リョーマが悪魔超人ブラックホールに勝利できる可能性は――0パーセント。 死を呼ぶ闇が、ブラックホールの穴の中に見えた。 ◇ ◇ ◇ 《ゲームブラックホール! 5-4(ファイブゲームストゥフォー)!》 ブラックホールはもはや自分の勝利を確信していた。 ゲームはあのまま吸引ブラックホールの連発で巻き返し、ブラックホール:5-4:越前リョーマ。 そしてリョーマにはまだ、吸引ブラックホールを破る策が思い浮かばないようだ。 (オレの吸引ブラックホールを破る術など万に一つもありはしない。いや、小僧の場合はそれ以前の問題か……) リョーマのプレースタイルには、試合開始直後のような覇気が微塵も感じられない。 勝敗などもうどうでもいい。どうせ勝っても負けてもどっちかが死ぬんだし。そんなテニスで勝ったって。 彼の緩慢な動作は、優秀なテニスプレイヤーであるからこその苦悩――若さ故の過ちから来ているに違いない。 「……楽しくないんだよね」 しまいには、そんなぼやきまで聞こえてくる始末。 (愚か者め! 楽しいかどうかなどという問題ではない! これは命をかけた真剣勝負なんだぞ!) 悪魔超人の戦いは、いつだって命がけだ。 それは超人レスリングであろうとテニスであろうと変わらない。 相手が子供で、既にやる気を失っていようとも、ブラックホールはまったく手を緩めなかった。 《40-0(フォーティラブ)!》 ブラックホールのサービスゲーム。そしてマッチポイント。 次のポイントを取ればゲームは6-4でブラックホールの勝利となり、リョーマの そこからは2ゲーム連取しないと勝利できないが、既に4ゲーム連取しているブラックホールの気にするところではない。 「どうやらここまでのようだな。このゲームをオレが取れば、勝負は貴様の負けだ。それがどういうことか、忘れてはおるまいな~っ?」 やはりリョーマは応えない。 もはや言葉を交わすだけの気力も残っていないということか。 (む……?) サーブを打つべく構えたブラックホールは、おかしな光景を目の当たりにする。 対戦相手であるリョーマの身体が、なにやら淡く光っているのだ。 電球や蛍光灯のそれではない、なんとも自然的で神秘的な輝きである。 (目の錯覚か……? 超人ならまだしも、ただの人間の身体が光るわけなどない) 気にせず、ブラックホールはボールを真上にトス。 その強靭な肉体から繰り出されるパワー抜群のサーブが、リョーマへと襲いかかった。 「You still have lots more to work on……」 不意に。 リョーマの口から、聞きなれぬ米国圏の言葉が聞こえてきた。 訝るブラックホールに対し、リョーマが大きく腕を振り抜く。 インパクト。 運命の一球は――コートの外側へ飛び、審判台のほうへ向かっていった。 「なんだそのデタラメな打球は!? そんなもの、吸引ブラックホールを使うまでも――」 アウトは確実。そう判断し、吸引ブラックホールの発動を中止。 だが次の瞬間、驚くべきことが起こった。 外側に飛んでいったボールが――審判台の脚を潜り、弧を描いてブラックホールのコートに戻ってきたのである。 《40-15(フォーティフィフティーン)!》 馬鹿な――というつぶやきすら出てこないほどの衝撃。 吸引ブラックホールは、相手のボールがネットを越えたその瞬間に吸い込むことが可能である。 だがいまのショットはネットを越えるどころか、ネットの外側を回り込んでコートの内側まで到達したのだ。 《越前のヤロー! いつの間に俺のブーメランスネイクを!》 《あれは『無我の境地』! そうだ、越前にはこれがあった!》 海堂と大石が感嘆の声を上げる。 いまのはポール回しと呼ばれる海堂の得意技だ。 リョーマはテニスプレイヤーとしての本来の技量に加え、 ある特殊な能力を発動させることで過去に見た多くのライバルたちの技を繰り出すことができる。 それこそが『無我の境地』――己の限界を超えた者のみが辿り着くことができる領域である。 無我の境地に至ったリョーマは過去の記憶から吸引ブラックホールを攻略するに相応しい技、 プレイスタイルを瞬時に導き出し、無意識のまま打球に反応してみせたのだ。 《マキャ~ッ。まさかあのようなショットがあったとは~っ》 《うろたえるんじゃねぇカーメン。あんなもの、コートに戻ってくるとわかっていれば問題ない》 《ケケケ、アトランティスの言うとおりだぜ。BH! コートに戻ってきたと同時に吸引ブラックホールで吸い込んじまいな!》 ステカセキングのアドバイスはもっともだ。 ブラックホールは気を取り直し、次のサーブを打つ。 リョーマが打ち返してくる――が、今度はフォームが違った。 ボールもコートの外側ではなく、通常の軌道でネットを通りすぎようとしている。 「やはり万策尽きたか! 吸引――」 それならば、吸引ブラックホールで宇宙の彼方に引きずり込むまで。 しかしブラックホールが顔の穴を広げたその瞬間、 「――なっ、ボールが消えた!?」 と口にした直後、ダン! ブラックホールの足元でボールが跳ね、ポイントが奪われたことを明確に告げた。 《40-30(フォーティサーティ)!》 またポイント差が縮まる。 《四天宝寺中、千歳千里の神隠しか》 手塚が挙げた名は、神隠し本来の使い手だ。 強烈な縦回転によりボールが急激にポップし、視界から消えたかのように見える打球である。 これにより、ブラックホールは吸い込むべきボールを見失ってしまった。 《モォマキ~ッ! まさかブラックホールが消すよりも先にボールを消してしまうとは、あやつ妖術の使い手か~っ!?》 《焦るなブラックホール――ッ! いまの打球、実際にボールが消えたわけじゃねぇ――っ!》 《そうだーっ! 見えなくても構わず吸引ブラックホールで吸い込め――っ! そうすればおまえの勝ちだ――っ!》 バッファローマン、スプリングマンからの助言に、ブラックホールはハッとする。 (そうだ……ルール上、ポイントに得るためには必ずを打球をこちらのコートに入れなければならない。 打球はこちらのコートに必ず来る……そう考えれば、なにも難しいことはない。容赦なく吸引ブラックホールだ!) 心を落ち着かせ、ブラックホールが次なるサーブを打つ。 これに対するリョーマの返球は――なんと、自ら接近していっての強引なボレーショット。 悪魔超人のパワーサーブにボレーとはなんと豪胆な。そう思いながらも吸引の準備を始めたブラックホールの動きが、止まる。 「な……に……?」 転がっていたのだ。 リョーマの打球が――ネットの上を。 バリアの境界線上であるネットの上を、ボールが転がっている。 《あれは立海大附属中……丸井ブン太の妙技・綱渡り……》 瞬時にその技を見極めた青学・大石も、驚きで声が上手く出ていない。 ネット上を転がったボールは、しばらくしてからブラックホール側のコートにぽとんと落ちた。 その一瞬、あまりの妙技に吸引ブラックホールを発動させることも忘れてしまった。 《デュース!》 「小僧……貴様、どこまで隠し必殺技(フェイバリット)を持っているというのだ!?」 リョーマは、無言。 帽子は目深に被ったまま、悪魔には表情を読ませまいとしている。 ただ身体から謎のオーラを放ち、緩やかにラケットを構えるだけだ。 「答えんか小僧――っ!」 怒りを込めたサーブ。 リョーマは向かってくる打球に、鋭くラケットを―― (なっ、スイングが見え) ――振り抜き、そして音を置き去りにした。 シュン、ドゴォ! 認知したその瞬間、ボールは既にブラックホールの背後で跳ねており…… 《アドバンテージレシーバー!》 このポイントをリョーマが制したことを告げた。 《風林火陰山雷――疾きこと『風』の如く、か。あれが一番の攻略法かもね》 《奴の吸引ブラックホールは、ボールが自分のコートに入ってきたそのタイミングで発動させている》 《そうか、つまりいつ打ったかわからなければ……さっきの神隠しみたいに一瞬でもボールを見失ってしまえば!》 《なーんだ。んじゃ、速い打球でガンガン押していけば、向こうは対応しきれないってわけか》 《いや……あれが為せるのは、スイングスピードさえも高速である真田の技だけだろう》 不二、乾、河村、菊丸、手塚の五人が『見えないスイングによる見えないショット』を分析する。 ブラックホールが相手の返球を見てから吸引ブラックホールを発動しても遅い。 発動させようとしたその瞬間にはもう、相手のショットはこちらに叩きこまれているのだ。 立て続けに放たれた、多種多様なる四次元テニス攻略法。 この怒涛の反撃に、7人の悪魔超人は皆沈黙し―― 「ねえ」 代わりに、あどけない少年の声が一つ。 「優れた悪魔超人はここぞという場面まで切り札を温存させておく、だっけ?」 輝かしいオーラを纏う、越前リョーマの声だ。 「ホントなら、勝ちを確信した相手の顔が絶望に歪むところを見たかったんだけど……アンタ顔ないし」 ――挑発ではない。愚弄でもない。『小馬鹿にする』という表現が一番しっくりくる発言。 ブラックホールはラケットのグリップを握り潰さん勢いで力を溜める。 リョーマの言うとおり表情はないが、コート内に蔓延する殺気から心中の怒りを察することは容易だった。 「悪魔を怒らせたな、小僧……っ! その軽口、持ったことをすぐに後悔させてやるわ――っ!」 ブラックホールの怒声にも、リョーマは臆さず怯まず。 ただ放たれるサーブに対し、悠然と待ち構えるのみ。 勝負は一気に劣勢。このポイントを落とせばブラックホールの敗北が決まってしまう。 負けられない! 負けてなるものか! 執念と誇りと意地で放つ、ブラックホール渾身のサーブ! この一撃に、リョーマは―― 《ケケケケ~ッ! これを聴け~っ! チャイコフスキーの美しくも哀しい調べ“白鳥の湖”だ――っ!》 援護のつもりか、ブラックホールの後方でカセット超人のステカセキングが大音量の音楽を垂れ流す。 彼の脚部、レッグパワーヘッドフォンが漏れてくる音はやかましいことこのうえなかったが、リョーマの集中力は乱れない。 リョーマがサーブを打ち返す! 《おお! ステカセの援護が効いたぞブラックホール! 今度こそ普通の打球だ~っ!》 ブラックホールもまたカーメンと同じように見ていた。 なればこそ、必殺技(フェイバリット)の好機! 「吸引ブラックホール――ッ!」 顔面の穴が開き、リョーマの打球を飲み込もうとする。 が、打球はなぜかブラックホールの引力に従わず、本来の軌道を保ったまま直進。 「なんだと!? ええい、ならば直接打ち返すのみだ――っ!」 慌てたブラックホールは、必殺技(フェイバリット)の発動を中断した。 そして返球。 リョーマもまた『その場を動くことなく』返球してみせる。 再びコート上に迫るそのボールは、やはりなんの変哲もないショットに見える。 これならば――と吸引を試みるが、なぜか吸い込めない。 寸でのところで必殺技(フェイバリット)から切り替え、打ち返す。 「なぜだ! なぜ吸引できぬ――っ!?」 「悪いけど、透けて見えるんだよね」 ブラックホールにはリョーマが仕掛けている術の正体がわからない。 しかし彼と戦いを共にしてきた青学メンバーは逸早く正体を察したようだ。 《そうか……! あれは跡部の『眼力(インサイト)』!》 《相手の弱点を見抜く眼力で、ブラックホールが吸い込めないコート上の死角を見極めているわけだね》 《そしてそこに正確にボールを叩きこめば、吸引ブラックホールは封じたも同然。さすが越前だ!》 乾、不二、大石の発言に対し、ブラックホールは打球を打ち返しながら反論する。 「オレの吸引ブラックホールに吸い込めない死角があるだと――っ!? そんなもの存在しないわ――っ!」 とはいえ、さっきから吸引ブラックホールが発動していないのは事実。 決め手を封殺をされたまま、半ば強制的にラリーを続けさせれている。 (ん……? 半ば強制的にラリーを……だと!?) そして、ブラックホールはさっきからリョーマがほとんど動いていないことにも気づいた。 「カカカ~ッ。小僧、貴様……この期に及んで手塚ゾーンか――っ!? まだ時間稼ぎをするというのか腰抜けが――っ!」 『眼力(インサイト)』と『サムライゾーン』の併用。これだけでも驚くべきところだが。 問題はその技の選択。越前リョーマは、この土壇場にいたっても勝利を手にすることを迷っているのだ。 その証拠として、ブラックホールの罵声を浴びたリョーマの打球は――ぱさっ、とネットに包まれてしまった。 《デュース!》 再びのデュース。 しかしリョーマに落胆したり悔しがったりする素振りはない。 「ええい、愚かな! その場しのぎのデュース狙いなど、無意味なことはやめないか――っ!」 逆に歯噛みするのはブラックホールである。 吸引ブラックホールを封じられた以上、もはやリョーマの勝利は揺るぎないのだから。 ここで手を抜かれるということは、侮辱を受けていることにほかならない。 《――そうだぜ越前。それはいけねーなあ。いけねーよ》 意外にも、ブラックホールの論に同調してみせたのは相手側の応援席……青学メンバーの桃城武だった。 《だってもう少しで勝てるんだぜ? ここで勝負を降りるなんて許されるわきゃねーよなあ?》 《あとちょっとで色黒の首が落ちるんだ。とっとと決めちまいやがれ》 《グレイトォ! 俺は真っ赤な血が見たいぜバーニィィィング!》 《フフッ。でも悪魔の血っていうのは赤いのかな? 興味あるね》 《越前が勝利し、ブラックホールが死亡する確率……100パーセント》 《ゴーゴーおチビー! こっろせ! こっろせ! ぶっころせー!》 《情けをかけるな越前! それが相手のためでもある!》 《やれ、越前》 突然騒ぎ出す青学陣に、ブラックホールは困惑する。 なんなんだ、こやつらは……人間の小僧共にしては過激すぎる発言だ。 それも、先ほどまでの爽やかスポーツマンなイメージを覆すほどの狂気を感じてならない。 まるで悪魔超人か残虐超人のような―― 《ケッ。ブラックホールのウスノロめ。俺の地獄のシンフォニーによる支援を無駄にしやがって》 《ドヘア~ッ。まあそう言うなステカセ。所詮ブラックホールなどその程度の超人だったってこった》 《テニスごときで遅れを取るとはな~っ。オレなら競技が水泳のメドレーリレーだったとしても勝てたぜ~っ》 《おいおいアトランティス、そりゃおまえの得意分野だろうが! オレだって闘牛になら自信があるぜ――っ!》 《なに言ってんだバッファローマン。おまえのハリケーンミキサーじゃ闘牛士(マタドール)なんざ瞬殺じゃねぇか!》 《マキマキマキ~ッ! オレの占いでもBHの敗北は揺るぎないと出ておるわ~っ!》 疑いたいことに、同志であるはずの悪魔超人たちからブラックホールを見放すような発言が飛んできた。 いや、人間の子供にテニスで敗北し命を落とそうとしているのだ。ある意味では当然の反応である。 しかし妙な違和感が拭えないのはなぜか。ブラックホールは背中に悪寒のようなものを覚えた。 やがて。 青学メンバー、7人の悪魔超人、そして周囲の観客たちが、口々に呪言を唱え出す。 《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》 《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》 《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》 《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》 《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》 《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》 《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》 《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》 《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》 《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》《コロセ!》《殺せ!》 ――テニスコートを埋め尽くさんほどの《殺せ!》コール。 手塚国光が、バッファローマンが、桃城武が、スプリングマンが、大石秀一郎が、アトランティスが、海堂薫が、 ミスター・カーメンが、菊丸英二が、ザ・魔雲天が、不二周助が、ステカセキングが、河村隆が、《殺せ!》とエールを送り続ける。 「フッ、なるほど……これが『イリュージョン・ギャラリー・デスマッチ』の真の姿ということか」 テニスで勝利すれば相手が死亡してしまう。 そんな状況下で、この精神的な追い込み。 並のメンタルでは耐えられまい。 逆に、だからこそブラックホールへの助力となる可能性がある。 これでリョーマの心が折れるようなら、それまで。 悪魔超人として無慈悲な鉄槌を下すのみだ。 「さあ、これが最期の一球となるかどうかは……貴様次第だっ! 越前リョーマ――――ッ!!」 上腕二頭筋に超人パワーを伝導、通常の三倍の高さのトスに、通常の三倍の高さのジャンプ。 悪魔超人のパワーを全開にしての、超空中テニス――ブラックホール四次元サーブが放たれた。 リョーマは。 知人たちの《殺せ!》という声にも逃げ出さない。 左手でラケットを持ち、腰を落とし、緩やかにサーブが届くのを待つ。 そして。 「――――!」 音として残らないほどの気合を込めた一声。 放たれたのは全身の捻りを加えた超パワーショット。 弾丸のような打球はまっすぐに伸びていく。 ネットのほぼ真横、コートの外側へと。 (自害を選んだか、越前リョーマ……) その瞬間、ブラックホールはリョーマの胸中をすべて察した。 ぐんぐんと外へ伸びていく打球が、スローモーションのように映る。 あのショットは先のブーメランスネイクのように舞い戻ってきたりはしないだろう。 軌道は狂いようのないストレート。 待ち受ける運命はアウトのみ。 ――しかし、そんなブラックホールの予測は思わぬ形でハズれることとなる。 ガンッ! という強烈な響き。 ボールが鉄製のなにかを打ち砕く音だった。 耳で認識してから、視線でも捉える。 リョーマの放った打球が、審判台のロボットに直撃していた。 顔面部分を破損し、火花を散らせる審判ロボット。 ガ……ガガガ……と壊れた機械音を発した後、そのまま審判台から落下する。 その際の衝撃で首がもげた。胴体も大破。腕や脚は見事に折れ、バラバラに散っていった。 「あーあ。壊れちゃった」 さも残念そうな声を出す少年がいた。 審判ロボットにボールをぶつけた張本人、越前リョーマだ。 「ま、仕方ないよね。たまたまボールが当たっちゃったんだし」 「たまたま、だと……!?」 審判ロボットが破壊されたことにより、周囲を取り囲んでいた幻の観客席と観客が消え失せる。 幻の悪魔超人軍も、幻の青学メンバーも、すべてが等しく消え失せる。 唯一、二人のラケットとボールだけがここに残った。 「そ、そうか! この場における暴力行為は違法……しかし、それが意図した暴力でないとすれば! 達人同志のテニスともなれば、プレイが白熱するあまり対戦相手や第三者に被害が及ぶことも……あるというわけか――っ!」 そう。 今回リョーマの放ったショットが審判ロボットを破壊してしまったのは、プレイ中の不幸な事故にすぎない。 中学生のテニスでも、選手がフェンスに磔にされたり、客席に吹き飛ばれたり、血だるまになったりミイラになったりするのだ。 だというのに、悪魔超人と行われるテニスで審判が木っ端微塵に粉砕されないなどという保証があるだろうか? あるはずがない! (い、いや。口ではたまたまなどと言っているが、この少年……おそらく狙っていた。 いつから狙っていたのかはわからんが、テニスで人が死ぬという事態を回避するため、唯一の抜け道であるこの策を……っ!) 死を背景に置いた極限状態のテニスなのに。 そんな策を練りながらあれだけのプレイをしていたのか。 あとワンポイントというところまで追い詰められていたのに。 それだけ『テニス』というものに対する思い入れが強いのか。 思い入れがあるからこその力なのか。 勝ったとて悪魔が一人死ぬだけだというのに。 悪魔の命を重んじたのか、いやそれは違う。 やはりただ単純に――テニスによる死を回避したかったのか。 (越前リョーマ……なんという) 人の心を知らぬ悪魔では、寡黙な少年の心は読み切れない。 とにもかくにも、テニス・デスマッチは終わりを告げた。 結局、勝敗はどうなったか。 ゲームカウントは5-4のブラックホール優勢。 そしてポイントは40-40のデュースだったが、最後の打球はどういう扱いになるのか。 いずれにしても、勝敗など気にするだけ無駄というものだろう。 もうテニス・デスマッチは終わったのだから。 「ねえ」 呆然と立ち尽くすブラックホールに、リョーマが声を放る。 声を共に、あるモノも放った。 咄嗟、左手で受け止めたそれは……黄色いテニスボールだった。 「ボール、たぶんもう新しいのは出てこないから。大事に使ってよね」 最後に残ったボールを拾ったのだろう。 リョーマは、ボールが転がっていたコート外より話しかけている。 そして一言注意を加えると、自陣のコートに戻っていくのだ。 言葉を返せないでいるブラックホール。 言葉を返せないまま、見た。 帽子のつばをわずかに上げ、少しだけ覗いたリョーマの瞳に。 未だ闘志の火が灯っているのを。 「さ、今度はもっと楽しいテニスやろうよ」 ここからが本当の勝負だ―― ブラックホールは、リョーマの言葉をそう解釈した。 「……望むところだ!」 ならば一人の悪魔超人として、いや一人のテニスプレイヤーとして、その闘志に応えるのみ。 ブラックホールは放つ。渾身のサーブを。リョーマは返す。渾身のショットを。 そうして、二人の試合はもう少しだけ続いた……―― ◇ ◇ ◇ 結局――ゲームカウントは《7-5(セブンゲームストゥファイブ)》。 審判のいなくなった試合は、カウントを告げる者もおらず。 最後のボールがコートに突き刺さったその瞬間、ゲームは物静かに終わりを迎えた。 日が高い。 そろそろ昼か。 思えばなにをしていたのか。 殺し合いなんてものに巻き込まれて、テニスだなんて――いや。 「いい勝負だった」 試合終了後、悪魔超人ブラックホールは対戦者である人間の少年・越前リョーマにそれだけを告げた。 悪魔は命の凌ぎ合いをした相手と握手など交わさない。 だから放るのはその言葉のみだ。 あとはただ立ち去るのみ。 「どこ行くの」 「仲間を探すさ」 心地よい汗と疲労感を感じながら、ブラックホールはコートを抜け歩み出す。 背後には、同様の汗と疲労感を感じているはずのリョーマが、しかし余裕たっぷりの表情でラケットを肩に置いている。 あれこそまさに、勝者の貫禄というものだろう。 ――ブラックホールは越前リョーマに敗北を喫した。 語るべき事実はそれだけだ。 敗者が勝者を飼いならす道理や資格はない。 「さっきの話なんだけどさ。俺も一枚噛ませてくれない?」 去りゆくブラックホールの足を止めたのは、少年の思わぬ一言だった。 「なんだっけ。鳩山って人をぶっ飛ばすって話。おもしろいよね」 「……笑わせるなよ小僧。超人でもない貴様がなんの役に立つ」 「ふーん。俺、その超人に勝ったことがあるけど」 生意気なっ。 ブラックホールは思った。 しかし悪魔を前にしてこうも傲岸不遜に立ち振る舞えるとは――なんという度胸か。 そしてその内面に見え隠れするのは、主催者・鳩山ユキヲに対する静かなる怒りか。 「気に入らないんだね。テニスを人殺しに使うなんてさ」 小悪魔的に笑む少年を見て、ブラックホールは顔のない顔でフッと笑った。 「フッ……好きにしろ」 ブラックホールは歩み出す。 越前リョーマも歩み出す。 二人に共通しているものは、鳩山への怒り。 そして、テニスで培うことができた不可視の絆――友情パワー。 「ついてくるのは構わんが、ひとつ訊きたい」 「なに」 「最後に審判を破壊したあの技……あれはなんという名だ?」 「…………」 「あの尋常ならざる破壊力、キン肉マンのキン肉バスターを彷彿とさせるものがあった。あれは――」 「……名前なんてどうでもいいじゃん」 質問するブラックホールを追い越し、リョーマは先に進んだ。 ブラックホールもすぐに追いかける。 質問の答えは聞き出せぬまま、二人は教会を旅立つ。 【F-1/教会周辺/一日目-昼】 【越前リョーマ@新テニスの王子様】 [参戦時期]:アメリカ武者修行から帰国してくる道中 [状態]:心地よい疲労感 [装備]:テニスラケット、テニスボール、スマートフォン型参加者探知機@現実 [道具]:基本支給品*1 [スタンス]:対主催 [思考] 基本:鳩山をぶっ飛ばす。 1:ブラックホールについていく。 【ブラックホール@キン肉マン】 [参戦時期]:コミックス37巻以降 [状態]:心地よい疲労感 [装備]:テニスラケット [道具]:基本支給品*1、不明支給品(1~3) [スタンス]:対主催。しかし邪魔者は殺す。 [思考] 基本:鳩山を殺す。 1:悪魔超人との合流を第一に目指す。 2:無意味な戦いはしないが、邪魔者は殺す。 3:正義超人がいるならば悪魔超人として打倒する。 ※審判ロボットを破壊したパワーショットの正体は波動球の使い手である四天宝寺中石田銀をして 「あれはワシの百八式より危険だぁーー!!」と言わしめた『超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐』です。 牌コミュニケーション 投下順 アニマルチェンジ! Boy meets Devil 越前リョーマ Boy meets Devil ブラックホール
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汎用 変幻自在の操鞭術私の間合いは見切れないわ 汎用 私とウッドドゥには死角は無いわ 汎用 貴方達はデッドラインが越えられなかったようね クーラ さてと、色々話しをしましょうかそこにいる人たちも一緒にね… ハイデルン 申し訳ありません、教官もう少しだけ…時間をください クリザリッド 私が子守唄を歌ってあげるわ永遠におやすみなさい… ネームレス 彼等は同じ悲劇を何度繰り返せば気がすむのかしら… 武器持ち※1 極めれば鞭の自在さに追いつけるものはないわ ※1 フォクシー/チャン・コーハン/チョイ・ボンゲ/ビリー・カーン 戻る
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+目次 THE KING OF FIGHTERS '94ハイデルン ラルフ クラーク ヘビィ・D! ラッキー ブライアン ルガール THE KING OF FIGHTERS '95柴舟 オメガルガール【ボス】 THE KING OF FIGHTERS '96神楽ちづる ゲーニッツ【ボス】 ゲーニッツ THE KING OF FIGHTERS '97社乾いた大地の社 シェルミー荒れ狂う稲光のシェルミー クリス炎のさだめのクリス ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ オロチ【ボス】 THE KING OF FIGHTERS '99クリザリッド THE KING OF FIGHTERS 2000クーラ ゼロ(KOF) THE KING OF FIGHTERS 2001ゼロ(オリジナル)【ボス】 イグニス【ボス】 THE KING OF FIGHTERS 2002KUSANAGI THE KING OF FIGHTERS 2003神楽マキ【ボス】 THE KING OF FIGHTERS 2002 UNLIMITED MATCHネームレス THE KING OF FIGHTERS 94 ハイデルン THE KING OF FIGHTERSシリーズからハイデルンが参戦。 「怒 -IKARI-」に登場したラルフ・クラークの上官という設定のキャラクターであり、KOFシリーズにて初めて登場した。KOFシリーズに登場するレオナ・ハイデルンの養父でもあり、使用技が一部重複している。カラーチェンジでKOF98(夜戦仕様ダークブルーカラー)のコスチュームに変更可能。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 可能 不可能 不可能 不可能 不可能 長身でリーチの長い攻撃を使えるが、移動速度やジャンプ力にも優れており空中戦も得意。 ただしキャラの重さが軽く、連続技や無敵技に乏しいため劣勢時やここぞという時の決定打に欠ける。序盤から主導権を握っていくことが重要。 上A:シュターナルナゲール 上から弧を描くように足を振り下ろす蹴り技。二段ヒットする。 ダッシュ中A:サザンクロス 軽く跳ねながら手刀を放つ。原作での空中ふっとばし技で、攻撃の瞬間は下段無敵。 つかみ攻撃:ストームブリンガー 掴んだ相手に手刀を突き刺しエネルギーを吸い取る。自分のダメージを回復できるが5連打で1~2%と回復量は微々たるもの。 前or後投げ:スタンピング/バックスタンピング 前はその場で、後は相手の背後に素早く回ってから手刀で突き飛ばす。 上投げ:キリングブリンガー 掴んだ相手を投げ上げ下からの手刀で突きエネルギーを吸い取る。原作ではカウンター技だったがスマブラでは投げ技に。こちらもダメージを回復(2~3%)できるが、上空には殆どふっとばせない。 下投げ:リードベルチャー 倒した相手に手刀を振り下ろす 横スマッシュ:ぶっとばし 95以前の地上ふっとばし攻撃(原作における正式名称であり「ふっとばし」ではない)。横方向への蹴りを放つ。リーチが長く使いやすい。 上スマッシュ:エクスカリバー 振り上げるような手刀。ホールドすると斜め上に指を突き出す攻撃(98以降の地上ふっとばし攻撃)になり、判定弱体化の代わりに発生が早くなる。 下スマッシュ:エストックスティング 下段に蹴りを放つ。これもリーチは長いが、前方しか攻撃できない。 B:クロスカッター 「Kill!」 腕を交差させて真空の刃を撃ち出す飛び道具。発生が遅いため通常技から連続技とならない。弾速がゆっくりで硬直が短いため、放った刃を追いかけて盾のようにして攻め込む戦法が可能。 横B:ストームブリンガー 横方向に手刀を突き出し、ヒットすると相手からエネルギーを吸収する打撃投げ。ヒットすると自身のダメージを微量ながら回復でき、ヒット後連打すると攻撃時間と回復ダメージ量がアップする。始動が打撃のためシールドで防がれてしまうが、発生そのものは遅くない(強攻撃並)ので弱攻撃などから連続技になる。 上B:ネックローリング ハイジャンプで斜め上空に飛び上がり、相手を掴むと相手の体を軸として周囲を横回転しながら切り裂く打撃投げ。ファルコンダイブと異なりシールドでの防御が可能だが、相手に防御されると反転して跳ね上がるので反撃は受けない。ジャンプ中無敵が無く、攻撃判定も狭いため相手の対空技やカウンターなどであっさり迎撃されやすい。無闇な乱発は控えよう。 下B:ムーンスラッシャー 手刀で自分の周りを真円形に斬り裂く。上空や前後の相手を一度に攻撃できる。レオナの使う同名技と比べると発生がやや遅く無敵時間も少ないが、所定の位置で当てる(ハイデルンの斜め前方45°)、相手の攻撃に相殺で当てることでダメージが跳ね上がるという性質を持つ。 またこの技を空振りした直後につかみ攻撃・上投げ・横Bを成立させると与えるダメージと回復ダメージ量が増加する特殊効果があるが、他の技(弱攻撃含む)を挟んでしまうとこの効果は消失する。 最後の切りふだ ファイナルブリンガー 「Go to Hell!」 超高速で上空に飛び上がると、近くに居る相手一人の位置をサーチして降下。相手を掴むとストームブリンガー同様手刀で貫きつつエネルギーを大量に吸い取る。 近くにいる相手の位置をサーチして飛びかかる性能が付与されているため近距離で発動されると回避も防御も難しいが、威力は切りふだとしては控えめ。 成功すると自身のダメージを約50%ほど回復できるため、相手へのトドメ用というよりは追い詰められた時の回復用に用いるべき切りふだと言える。 最後の切りふだ2:カリバーン(ハイデルンエンド) 「The End!」 自身のダメージが150%以上で使用可能。その場で上スマッシュのモーションで手刀を振り上げると前方に連なる衝撃波を高速で飛ばす。 衝撃波は長距離まで飛び連続ヒットするので、ステージ形状やヒット位置によっては押し出しも可能。 また至近距離でヒットすると切り裂いた相手を打ち上げた後、突きから爆発させる「ハイデルンエンド」で追撃する。密着ヒット時はほぼ撃墜確定のため、相手を十分に引きつけてから放ちたい。 登場演出 闇の中から目を光らせながら静かに現れ、手刀を上下に二度振って構える。 (敵にルガールがいる場合)前方を指差す「所詮貴様は流れ星!墜ちるさだめにあったのだ…」 キャラ選択時のボイス 「次はお前だ!」 アピール 上アピール 横に手刀を払い、返り血を散らす 横アピール 指を動かし挑発するフィンガーサイン 下アピール 取り出した指示棒で手を軽く叩いた後、前方を指す 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 画面手前を指差す「任務続行せよ!」or「次はお前だ!」 勝利ポーズ2 軍帽を脱ぐと、目を光らせて前方を睨む 勝利ポーズ3 上空から降ってきたトレンチコートを纏う「…任務完了!」 特殊勝利台詞 (敵にラルフ、クラークがいた場合):「基礎から教えたのはこの私だ!お前の攻撃が読めぬわけがない!」 (敵にレオナ(KOF)、ウィップがいた場合):「次の対戦までに鍛え直しておけ。これ以上私を落胆させるな」 (敵にルガールがいた場合):「何度でも蘇るがいい。その度に私は貴様を葬るだけだ」 (敵にゼロ(KOF)がいた場合):「なるほど…変装だけが取り柄というわけではないようだな」 ラルフ THE KING OF FIGHTERSシリーズからラルフが参戦。フルネームはラルフ・ジョーンズ。古くは「怒 -IKARI-」というアクションシューティングゲームに登場するキャラだが、昨今ではもっぱらKOFのキャラとして認知されている。 カラーチェンジによりKOF94~98・KOF99~XI・KOFXII~XIII・KOFXIV・アーマーラルフ・「怒」コスチュームに変更可能。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 地上戦における通常技の攻撃力の高さが最大の特徴。必殺技・スマッシュ攻撃も高威力だが全般的に大振りの技が多く、回避能力・カウンター技の性能が高い相手には不利になりやすい。 キャラの重さもあるため、連続技よりも単発による一発逆転を狙う戦法が向いている。初心者にも使いやすいキャラクターである。 また、アーマーラルフ状態でも使用技は一切変化せず、普通にシールドも張れる。 ダッシュ中A:ラルフタックル 前傾姿勢のままタックルを放つ。ヒット時ダウンを奪えるがシールドガードされると反撃は必至。 つかみ攻撃:ダイナマイトヘッドバット 頭突き。連打しても原作同様一撃しかヒットさせる事ができないが、威力はつかみ打撃技としては高い。 前投げ:高角度喉輪落とし 頭上に持ち上げた相手を地面に叩き付ける。 後投げ:ノーザンライトボム 抱えた相手を後方に投げ落とす。 上投げ:スーパーアルゼンチンバックブリーカー 下記のクラークと共通で搭載されている投げ技。担いだ相手を上空に放り投げ、星にならない場合のみバックブリーカーで受け止めた後叩き付ける。投げ飛ばすまでに上連打で「投げっぱなしアルゼンチンバックブリーカー」になり、待機をジャンプキャンセルできる。 下投げ:馬乗りバルカンパンチ 原作では超必殺技だがこちらでは下投げで使用。マウントポジションを取りパンチ連打を浴びせる。 横スマッシュ:ギャラクティカマグナム 横方向にパンチ。原作におけるふっとばし攻撃。 横スマッシュ(ホールド):バーニングハンマー 爆発を伴うボディーブローを放つ。威力はギャラクティカマグナムより増すがボディーブローのため射程が短くなる。 上スマッシュ:ジェットアッパー アッパーカット。ホールド一定時間以上成立時、ラルフの体が一瞬光ったタイミングで離すと下の「アンブロック」が発動する。 上スマッシュ(ホールド後一定のタイミングで離す):アンブロック スマッシュホールドの振りかぶった態勢から下から上に爆発を伴うアッパーを振りぬく。 シールドを一撃で破壊しスマッシュ力も高いが、発動させる溜めのタイミングがシビアで発生時無敵も無いため当てにくい。 下スマッシュ:爆弾ラルフパンチ 地面に拳を叩き付けると周囲に爆風を起こす。 B:バルカンパンチ 両腕に炎を纏い前方に向かって素早いパンチを振る。 B連打で持続可能、かつ連打中に前or後で連打しながらの微速移動も可能。足下に攻撃判定が無く隙だらけなので相手の下段攻撃に注意。 横B:ガトリングアタック 「でりゃー!」 前進しながらフック→裏拳→アッパーカットの三連撃を放つ突進技。追加入力は必要なく1コマンド入力で必ず三連撃放つ。バルカンパンチと異なり発生時は足下が無敵となっているため下段攻撃で潰されにくいが、しゃがんでいる相手にはカス当たりになる。最後まで当たると上空に吹っ飛ばせる。 (横B中に)B連打:バリバリバルカンパンチ ガトリングアタックの二段目始動までにBを一定回数以上連打するとこの技に移行する。 二段目の裏拳からバルカンパンチ連打に繋げ、その後にアッパーカット(「アンブロック」と同じモーション)で上空に打ち上げる。与えるダメージとふっとばし力がアップするが、その分防御された時の隙も増す。 上B:ラルフキック 「ラルフキーック!」 後方に身をのけぞらせて地に手をつき、腕の力で前方に飛んで錐揉み回転しながら放つドロップキック。発動後は尻もち落下になる。空中では手をつくモーションが省略されるため発生が少し早くなるが、代わりに飛距離が少し落ちるため復帰目的で使用する時は距離に注意すること。 下B:急降下爆弾パンチ 地上版は前斜め上に飛び跳ねてからの急降下、空中版は直接急降下してパンチを繰り出し着地時に爆発する突進技。 地上時発生時は対空技としても使用できるが無敵はない。空中では奇襲・対空技潰しで使用しよう。 最後の切りふだ ギャラクティカファントム 「ギャラクティカファントム!ドッカーン!!」 体を後ろに捻ってから、大きく振りかぶったラリアットのようなパンチを繰り出す突進技。シールドによるガード不能、かつ直撃すると重量級のキャラクターでも一撃で撃墜することが可能。 唯一にして最大のデメリットは発生の遅さ。パンチを放つ前に背後or別段差に逃げられてしまうとどうしようもないので、ステージの形状を利用するなど確実に決めるには工夫が必要となる。 最後の切りふだ2:馬乗りギャラクティカファントム ダメージが150%以上の時に切りふだを発動すると使用可能。 まず前方に高速突進し、相手にぶつかるとマウントを取る。その後地面に倒した相手に対し大きく振りかぶったパンチを浴びせ上空にふっ飛ばす。切りふだ1より発生と突進スピードが早いが、切りふだ1と異なり一人しか攻撃に巻き込めず、単純な威力でも切りふだ1より低い。しかし…!? 最後の切りふだ3:ライジングギャラクティカ 最後の切りふだ2成功時「相手が星になっていない」状態で「馬乗りギャラクティカファントムのマウント時にAを一定回数以上連打する」ことで追加で発動する。 相手が上空に打ち上げられた時と同じ軌道で落ちてくるため、その時に落ちてくる相手と重なる瞬間にタイミングよくAを押すことで追撃のアッパーカットを放つ。 最後の切りふだ4:ギャラクティカヴァンガード 「とっておきだぜ!うおおおおお~!破壊力~!!」 最後の切りふだ2成功時「相手が星になっていない」「ダメージ%200%以上」「馬乗りギャラクティカファントムのマウント時にAを一定回数以上連打する」の全ての条件を満たすと発動できる。 打ち上げ後後転して間合いを少し離すのが切りふだ3との違いで、その後落ちてくる相手と重なる瞬間にタイミングよくAを押すことでギャラクティカファントムで追撃する。 登場演出 手にしたビンの酒を一気に飲み干し、バンダナを頭に巻いて構える「うおーっ!とっととかかって来い!」 クラークとチームを組んで同時登場する時は演出が異なる。 (ラルフ)「いくぞクラーク!」(クラーク)「おぅ!」(二人)「クロス・チェンジャー!」 キャラ選択時のボイス 「おーし!格闘ゴッコでも始めるかぁ!?」 アピール 上アピール 外したバンダナを巻きなおす「とっととかかってこい!」 横アピール 拳を突き上げる「よーし!トドメ行くかぁ!」 下アピール 手を下に出しそっぽを向いて「ヒューッ!」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 両拳を合わせて鳴らした後両腕を広げて雄叫び「うおーっ!」 勝利ポーズ2 低く屈みながらガッツポーズ「イエーイ!任務完了!」 勝利ポーズ3 力コブを作りガッツポーズ「しゃあっ!器じゃねぇんだコラァ!」 特殊勝利台詞 (敵にハイデルンがいた場合):「教官!もう歳ですかい?でも、引退ってのはナシですよ!」 (敵にレオナがいた場合):「へへっ!ようやくお前にも俺たちのノリが判ってきたみてェだな!」 (敵にクラークがいた場合):「おいクラーク、俺が上官だからって遠慮する必要はねェからな?」 (敵に京がいた場合):「いいかオイ、ナパームよっか熱い拳ってなのはな、この俺様のゲンコ以外ねぇんだよ!」 クラーク THE KING OF FIGHTERSシリーズからクラークが参戦。フルネームはクラーク・スティル。古くは「怒 -IKARI-」というアクションシューティングゲームに登場する2Pキャラだが、昨今ではもっぱらKOFのキャラとして認知されている。カラーチェンジによりKOF94~98コス・KOF99~XI・KOFXII~XIII・KOFXIV・「怒」コスチュームに変更可能。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 一撃の破壊力に優れたラルフと比べると機動力や空中攻撃の性能で優れており、多彩な投げ技で相手の守りをこじ開ける戦法を得意とする。 打撃技(特にパンチ技)はラルフの下位互換のため、格闘と投げを上手く使い分けて闘う必要がある。 ダッシュ中A:マウントタックル 突進して相手を押し倒す。ダメージは与えられないがヒット時のみつかみ状態に強制移行する。見た目と違いシールドによる防御は可能なので注意。 つかみ:ストンピング 中段押し出し蹴り。ラルフのつかみ技と違い連打可能。 前投げ:クラークリフト 相手を逆さまに抱えあげて前方に投げ捨てる。 後投げ:スリーパーリフト(D.D.T) 相手を抱えたまま後に倒れこんで背中から後方に叩き付ける。 上投げ:スーパーアルゼンチンバックブリーカー 担いだ相手を上空に放り投げ、星にならない場合のみバックブリーカーで受け止めた後叩き付ける投げ技。ラルフの同名技より威力が高いが、上連打によるキャンセルはできない。 下投げ:ローリングクレイドル 掴んだ相手と共に転がりながら連続で叩き付ける。移動を伴うのでステージからの落下に注意。 横スマッシュ:32文キック 両足によるドロップキック。原作におけるふっとばし攻撃。ラルフと違いホールドによる派生はない。 上スマッシュ:ジェットアッパー アッパーカット。こちらもスマッシュホールドによる派生はない。 下スマッシュ:フラッシングエルボー 倒れこんでエルボーを放つ。威力はスマッシュにしては低めだが、投げ技(通常・必殺問わず)の後にキャンセルで入力する事で倒れた相手を自動追尾するようにクラークが駆け寄りエルボーを落としてくれる。 B:バルカンパンチ 両腕で前方に向かって素早いパンチを振る。B連打で持続可能、かつ連打中に前or後で連打しながらの微速移動も可能。 ラルフの同名技より威力が低く、近距離では投げ技を使った方がダメージ効率が良い。出は早いので対空や突進してくる相手への牽制向きの技。 横B:ガトリングアタック 「歯ぁ食いしばりな!」 前進しながらフック→裏拳→アッパーカットの三連撃を放つ突進技。追加入力は必要なく1コマンド入力で必ず三連撃放つ。 バルカンパンチと異なり発生時は足下が無敵となっているため下段攻撃で潰されにくいが、しゃがんでいる相手にはカス当たりになる。最後まで当たると上空に吹っ飛ばせる。 クラークの場合はラルフと違い二段目始動までにB連打による派生が存在しない代わりにこの後上Bでキャンセル可能。最後のアッパーが決まったらすかさず追加入力しよう。 上B:ナパームストレッチ(デスレイクドライブ) 回転しながら跳び上がり、空中の相手に触れると自分の脚を絡ませて地面に叩き付ける掴み技。 落下地点に足場が無い時のみ、相手だけを真下に投げ落とす「デスレイクドライブ」に自動で移行する。故に道連れ自滅の心配は無いが、相手を掴み損ねるとそのまま尻もち落下となる。 対空技としては判定が弱く使いにくいので、ガトリングアタックからの連続技や復帰目的で使うとよいだろう。 下B:フランケンシュタイナー(シャイニングウィザード) 「ヘーイ!」 軽く跳び上がり相手の首に足を引っ掛けた後倒れこみ、相手を後方床に叩き付ける打撃投げ技。投げつけた後は両腕を広げポーズを取る(フラッシングエルボーでキャンセル可能)。 判定は狭いがシールドによる防御はできないので、シールドを張る相手の防御をこじ開けるのに有効な技。 ちなみに始動時に前方向を連打すると、ヒット時相手を踏み台にして駆け上りヒザ蹴りを決める「シャイニングウィザード」に移行する。フランケンシュタイナーとの違いは相手をふっとばす方向と技後のポーズの有無ぐらいなので、状況や好みで使い分けよう。 最後の切りふだ ウルトラアルゼンチンバックブリーカー 「おりゃー!デスバレーボム!」「クラークスパーク!」 発動すると近距離の相手を掴み、スーパーアルゼンチンバックブリーカー同様真上に投げ上げる。落下した相手にバックブリーカー→再度投げ上げを二回繰り返した後、三度目に落下してくる相手を捕らえ叩き付ける。 ダメージが100%~149%の時はフィニッシュホールドが空中で捕らえて極めてから叩き落とす技に変化し、威力が少しだけアップする。投げ間合いがかなり広いが一人にしか決めることができない(フィニッシュホールドは周囲の相手を巻き込み可能)ので、撃墜したい相手を確実に掴んで発動しよう。 最後の切りふだ2:ロアリングスフィア-怒号層圏- ダメージが150%以上の時に切りふだを発動すると使用可能。 突進して掴んだ相手にフランケンシュタイナー→クラークリフト→スーパーアルゼンチンバックブリーカー→落下中の相手をナパームストレッチで捕らえてローリングクレイドルの順番に連続で技を浴びせ、フィニッシュホールドとして相手に飛び乗り両膝で後頭部を突き落とす「カーフブランディング」でトドメを刺す連続投げ技。始動が突進(シールドによる防御不可)のため切りふだ1より相手を掴みやすくダメージも高いが、一人しか掴めない点は変わらない。 登場演出 サングラスを頭上に掲げた後装着し、前方に向き直る。ラルフとのチーム戦時は特殊演出あり。 キャラ選択時のボイス 「あんた、背中が煤けてるぜ」 アピール 上アピール 腕をグルグル回した後、両拳を合わせて鳴らす 横アピール フィンガーポーズを取って挑発「ヘイカモン!」 下アピール 帽子を脱ぎ挨拶するようなポーズを取り、被り直す 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 口元の汗を拭うようなポーズ「おたく、渋いねぇ」or「やれやれだ」 勝利ポーズ2 サムズアップ「ヘーイ!任務完了!」 勝利ポーズ3 戦友の形見であるドッグタグを取り出す 特殊勝利台詞 (敵にハイデルンがいた場合):「教官、暗殺術は健在ですね。正直、殺られると思いましたよ」 (敵にレオナがいた場合):「俺達はプロだ。過程じゃなく結果が重要なんだよ。……判ってるな?」 (敵にラルフがいた場合):「おやおや、もうお終いですか大佐?一度キャンプに戻って鍛え直したらどうです?」 (敵に京がいた場合):「こうなると1800年の歴史も形無しだな」 ヘビィ・D! THE KING OF FIGHTERSシリーズからアメリカンスポーツチーム(以下アメスポチーム)のボクシング使い、ヘビィ・D!が参戦。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 可能 不可能 不可能 不可能 不可能 ボクシングによる接近戦を得意とする典型的インファイター。移動スピードは速いが背丈が高く相手の攻撃を受けやすい。また通常状態では単発の攻撃威力が低くジリ貧に陥りやすいという欠点もあるので、うまく隙を見つけて「シャドー」による強化を行うかスピードを活かした連続攻撃で揺さぶりをかけよう。 横スマッシュ:カウンターストレート(KOFにおける強パンチ攻撃と同モーション) 上スマッシュ:ハイスピードアッパー(KOFにおけるふっとばし攻撃と同モーション) 下スマッシュ:ロッククラッシュ 腕を振り下ろすパンチで足元を殴る。 つかみ後A:ボディーラッシュ 前or後投げ:ストマックバスター/リバースストマックバスター 胸部への強烈なブローで前方または後方にふっ飛ばす。 上投げ:ダンシングビート 連続パンチの後アッパーカットを放つ(原作でのシャドー後版のように上空に打ち上げる)。密かにシャドーによる強化対象技に入っており、シャドー後に発動すると硬直が短くなりジャンプなどによる追い討ちがかけやすくなる。 下投げ:密着ソウルフラワー 振りおろすパンチで殴りつけ相手ごと拳を地面に叩き付ける。モーションは後述する「ソウルフラワー」と同じ。 ダッシュ攻撃:R・S・D(ローリング・スパイラル・ドライバー) 「逃がすかよ!」 前方に踏み込みながら左拳でコークスクリューブローを放つ突進技。シールドで防御されても反撃はまず受けないが、派手な見た目に反して威力は低い。この技もシャドーの強化対象技で、シャドー後は更に右拳で追撃を放つ連続パンチ技になる。ダメージは跳ね上がるがこちらは防御されると隙が生じるので使い分けよう。 B:ソウルフラワー 地面を拳で殴り、自身の周囲を小さな気の柱で包む範囲技。前後に同時に攻撃ができるが当たり判定が狭く、無敵時間も短いので遠距離攻撃には判定負けしやすい。また見た目と違い飛び道具も消せない。シャドー後はニ連続で気が放たれる。攻撃発生時間が長くなるので使い方次第では対空技にもなる。 横B:ブラストアッパー 右アッパーと共に前方に衝撃波を放つ。衝撃波はDの眼前で拡散して消えるが、前方からの飛び道具を相殺することができる。後隙が大きいので中距離からの牽制や飛び道具に対するバリアとして用いるのが主な使用方法となる。 シャドー後はニ連続でアッパーカットを放ち、二発目は食らった相手を浮き上がらせるため追撃が可能。 上B:ダッキングコンビネーション 残像を残しながらダッキングで入力方向に踏み込み右フックを放つ。原作と異なり上方向にも移動可能で復帰にも使える。フックを放った直後のみA追加入力で足元への左フック、B追加入力で左拳による振り下ろしパンチ(メテオ判定あり)を放つ。シャドー後は移動距離が大幅に伸び、追加入力による追撃が相手を浮かせる左アッパーに固定される。 下B:シャドー 「ついてこれるか?」 その場でシャドーボクシングを行うアピール技。この技の発動後はすべての必殺技と上投げ・ダッシュ攻撃が強化される。またシャドー後に再度シャドーを行った場合もちゃんと強化され、この場合シャドーボクシングの動きに攻撃判定が付与する。とはいえリーチの短さは変わらずダメージも大したことは無いのであまり意味は無い。 (シャドー連発を除く)シャドー強化対象技を出すかなんらかのダメージを受けるとシャドーの効果は解除される。 最後の切りふだ D・クレイジー 「もう飽きたぜ!」「釣りはいらねぇ、取っときなぁ!」 発動すると前方に突進しながら左ジャブ、ジャブラッシュの後ストレート→アッパーカットからR・S・Dを連続で放つ。相手をロックしないタイプの乱舞技で、突進中に近付いた相手を次々とはね飛ばすことができる。 ダメージが150%以上で放つとフィニッシュブローが掲げた拳に気合いを溜め、ストレートパンチと共に衝撃波を浴びせる「D・マグナム」に変化する。 登場演出 着用していたサングラスを懐にしまい、ボクシングの構えを取る。「勝たせてもらうぜ!」 キャラ選択時のボイス 「待ちかねたぜ!」 アピール 上アピール 両手を広げてノーガードポーズ「打ってこいよ!」 横アピール 画面手前に背中を向け頭をかく「やれやれ、つまんねぇぜ」 下アピール シャドー同様シャドーボクシングを行うが、こちらは強化効果はつかないただのアピール。「ついてこれるか?」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 パンチの素振り数発のあと正面を向いてファイティングポーズ「これが!勝者の拳ってヤツだ」 勝利ポーズ2 上着を脱ぎ捨て、画面手前に背を向けてガッツポーズ「器を知れ!」 勝利ポーズ3 片拳を握り締める「アンタの拳は、軽いんだよ!」 ラッキー THE KING OF FIGHTERSシリーズからアメスポチームの空手家、ラッキーが参戦。フルネームはラッキー・グローバー。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 可能 不可能 不可能 不可能 不可能 バスケを極めた後に空手を始めたという設定から、空手技とバスケットボールを組み合わせた独特の格闘技を使う。背丈が高く長い手足を持ち、かつアメスポチームのメンバーの中でもボールを使った射程距離の長い飛び道具を持つため最も遠距離戦向き。懐に踏み込まれると無敵技の乏しさや攻撃の手数の少なさにより苦戦しやすい。相手を近寄らせず有利な距離を保って闘おう。 横スマッシュ:合突(ダブルパンチ。KOFにおける強パンチ攻撃と同モーション) 上スマッシュ:ラッキーキック(片足を振り上げる蹴り) 下スマッシュ:ラッキードライバー 原作の超必殺技だがここでは下スマッシュ技に降格。逆立ち回転脚で周囲を攻撃する。 つかみ後A:ラッキークラッシュ(掴み膝蹴り連打) 前or後投げ:ダンク落とし 相手を両腕で掴み、バスケットボールのように前方または後方に叩きつける。 上投げ:ラッキーシュート 掴んだ相手をフリースローの要領で上空に投げ上げる。モーションは「デスシュート」の流用。 下投げ:ヒールドロップ 転ばした相手にかかと落としで追撃する。 ダッシュ攻撃:デスダンク 飛び跳ねて前方斜め下にバスケットボールを叩き付ける。ボール部分は飛び道具判定となる変わったダッシュ攻撃。 B:デスバウンド 自分の斜め後方から現れたバスケットボールを地面にバウンドさせ、上空にボールを飛ばす飛び道具。スマブラでは1回だけ壁や足場などの障害物にぶつかると攻撃判定を残したままバウンドするという特性を持つ。ステージの形状も利用して上手く使いこなそう。 B(空中):デスシュート 「セット!」 フリースローの要領でボールを放物線軌道で投げる飛び道具。B長押しで溜めることができボールの飛距離が伸びるが、溜め中は無防備となる。 横B:サイクロンブレイク 「ィヤッホゥ~!」 両足を上下に広げて回転しながら飛び込む突進技。防御されたり外しても隙は少ないが攻撃判定が足元にしかないため強力な突進技とぶつかると潰されやすい。尻もち状態にならないので横方向の復帰補助に用いよう。遠距離移動ならラッキービジョンの後に使うのがオススメ。 上B:デスヒール 膝蹴りを放ちながら垂直に飛び上がり、その後かかと落としを放ちながら降下する対空技。垂直方向の移動距離はあるが始動の膝蹴りは判定が弱く、無敵時間も短いため対空性能は低い。 下B:ラッキービジョン 「ヒョゥッ!」 前方に滑るように走る移動技。スマッシュ入力の有無により移動距離と後隙が変動する。また通常入力で上半身、スマッシュ入力で下半身が移動中無敵になる。入力に応じて相手の飛び込みや下段技とぶつかっても無傷で回避することが可能。他の技への連続技にはならないが後隙も少な目なので、逃げるためだけでなく相手の背後を取って隙を突く攻め技としての使い方もできる。実はコマンドこそ異なるが如月影二の「影うつし」と同性能の必殺技。 最後の切りふだ ヘルバウンド デスバウンドのモーションで地面から前方に光の柱を連続で走らせる飛び道具型切りふだ。原作と違い出だしに無敵時間があり、ヒットすると相手を打ち上げるため相手を星にしやすい。横方向の攻撃範囲は短いのでなるべく相手を引きつけてヒットさせたい。 登場演出 ボールを地面で数回ドリブルした後、上空にボールを投げ上げる「ヤー!」 キャラ選択時のボイス 「オレ達の相手にゃならねえぜ!」 アピール 上アピール バスケットボールを取り出して手の上で回転させつつ笑う「ハッハァ~!」 横アピール 手招きして挑発「ハハ~ン♪」 下アピール 帽子を手で直して口笛「ヒュウッ♪」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 上から落ちてきたバスケットボールを片手でキャッチしてポーズ「余裕だぜ!」 勝利ポーズ2 空手の構えを取り気合いを入れる「ヤーッ!」 勝利ポーズ3 一回転した後、正面を向いてポーズ「俺ってやっぱり、キマり過ぎだぜ!」 ブライアン THE KING OF FIGHTERSシリーズからアメスポチームのフットボーラー、ブライアンが参戦。フルネームはブライアン・バトラー。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 格闘技を修めず、天性の体格とパワー、アメリカンフットボールの技術を用いて闘う異色の格闘家。攻撃力と重さに優れており、隙の少ない突進技を持つためシンプルな攻めでもハマれば相手を圧倒できる。反面通常移動速度やジャンプ力の性能がやや低く、素早い相手を苦手とする。 横スマッシュ:スパルタンキック(回し蹴り。原作でのふっとばし攻撃) 上スマッシュ:ロケットタックル 上方向にショルダータックル。必殺技だった原作と異なりこっちは無敵は発生しないが、ガードポイントのみ発生するので守りに使えなくもない。 下スマッシュ:ハンマーヘッド(上から振り下ろす頭突き。原作の強パンチ攻撃) つかみ後A:ショルダーバックブリーカー 持ち上げた相手を担ぎバックブリーカーをかける。連打でダメージアップ。 前投げ:タイガードライバー 掴んだ相手を地面にたたきつけてから前方に投げ飛ばす。 後投げ:DDT 掴んだ相手を担ぎ上げ後方に倒れて叩き付ける。 上投げ:バスター&ボム 掴んだ相手と共にジャンプし、バックブリーカーを決めた後叩き付ける。ジャンプ直後にA連打で相手だけを投げ捨て可能だがダメージが減少する。 下投げ:サムライボム 担いだ相手を地面に垂直に叩き付ける。前投げと動作は似ているがこちらは相手を前方にふっ飛ばせない。 ダッシュ攻撃:ブライアントルネード 体を回転させながら頭から突撃する。発生は早いが見た目ほど攻撃判定が広くなく、上からの攻撃には弱い。 B:ブライアンハンマー 両拳を合わせて振り下ろす打撃技。ヒットするとダウンを取れるが、防御または先端カス当たりになった時素早く追加入力することで連続技に派生する。 (ブライアンハンマー中に)B:ダブルハンマー 振り下ろした両拳を振り上げて打ち上げる。上スマッシュできそうな見た目だがヒットしても相手を浮かせられない。 (ダブルハンマー中に)つかみ:DDT モーションは後投げと同じ。ダブルハンマーをガードした相手を掴めるが、入力タイミングが少しでもずれるとつかみに派生しない。 (ブライアンハンマー中に)つかみ:タイガードライバー モーションは前投げと同じ。ブライアンハンマー振り下ろし直後のタイミングでつかみを入力するとこちらに移行するが、適当にBを押してるとダブルハンマーが暴発しやすい。 (派生タイガードライバー中に)B:サムライボム モーションは下投げと同じ。派生タイガードライバー中、ショルダーバックブリーカーが確定する状況以外でBを押すとこの技で締めとなり、以降の投げ技には繋がらない。 (派生タイガードライバー中に)B:ショルダーバックブリーカー タイガードライバーで相手を持ち上げた瞬間にBをタイミングよく押すとこの技に派生する。連打しなくても自動で一定回数連続バックブリーカーを決めてくれる。 (派生ショルダーバックブリーカー中に)B:バスター&ボム モーションは上投げと同じ。バックブリーカー三回目終了直後にBをタイミングよく入力すると最後にこの技に繋がる(B連打では派生しない)。最後までつなげると実質投げ技を三連続で決めていることになり与えるダメージ%も跳ね上がるが、ここまで繋げるのは簡単ではない。 横B:ハイパータックル 「ウォォォッ!」 両腕を広げた構えから豪快なショルダータックルを放つ突進技。構え状態の時はガードポイントが発生し相手の攻撃を受け流すことができるが、突進中はガードポイントが消失する。一般的な突進技のように奇襲やぶっ放しで使うより、発生時の構えを上手く利用しカウンターを狙っていく使い方がベスト。 上B:スクリューボディプレス うつ伏せの体勢で回転し、空中に上昇しながら体当たりを放つ。攻撃判定はハイパータックルに比べると乏しいが空中移動時間と距離はこちらの方が遥かに長い。復帰向きの技と言える。 下B:アメリカンスーパーノヴァ 「タッチダウン!」 前方の相手を掴み、バックブリーカーからアメフトのタッチダウンの動きで叩き付ける投げ技。対空投げだった原作の同名技と異なり地対地で前方の相手もある程度掴めるように調整されている。 最後の切りふだ ビックバンタックル 「セット…ゴー!!」 切り札を発動すると光り輝き、以降は一定時間Bを押すことで高速・高威力・突進中完全無敵のハイパータックルを連発できるようになる。さらにAでロケットタックルのモーションでジャンプタックルを放つことができ(空振り時に限り空中でのタックル回数無限)、段差をずらして逃げようとする相手にもタックルを決めることができる。 登場演出 肩を鳴らし、戦闘態勢を取る「さっさと来やがれ!」 キャラ選択時のボイス 「I got it!」 アピール 上アピール 手招きして挑発「ヘイカモン!」 横アピール 拳を掲げて雄叫び「ウォォォッ!」 下アピール サムズアップのポーズ「さぁ行くぜ!」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 ボディビルのようなポーズを取る「I m Superstar!」 勝利ポーズ2 ハイパータックル始動のようなポーズを取ると、胸のベルトが切れる「ウォォォッ!」 勝利ポーズ3 正面を向いて指を立てるポーズ「I m No.1!」 ルガール THE KING OF FIGHTERSシリーズから恒例のボスキャラであるルガールが参戦。 フルネームはルガール・バーンシュタイン。デフォルトでは本家KOFでお馴染みの上着を脱いだ姿だが、カラーチェンジでCAPCOM VS. SNKシリーズに出演した時のように上着を着た姿のまま戦うことも可能。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 B 烈風拳 片腕を振り上げて地を這って進む衝撃波を飛ばす。 ギース・ハワードの同名の技と同じ技だが、長押しによるダブル烈風拳は使用できない。 (空中で)B ダークスマッシュ 全身を気で覆い滞空してから、斜め下に掌低を放ちつつ突進する。打撃判定の技だがガードされても相手と間合いを離す事ができる為隙は少ない。斜め下に降下するという性質上、空中での暴発に注意したい。 横B ゴッドプレス 体を開いて横方向に滑るように突進し、体当たりが当たると相手を引きずりながら突進し前方に投げ飛ばす。 画面端に叩きつける原典と異なり、一定距離を移動すると放り投げるように変更されている。威力は高いが、防御された時の隙は大きいため単発での乱用はオススメできない。 また移動時、引きずり時共に技中でのブレーキングは効かない為、ステージからの落下やスクロールステージでの自滅にも注意。 ちなみに道連れが確定する状況(双方がルーペ・または落下状態)では、相手は軽くレバガチャするだけで掴みから簡単に脱出することができる為、道連れ狙いのネガティブな使用も控えたほうが良いだろう。 上B ジェノサイドカッター その場から飛び上がりつつ弧を描くように回し蹴りを繰り出す。空を斬り裂くようなエフェクトとSEが印象的な技。 ルガールの代名詞的な必殺ワザで、原作ではその驚異的な性能で多くのプレイヤーを泣かせた。発生が非常に速く、攻撃判定も広い且つ強いため見た目通り上方向の攻撃に対して絶大な迎撃性能を誇る。一応出始めに無敵時間があるものの極々短いためオマケ程度に考えよう。技後はしりもち落下になる。復帰の際にも使っていくことになるが横に対する移動距離が短いため、復帰技としては少々使い辛いのが残念。 下B ダークバリア 前方に緑色のバリアを発生させる。 バリアは敵の飛び道具系の攻撃を跳ね返す性質があり、リフレクターなどの技と同様の使い方が可能。バリア自体にも攻撃判定があるのも特徴。発生が速く攻撃後の硬直も極端に短いものの、技の持続時間が固定されておりリフレクターやサイマグネットのようにボタンを押しっぱなししても技の持続は不可。また、見た目通り背後と上方向に対しての防御性能は一切ないため、使うタイミングや状況を間違えると大きな隙を晒してしまう。 最後の切りふだ1 カイザーウェイブ 両腕を広げ、力を溜めた後自らの背丈を超える巨大な波動を飛ばす飛び道具。元は「餓狼伝説」シリーズのボス、ヴォルフガング・クラウザーの必殺技。 原点では通常必殺技で使っていたがここでは切り札用に性能がアレンジされており、マリオファイナルの如く相手に当たると連続ヒットしつつ波動の進行方向に押しやっていく。 クラウザー同様攻撃範囲が広い為ぶっ放しでも相手を巻き込みやすいが、発動から放つまでに若干溜めがある為中~遠距離で放つと機動力の高い相手には回避されてしまうこともあるのも同じ。 最後の切りふだ2 デッドエンドスクリーマー ジャンプ中等、空中にいる時に切り札を発動させるとこの技になる。 発動すると高速で真下に降下し、相手を踏みつけると腕を組み高笑いしつつ高速で回転。大ダメージを与えつつ最後は捻りを加えて相手を弾き飛ばす。 攻撃範囲が自分の足元と狭いが、その分攻撃スピードと威力は抜群。相手の隙を狙い叩き込もう。 また最初の踏みつけの範囲は狭いが、高速回転中はルガールを中心に高速回転による竜巻が起こり、直接当てるよりは弱いものの周囲の相手を吹っ飛ばすことができる。 登場演出 上着有りの状態は腕を組んだ状態から構えを取り、上着無しの場合は上着を脱ぎ捨て構えを取る。「お手並み拝見と行こう」 相手がミズチの時は目が赤く光り、台詞が変化。「この日を待っていたぞ!」 キャラ選択時のボイス 「君の死に場所はここだ!」 アピール 上アピール 慇懃無礼に軽く一礼する「怯えているのかね?」 横アピール 腕を組み、目を赤く光らせる「下らん!」 下アピール 力こぶを作るように上げた片腕をもう片方の手で叩きつつ力を誇示する「フッ…ハッハッハッ!」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 正面を向き、片手を腰に置きつつ片腕で握りこぶしを作るポーズで立つ「勝利など容易い!」 勝利ポーズ2 手前に背を向けて立つと、ペットの黒豹ロデムが現れ手前に向けて威嚇する「その程度か…」 勝利ポーズ3 上空から秘書の美女二人が酒とタオルを持ってルガールの周囲に降り立つ。「クックックッ…」 勝利ポーズ4 横アピールと同じポーズ。 特殊勝利台詞 (相手がリュウ、ケン、豪鬼etc波動昇龍系)「噂に聞く殺人拳も、所詮は誇張されたものだったか!」 (相手がドンキーコング、ザンギエフ、ハルクetcパワー型)「自慢の剛力など私には通用しない。そんな概念など超越した力なのだ!」 (相手がピーチ、春麗など女性キャラ)「レディは丁重にもてなさなければな。だがそれにも限度というものがあるのだ!」 (相手がポケモントレーナー、プリキュアなど未成年キャラ)「子供のお遊びでは済まされんな。一度底無しの絶望を味わうと良かろう!」 (相手がキャミィ、ミュウツー)「君は捕獲して研究する価値があるな。良い殺人兵器に育ちそうだ」 (相手が草薙京)「まったく忌々しい草薙の血め!私の手で断ち切ってやる!」 (相手が八神庵、ミズチなどオロチ関係者)「君に流れる血の力、全て私の中に取り込ませてもらう!」 (相手がテリー)「噛み付く相手を間違ったようだな。やはり狼は遠吠えがお似合いだ!」 (相手がロック)「テリー君から聞かなかったのかね?私の恐ろしさを!」 (相手がリョウ、ロバート、ユリ、タクマ)「極限流は私が継いでやる!安心して死ぬが良い!」 (相手が特撮ヒーローなどヒーローキャラ)「とんだ正義の味方だな!見事なやられっぷりだ!」 (相手がクッパ、ガノンドロフ、ギース、ベガ等ヴィランキャラ)「私以上の『悪』が居ないことを、認識してもらえたかな?」 (相手がリンク、マルス、覇王丸など剣使い)「私に知らぬ格闘技は無い。剣術もまた同様だ…」 (相手がインデックスなど聖職者キャラ)「弔いの言葉は自分自身で唱えたまえ!」 THE KING OF FIGHTERS 95 柴舟 KOF95にてミドルボスとして登場した草薙京の父親にして草薙流古武術の先代継承者、草薙柴舟(さいしゅう)が参戦。 ルガールに挑んで敗北し命を落としたが彼の手により復活。洗脳されKOFの参加者の前に人間兵器として立ちはだかった。 洗脳解除後もKOF98などで再登場しているが、後作品では京のアナザーキャラクターが多く登場しているためか出番は少なめ。 親父好きの渋いプレイヤーは、京のアナザーキャラとして使ってみよう。 (CV:新居利光or逆木圭一郎※キャラボイスチェンジシステムにより、声優の切り替えが可能。) ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 草薙京(EX)と比べると必殺技や連続技がシンプルで使いやすい。ステータス的にはキャラの重さが(京より)重く、スピード&ジャンプ性能は低め。 B 百八式・闇払い 「散れぃ!」 手を払うと共に、地面に地を這う火を走らせる飛び道具。京(EX)の横Bに相当する技だが、こちらは技後の隙が少なくなっている。 横B 七百弐拾式・炎重 「うりゃ!ほぅりゃーっ!」 炎を纏った拳で払い上げ、横B追加入力でもう片方の腕で打つ打撃技。2段目(追加入力)はダウンを奪える。2段目よりも1段目の方が隙が大きいので、1段目を出したら出し切ってしまうほうがよい。 先端で相手の飛び道具を消せる効果付き(ただし狙いにくいのでシールドで防いだほうが良い)。 対空性能は上B「鬼焼き」に劣るが、こちらは様々な連続技の起点となるのが強み(状況にもよるが「炎重」「神懸」以外のほぼ全ての技に連携可能)。 横B(スマッシュ) 四百弐拾七式・神懸 大きくステップし、肩でぶつかった後に炎を纏った拳を打ち上げる突進技。「炎重」と違い単発技。 ファルコンナックルに近い動きだが、こちらは跳びはねてから打ち上げを放つため間合いによっては下段判定の攻撃を潜ってカウンターを取れる。 上B 百式・鬼焼き 「ぬぅぅぅん!」 炎を纏いつつ肘打ち、同時に飛び上がる上昇系必殺技。京(EX)がアッパーカットであるのに対してこちらはエルボーの打ち上げに近い動作で、横方向の攻撃判定はわずかながら京(EX)のものに劣る。 ただしこちらは攻撃に移行するまでの無敵時間が長くなり、また密着して初段を当てた場合のふっ飛ばし能力がアップしている。相手のダメージ%が溜まっている場合は密着鬼焼きで星にすることも不可能では無い。 下B 百拾式・鉈車 「ふっ!ほっ!はぁーっ!」 突きの後肩で相手を打ち上げつつ自らも跳び、上から浴びせるような蹴りで叩き落とす、京(EX)の下B「朧車」に類似した三段連続攻撃。 初段~二段が手と肩による攻撃の為判定が若干狭いが、三段目の蹴り落としで強制ダウン(空中ならメテオ)が取れるのが強み。 対空性能は低いので地上での連続技用に使おう。また技後にしりもちしないという性質を活かして復帰に使うのもよい。 最後の切りふだ1 裏百八式・大蛇薙 「これで…終わりじゃぁぁっ!!」 炎を両掌の間に宿し、力を込めて前方を巨大な爆炎で薙ぎ払う。京(EX)の切りふだ同様攻撃判定は狭いが、柴舟の場合は強攻撃や「炎重」など様々な技から繋がるのが強み。 最後の切りふだ2 千百弐拾七式・都牟刈 「覚悟!ほぉりゃぁー!!」 ダメージが100%以上で使用可能。ボディーブローから炎重の振り上げに繋げ、闇払いのモーションで巨大な火柱を前方に叩き付ける切りふだ。 ダメージ&スマッシュの中心となるのは火柱部分のため発生(ボディーブローの届かない中~遠距離)は大蛇薙に比べると遅いが、初段・二段が当たった場合火柱のヒットが確定となる。 攻撃範囲としては大蛇薙よりは上なので、ぶっぱ覚悟で遠距離の相手を火柱に巻き込む使い方もベストとは言えないが悪くも無い。 登場演出 屈みつつ両掌の間に灯した炎を押し潰した後、構えを取る。「ふんっ!」 京(または京(EX))が相手の時は腕を組み、相手を嗜めるような台詞を言う「思い上がるなよ、京?」 キャラ選択時のボイス 「おぬしらの拳には迷いが見えるぞ」 アピール 上アピール 耳を穿り、耳垢を息で吹き飛ばす「ヌルいのぉ~!」 横アピール 登場演出と同じポーズ。両掌の間に炎を灯し、それを押し潰す。「ふんっ!」 下アピール 手前に背を向け、肩をぐりぐり回す「勝てると思うのか?ワシに…」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 着物の内側で腕を組み、顎に片手を当てるポーズ「ヌルいのぉ~!」or「火遊びは危険じゃぞ?」 勝利ポーズ2 腕を組み、笑う「はっはっはっ、熱かったか。すまんすまん」 勝利ポーズ3 着物の内側から胸をポリポリと掻く「ご苦労じゃったな!」 オメガルガール【ボス】 KOFシリーズから95・98・2002…のラストボス、オメガルガールがボスとして登場。 ルガール・バーンシュタインが機械化した肉体に八神庵などが持つ「オロチの血」の力を取り入れ強化を遂げた姿。 「98」をベースに「2002」の技を加えた性能を基準とする。 台詞 「フッフッフッ…さぁ見るがよい、我が力を」(登場時) 「その力、私が取り込んでくれよう」(相手に庵、レオナ、ミズチがいる時) グラビティスマッシュ(地上・空中) 全身を球状のオーラで包んだ後、オーラの球を前方に飛ばす飛び道具。 発生が遅く見てからでも余裕で対処できるが、球が飛ぶまではルガールをオーラがバリアのように包んでいる。 バリアは相手の飛び込みに対しての対空性能を持つ上、全ての飛び道具を遮断する正に攻防一体の技。 この技を出している間は攻めるだけ無駄なので、回避や防御に徹しよう。空中では滞空した後斜め下に球を放つ。 カイザーウェイブ 両腕を広げた構えから前方に大型の気の波を飛ばす飛び道具。通常版では切り札だがオメガルガールは通常技として放ってくる。 最後の切り札ほどでは無いとは言え威力は高く、発生も早いため近距離で出されると回避は難しい。 出した後の硬直は長いので、近距離で防御or空撃ちを回避した後は反撃のチャンスが生まれる。 カイザーウェイブ(チャージ) カイザーウェイブの状態で力を溜め、前方に力を凝縮した気弾を放つ飛び道具。 発生は遅く判定も通常カイザーウェイブより小さくなっているが、弾速が上がりシールド貫通性能が付与されている。 ダークジェノサイド 三連続で弧を描くように蹴りを放つ、通常版「ジェノサイドカッター」の強化版。 発生の早さもさることながら威力や無敵時間が格段に強化されており、ダメージ蓄積時に食らうと確実に星にされてしまう。 こちらの飛び込みに対して的確に放ってくるため、オメガルガールに対して無駄な飛び込みはくれぐれも避けること。 ビースデストラクション 横方向に踏み込みながら三連続で蹴りを放つ「地上版ダークジェノサイド」のような技。 中距離程度の間合いを瞬時で詰める速度と攻撃判定の広さから、カイザーウェイブ同様接近戦で注意する技である。 ダークバリアー 通常版ルガールと同じ技。通常版よりダメージ・持続時間が上昇しているが、やはり背後・上段に隙がある。 ギガンテックプレッシャー ダメージを有る程度与えると使用してくる。 通常版の「ゴッドプレス」同様高速の体当たりを仕掛け、相手を掴むと引きずりつつ画面端で投げ捨てる。 ダメージの高さや発生の早さも脅威だが、何より恐ろしいのは「画面端まで強制的に引きずって放り投げる」点であり、プレイヤーキャラの復帰性能が悪かったり蓄積ダメージ%が高いと復帰できずそのまま撃墜…ということにも繋がる。さらに通常版のゴッドプレスと異なりガード後に後方に跳ね返るので反撃を叩き込もうとするだけ無駄と思えばいい。 中盤戦以降はこの技の発生に警戒すべきだろう。幸いビースデストラクションほど突進スピードは無いので、中距離ならギリギリジャンプでの回避はもちろん、無敵技のあるキャラならばそれによる迎撃も間に合う。 デストラクション・オメガ ダメージを有る程度与えると使用してくる打撃投げ技。 近距離の相手を掴み(掴みだがシールドで防げる)、猛烈な乱舞を浴びせた後ジェノサイドカッターで上空に吹っ飛ばす。 無防備に接近してくると狙ってくるが、逆にガードすると反撃のチャンスが生じるためあえてこの技を誘うのも有り。 カイザーフェニックス 倒せる寸前までダメージを与えると一度だけ使用してくることがある隠し技。 少しの溜めの後、カイザーウェイブやカイザーウェイブ(チャージ)を前方に連続で乱射する。 判定の広い光波とシールド不可の球をランダムで織り交ぜて撃ってくるのが厄介だが、タイミングは一定なので上級者ならその場回避で全弾回避可能。 THE KING OF FIGHTERS 96 神楽ちづる KOFシリーズから神楽ちづるが参戦。 「護りし者」八咫(やた)の一族の末裔で、草薙・八神(八尺瓊:やさかに)の一族と共に「三種の神器」の一人としてオロチ一族を封印する宿命を背負っている。 八咫鏡の力による「幻影を作り出す能力」を駆使して戦う。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 B 百八活・玉響の瑟音(たまゆらのしつね) 手刀を振り下ろす打撃技。発動までの隙はやや大きいが、ヒットすると強制ダウンを奪え、また相手の飛び道具を跳ね返すこともできる。 Bを押しっぱなしにすると前方回避のモーションで前進(移動中は無敵有。ただし緊急回避よりは短い)してから手刀を放つ技に変化する。 横B 弐百拾弐活・神速の祝詞(しんそくののりと) 横をスマッシュ入力すると技性能が大きく変化する。 通常横入力の場合は、前方に分身を放ち分身が突きを放つ。分身が相手の攻撃を受けても神楽ちづる本体にダメージは入らないので、飛び道具に近い技と言える。 スマッシュ入力の場合は「その場に自分の分身を残しつつ前方に走り突きを放つ突進技」に変化する。 発動動作は同じでも、その性能が大きく異なる二種の技を使いこなすことにより相手を惑わせることができる技である。 どちらのバージョンでもB追加入力により追加で手刀を放つ「弐百拾弐活・神速の祝詞・天瑞(てんずい)」に移行できる。 横B(空中):弐百拾弐活乙式・頂門の一針(ちょうもんのいっしん) 前方に跳びつつ斜め下方向に突きを放つ奇襲技。この技も通常入力により分身、スマッシュ入力により本体が突進する。 こちらは神速の祝詞とは別技のため天瑞には移行出来ない。 上B 百活・天神の理(てんじんのことわり) 神速の祝詞の上方向バージョンのような技。上B通常入力で分身が、上スマッシュ入力でちづる本体が払い上げを放ちながら上昇する。 いずれも出掛かりに無敵時間があるので対空技として使用できるが、復帰で用いる場合はスマッシュ入力で無いと上方向に移動することはできない。通常・スマッシュ入力版に共通して使用後は尻もち状態になる。 下B 裏面八拾伍活・零技の礎(れいぎのいしずえ) 屈んで力を溜めた後、神速の祝詞のモーションで突きを放つ(前方にダッシュしないため攻撃間合いは横Bより狭い)。 威力・速度は他の技に比べるとやや劣るが、この技の最大の特徴は「突きがヒットした相手のB必殺技を短時間封印する」点にある。 他の技と組み合わせることで相手の動きを封じつつ立ち回ることができるので、相手に隙があればなるべく狙っていきたい。 最後の切りふだ 三神技之参(さんしんぎのさん) 「これが見切れて?」「その力…封じます!永遠に!」 発動すると、神速の祝詞(通常)同様に前方に分身を飛ばす。相手に分身が当たるとロックし分身による高速乱撃を加え、とどめに神楽ちづる本体が零技の礎の突きを放ちふっ飛ばす。 とどめで零技の礎を当てているため、相手の必殺技を一定時間封じる特殊効果も付随しているお得な技。 登場演出 手を下ろした状態から、ニュートラルの手を掲げた態勢を取る。「さぁ、始めましょう」 (敵に八神庵とレオナを除くオロチ一族のキャラクターがいる場合)「護りし者として…あなたを封印します」 キャラ選択時のボイス 「あなた達の本当の力が見たいわ」 アピール 上アピール 両手で長髪をかきあげる「まだ終わってないわよ」 横アピール 上アピールと似ているが、こちらは片手で髪をなでで梳く「それで終わり?」 下アピール 巫女服に瞬時に着替え御幣を振るが、すぐ元の服に戻る。 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 腰に手を当てる(KOF96の勝利デモ時のポーズ)「鏡の中の本当のあなたが見える…」 勝利ポーズ2 舞う。手や足を振り上げる舞踏から、一回転して背中を見せて屈むポーズ。 勝利ポーズ3 舞う。両手を交差しながら左右に足を広げた後、両腕を広げて立つポーズ。 特殊勝利台詞 (敵に京、京(EX)、庵、庵(EX)がいた場合)「三種の神器の義務と使命、今から果たしてもらいます」 (敵にアッシュがいた場合)「……護ります。相手が誰であろうとも!」 (敵にテリーがいた場合)「伝説の名に踊らされていては真実は見えてこないわ」 (敵にミズチがいた場合)「紛い物のオロチなど相手にはなりません」 ゲーニッツ【ボス】 KOFシリーズから「96」のラストボス、地球意思である「オロチ」一族の使徒、オロチ四天王の一人であるゲーニッツがボスとして登場。 オロチ一族の牧師であり、風を自在に操り戦う。二つ名は「吹きすさぶ風のゲーニッツ」。 台詞 「良い風が吹いてきました…さぁ、神に祈りなさい」(登場時) 「『払う者』草薙…平和な世に錆付いた拳では、私は倒せませんよ」(相手に京がいる時) 「我が血族の血を汚す愚か者に、安らかな眠りを…」(相手に庵orレオナがいる時) 「仕置きが足りなかったようですね。次はもう片方の目も頂きましょう」(相手にルガールがいる時) 夜の風(よのかぜ) ゲーニッツが「ここですか?」と言いながら手を軽く上げると、近接~遠距離の4地点の内一箇所の地面から竜巻が巻き起こる設置型飛び道具。発生が異常に早く縦方向の射程もほぼ無限で、飛び越えて回避することは不可。また竜巻は飛び道具なら最後の切り札さえも遮断してしまう。この技を出された時は防御に徹するしかない。近距離ではこちらの飛び込みに対しての対空でも使用してくるため、その場合は空中回避で対処しよう。 湾馮・常憮/魔滅(わんひょう・とこぶせ/まめつ) ゲーニッツが「如何です?」と言いながら指を鳴らすことで、とこぶせは前方、まめつは斜め上空の空間を鎌居達のカッターで斬り刻む。威力は高く、ダメージ蓄積時に当たると撃墜されてしまうが、技を出した後の硬直が他の技に比べると長いので反撃しやすい。特にこちらが地上に居る時にまめつを空振りした時は隙だらけなので、ダッシュから連続技を叩き込もう。 馮牙(ひょうが) 軽く跳躍して消えた後、前方に高速移動する移動技。空中を飛んで現れるパターンと低い姿勢で地を滑るように走るパターンの2パターンがある。移動スピードはそれほどでも無いが、無敵時間と移動距離が長いのが強力。こちらが飛び道具による遠距離牽制戦法を行うとこの技で接近してくる。 闇慟哭(やみどうこく) 「お別れです!」の台詞と共に、相手を片手で吊し上げ、よのかぜより巨大な竜巻を直に叩きつけてから投げ捨てる投げ技。掴みモーションの隙が少なく、またダッシュから間合いを詰めて掴んでくるので非常に厄介。 ゲーニッツに対しては常にこの技を注意し、隙のある時以外はなるべく近寄らないようにしよう。 真八稚女・蛟(しんやをとめ・みずち) 「神罰です!」と言いひょうがと同じモーションで飛び上がりつつ前方に飛びかかり、突進が当たった相手を連続で斬り刻んだあと地面に叩きつける乱舞技。突進スピードが速く、威力も高いがシールドで防ぐことが出き、間合いが離れていれば飛び道具で止めることも可能。 真八稚女・十爪刻(しんやをとめ・じっそうこく) ゲーニッツにダメージを倒す寸前まで与えるとみずちの代わりにこちらを使用してくるようになる。 ひょうがと同じモーションで消えた後前方に突進、突進が当たった相手をみずち以上のスピードで斬り刻み、吊し上げた相手を締め上げた後飛び上がり空中から叩きつける。 みずち以上のダメージを与える恐ろしい技で、更に出がかりで消えるためみずちのように飛び道具で止めることも出来ない。シールドで防げるのは変わらないので、中~遠距離で出してきた場合はとりあえず守りを固めておこう。 ゲーニッツ ボスとして登場しているゲーニッツをプレイアブルキャラ化したもの。ゲーニッツの登場するイベント戦をKOFキャラ(誰でも良い)でクリアすることで使用が解禁される。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 プレイヤー操作用の性能としては「SNKVS.CAPCOM SVCCHAOS」で再登場した時ぐらいの性能と思って貰えれば良いだろう。 KOF96の時ほどの凶悪な性能は無い(必殺技の間合い減少かつ硬直延長、通常技全体的に威力ダウン)が、癖が強いがハマれば相手を封殺できる必殺技を用いた中~遠距離での戦いの強さはKOFキャラの中でもまだ高いほう。 遠距離からの「夜の風」で近寄らせずに戦い、それでも尚守りをこじ開けて詰める相手には「闇慟哭」を狙うか「馮牙」で逃げる…といった戦法が基本戦術となる。 B:夜の風(よのかぜ) ゲーニッツが「ここですか?」と言いながら手を軽く上げると、前方の地面から竜巻が巻き起こる設置型飛び道具。 Bを押した後方向キーを入力することにより、何も押さない(ニュートラル)→手前、横→近距離、下→中距離、上→遠距離の4地点に竜巻の発生方向を調節することができる。 発生はボスのものより遅いがそれでも先読み対空&防御壁としては十分に使える性能。硬直がやや長いので外したor回避された時は注意すること。 横B:真葵花・青嵐(しんあおいはな・せいらん) ボス版ゲーニッツ(KOF96ゲーニッツ)には搭載されていない必殺技。腕を振り下ろしながら前進し前方を鎌居達のカッターで切り裂く突進技。 マーベラスコンビネーションのように追加入力で三連続の攻撃が可能。クリーンヒット時の威力は高いが防御された時は隙だらけになるのも同じ。 上B 馮牙(ひょうが) 軽く跳躍して消えた後、前方に高速移動する移動技。空中を飛んで現れるパターンと低い姿勢で地を滑るように走るパターンの2パターンがあり、空中で入力すると飛び、地上で入力すると滑るパターンになる。 発生の早さはボス版とあまり大差無い為カウンターの回避手段としては使えるが、攻め込みで使うとまず相手に姿を現した直後の隙を狙われてしまう。復帰や回避以外で使うのはあまり推奨されない。 下B(隣接時のみ) 闇慟哭(やみどうこく) 「お別れです!」の台詞と共に、相手を片手で吊し上げ、よのかぜより巨大な竜巻を直に叩きつけてから投げ捨てる投げ技。 ボス版は凶悪な性能だったが、こちらは通常必殺技に格落ちしているため威力は大幅に減らされている(それでもゲーニッツの必殺技威力としては高い方だが)。 更に掴み間合いもかなり狭く設定されており、相手を掴み損ねると下の湾馮(わんひょう)が暴発してしまうというやや困った性能となっている。 下B:湾馮・常憮(わんひょう・とこぶせ) ゲーニッツが「如何です?」と言いながら指を鳴らすことで前方の空間を鎌居達のカッターで切り裂く中距離技。 連続ヒットするが密着して当ててもクリーンヒットせず(ヒットするごとに相手と間合いを離してしまうので)、指を鳴らした後少しの間全く動けない隙ができてしまう。 この技を使うよりは夜の風(よのかぜ)を使った方が効率が良いのだが、高威力の闇慟哭(やみどうこく)を狙うとこの技が暴発するリスクも増えてしまう。 最後の切りふだ 風神・伊吹(ふうじん・いぶき) 「もう!これで!眠りなさい!」 馮牙(ひょうが)と同じモーションで消えた後前方に突進、突進が当たると相手をロックして真葵花・青嵐(しんあおいはな・せいらん)のような攻撃で連続で切り裂き、とどめに相手を夜の風(よのかぜ)同様巻き上げた竜巻で舞い上げてから、手を下に振ることで相手を地に叩き付ける。 かつての「真八稚女・十爪刻(しんやをとめ・じっそうこく)」をプレイアブルキャラの切りふだ用にダウングレードした技だが、最後の切りふだのためシールド防御は不能となっている。 登場演出 突如強風が吹き、風が治まった瞬時にその場にゲーニッツが現れる「さぁ、神に祈りなさい」 キャラ選択時のボイス 「我が名は『吹き荒ぶ風』、全てを切り裂く嵐…」 アピール 上アピール 腰に手を当てつつ、片方の手を前方に差し出す「ヌルいですねぇ」 横アピール 風神・伊吹(ふうじん・いぶき)の締めのようなモーションで相手に十字を切る「悔い改めなさい」 下アピール 本(聖書?)を取り出し読む。KOF96(家庭用)などでの待機時のポーズ。 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 正面を向き一礼する。「神の御加護が、あらん事を」 勝利ポーズ2 両手を叩いて埃を落とした後、両腕を降ろして立つ「まだまだですね」or「身の程を知りなさい」 勝利ポーズ3 夜の風(よのかぜ)発動時の時のようなポーズ。但し手をあげず前方に差し出している。「悔い改めなさい」or「これが神罰です」 特殊勝利台詞 (敵に京、京(EX)、庵、庵(EX)、神楽ちづるがいた場合)「魂に共鳴していない神器の力など恐るるに足りません」 (敵にレオナがいた場合)「力を制御?愚かなことです」 (敵に山崎がいた場合)「狂気から解き放ってさしあげます……あなたの死をもって、ね」 THE KING OF FIGHTERS 97 社 KOF97にてニューフェイスチームの一人として登場したバンドマン・社が参戦。フルネームは七枷社(ななかせ やしろ)。 正体はオロチ四天王の一人であり、二つ名は「乾いた大地の社」。大地の力を操った体術を得意とする。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 パワフルな打撃技が特徴で攻撃力が高い。スピードも八神庵と同等程度ありバランスも悪くないが、反面守りに使える技が少なく、自身が飛び道具を持ってないこともあり守勢に回ると不利になりやすい。 各種最後の切りふだで「乾いた大地の社」にチェンジできるため、ノーマルでの立ち回りが不利と感じたら切り替えよう。 横スマッシュ ファイナルインパクト(ストレートパンチ。原作では超必殺技だがこちらではスマッシュ技で使用する) B ミサイルマイトバッシュ 目の前を両腕を交互に振り払う動作で4発殴りつける。強攻撃などから連続技になるが、シールド防御されると隙が生じてしまう。 横B スレッジハンマー 横方向にジャンプして放物線軌道を描いて跳び上がると共に拳を振り下ろす打撃技。 攻撃判定の発生は他の必殺技に比べると遅めだが、ヒット効果が強制ダウン(空中ならメテオ)判定になるのが強み。 上B アッパーデュエル アッパーで攻撃し、当たると飛び上がりながらもう一方の手でアッパーを放つ技。 初段アッパーに相手の攻撃に対するガードポイントが付いている上、入力直後からガードポイントが発生するまで全身無敵なため、唯一ノーマル社で守りに使える必殺技と言える。 威力は密着して当てないと発揮されないため、ダメージ&スマッシュ狙いならギリギリまで相手を引きつけてから放とう。 下B ジェットカウンター 高速移動からボディーブローを放つ突進打撃技。移動中は打撃に対して無敵のため接近戦での殴り合いでは有効に使える。 (ジェットカウンター中に)横Bor上B ジェットカウンター・スティル ジェットカウンターからストレートパンチ(横B)orアッパーカット(上B)で追撃する。それぞれふっ飛ばす方向が異なるので状況に応じて使い分けよう。 最後の切りふだ ハルマゲドン 「後悔させてやるぜぇ!」 KOFにおいては下記の「乾いた大地の社」の超必殺技(MAX2)であったが、スマブラではノーマル社の切りふだとして備わっている。 拳を振りかぶる溜めから、前方に突進し拳を勢い良く振り下ろす打撃型切りふだ。ジェットカウンターの強化版と思ってもらえば良いだろう。 この技を使用すると「乾いた大地の社」に移行する。 登場演出 腕一本で逆立ち、腕立て数回の後飛び跳ねて構える「よっと!」 特定の相手が居る場合、腕立ては無く相手を見て挨拶or睨むなどの反応を示す。 (敵に庵、庵(EX)がいる場合)「痛くしちゃ嫌よ…ってか?」or「ヤダなぁ、強そう…ってか?」 (敵にシェルミーがいる場合)「シェルミー、そのカッコ…ぱっつんぱっつんだな」 (敵にクリスがいる場合)「よぅ、クリス!」 キャラ選択時のボイス 「イキでイナセなオレの拳、どんなヤツでも殴って倒す!」 アピール 上アピール 腰に手を当てて挑発「ムキになるなよ…」 横アピール 手前を指差す「楽しんでる?」 下アピール 拳を手前に突き出した後、手を胸元で広げてポーズ「ケンカが強い上に、男前!」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 画面手前に背を向け、手を振る「バ~イバ~イ!」 勝利ポーズ2 指笛を吹くと、空からペットのワシが社の手に舞い降りる 勝利ポーズ3 取り出したペットボトルの水を顔から浴びる「くぅ~っ!!」 特殊勝利台詞 (敵に庵、庵(EX)がいた場合) 「ほらほら、お客様は無様なお前をお待ちしてくださってるんだよ」 (敵に極限流空手キャラ(*1)がいた場合) 「俺との殴り合い楽しんだかい?おっと、まだ立つんじゃねえよ」 (敵にアイドルorバンドキャラがいた場合) 「俺らのところで歌ってみねぇか?損はさせネェぜ! 」 乾いた大地の社 社が最後の切りふだを使うとこちらの状態に移行する(ゼロスーツサムスと同様の方法で最初から使用することも可能)。 多種多様な投げ技を持つ投げキャラでありながら移動能力はノーマルと遜色無く「投げキャラだが素早い」キャラクターとなっている。 B 吼える大地(ほえるだいち) 片手を地についてエネルギーを蓄え、突きと共に放出する。KOFでは超必殺技だがここでは必殺技となっている。 チャージ可能で時間に応じて威力と射程がアップする。溜め無しではただのストレートパンチになるが、最大では一撃でシールド無視+高威力になる。 横B 躍る大地(おどるだいち) 「動くな!」の掛け声と共に突進して掴みかかり、相手を掴むとジャーマンスープレックスの態勢で地面に叩き付ける移動投げ技。 奇襲に最適の技だが、一定距離を進まないと相手にぶつかっても掴みが発生しない。そのため相手の飛び道具などに非常に弱いという短所を持つ。 ちなみに空中で地面の無い場所で掴んだ場合は、自分or相手ともに軽いレバガチャで技を解くことができる(互いに何も押さないと道連れになる)。 上B 挫く大地(くじくだいち) 「取った!」の台詞と共に前方上空に飛び掛り、相手を掴んだ場合は肩越しに相手の背面に回る特殊投げ。ダメージは一切与えられないが、掴んだ相手は無防備状態となり追撃を加えられる状態になる。 崖や壁を掴んだ場合はその状態から半回転して跳ね上がる復帰技として使用できる。 下B:淬ぐ大地(にらぐだいち) 隣接投げ技。馬飛びの要領で相手を飛び越えて素早く背後に回った後掴んで上空に投げ飛ばす。落ちてくる相手に追撃が可能。 最後の切りふだ 暗黒地獄極楽落とし 「調子コイてんじゃねぇーぞコラァ!!」 投げ技扱いの切り札。片手で相手を軽々と吊り上げ、ローキックで両足をいっぺんに刈ってダウンさせ、頭を掴んで連続で地に叩きつけた後上空へ放り投げる。フィニッシュは落ちてきた相手に地面から気の柱を放出してふっ飛ばす。 掴めるのは一人だけだが、叩きつけと気の柱による追撃は掴まなかった相手も巻き込むことが可能。発動するとノーマル社に戻る。 登場演出 地鳴りと共に現れ、社が気合いを入れると静まる「目覚めろ…大地よ!」 キャラセレクト時台詞 「後悔させてやるぜぇ!」 アピール 上アピール 腰に手を当てて挑発「生意気だ!」 横アピール 手前を指差す「ナメた真似すんなよ?」 下アピール 拳を手前に突き出した後、手を胸元で広げてポーズ「五月蝿ぇなぁ、テメェ…」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 両拳を握り屈みこむと、周囲に大きな地震が起こる「うぉぉぉぉぉ!」 勝利ポーズ2 地震の起きている中両手を掲げているが、社が両腕を下ろし深呼吸すると治まる「おおおおおおお!!!…ハァ~ッ…」 勝利ポーズ3 両手をズボンのポケットに突っ込み、背中越しに手前を睨む「俺が誰だか言ってみろよ?テメェよ」 特殊勝利台詞 (敵に京、京(EX)、庵、庵(EX)がいた場合) 「所詮テメェは敵じゃあねェ!そのままじっとしてろ!クズが!」 (敵にK´、K9999、ゼロ(KOF)、クリザリッドがいた場合) 「できそこないのコピーが…そのまま永久に死に続けろ!」 (敵に神系のキャラがいた場合) 「冗談のつもりか?テメェは神を気取るには弱すぎるんだよ!」 シェルミー KOF97にて登場したニューフェイスチームの紅一点・シェルミーが参戦。 正体はオロチ四天王の一人であり、二つ名は「荒れ狂う稲光のシェルミー」。雷の力を操った電撃攻撃を得意とする。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 女性ながら投げ技を得意とする変わったキャラ。投げキャラの割にはスピードも優れており、相手を捕らえやすい。 反面打撃技は癖が強く、打撃戦を挑むのはあまり得意ではない。積極的に投げを狙っていくスタイルを要求されるだろう。 各種最後の切りふだで「荒れ狂う稲光のシェルミー」にチェンジできる。 B シェルミーホイップ その場で足を振り上げて回転する。しかし単純な蹴り技で無く、ヒットした場合足で掴むフランケンシュタイナーに自動で移行する打撃投げ技である。 そこからB連打で叩き付けた相手を掴んでジャーマンスープレックス、更にB連打で膝落としの追撃で追い討ち攻撃を放つことができる。 横B シェルミースパイラル 「好きなんでしょ?こういうの」 ラリアットのような動きで相手の頭を掴んで肩にまたがり、頭を脚で挟んで回転しながら地面に叩きつける投げ技。 通常のつかみより間合いが広く、地面に叩き付ける性質故ふっ飛ばしはできないが与えるダメージ%は大きい強力な技。掴み損ねた時の隙は大きいので注意。 上B アクセルスピンキック 山なりに跳ね、着地寸前に回し蹴りを放つ技。ヒットするとダウンを奪えるが、攻撃に移る前に一瞬隙が生まれるため迂闊に連発すると読まれて反撃されやすい。 B押しっぱなしで蹴りを放たないフェイント技が使える。この場合隙を生じず上空に移動できるので復帰にはフェイントを活用しよう。 下B Fカップチュード 「来てみて?キャプチュード!」 文字通りFカップの巨乳を突き出すカウンター技。相手の攻撃がシェルミーの胸に触れるとそのまま掴み、スープレックスで背後に投げ飛ばす。 決まれば相手にとっては屈辱的だが、飛び道具・下段攻撃は取れないなどカウンターとしての性能は低め。 最後の切りふだ イナズマレッグラリアート 前方にダッシュし、再度Bを押すと脚部に雷を纏い飛び膝蹴りを放つ打撃型切りふだ。 社の「ハルマゲドン」と異なり発動タイミングを自分で調節できるという特徴を持つ。攻撃範囲は狭いが威力は高いので上手く叩き込もう。 この切りふだを発動すると「荒れ狂う稲光のシェルミー」に移行する。 登場演出 髪をなびかせながら手招き。「痛くしちゃ、イヤよ?」 特定の相手が居る場合、手を振るなどの特殊な反応を示す。 (敵に社、クリスがいる場合)「ハァ~ィ、社(クリス)!」 キャラ選択時のボイス 「人が見てると、燃えるわねぇ~!」 アピール 上アピール 突然携帯電話が掛かってくるが、応対した後すぐに切る「もしもし?また後でね」 横アピール 胸元を見せ付けるような前かがみのポーズで挑発「キャハッ♪」 下アピール 投げキッス「ん~チュッ♪」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 前方・左右に連続で投げキッス 勝利ポーズ2 パタパタとあおぐ「汗でビショビショ…になっちゃった♪」 勝利ポーズ3 中腰で構えて画面手前を見つめる「アハッ、なぁんて顔?」 特殊勝利台詞 (敵に社、クリスがいた場合) 「まったくもう……男のくせにだらしないんだから!」 (敵に舞がいた場合) 「力も胸も私のほうが大きいのよ!あはっ♪」 荒れ狂う稲光のシェルミー シェルミーが最後の切りふだを使うとこちらの状態に移行する(ゼロスーツサムスと同様の方法で最初からの使用も可能)。 投げを重視するノーマルシェルミーと違い、電撃技を使う中~遠距離戦が得意なキャラ(近距離打撃戦が苦手な点はノーマルから変化無し)。 B 八咫薙の鞭(やたなぎのむち) 「痺れなさい」 2回水平チョップを出し電撃の光輪を飛ばす飛び道具。シェルミー本体のチョップにも攻撃判定がある。主に牽制用だが、弱~強攻撃から連続技になる。 横B 無月の雷雲(むげつのらいうん) 両手を添えた口から小さく息を吐くと共に極小の雷球を飛ばす飛び道具。雷球はB押しっぱなし+横で進んだ後B放しで爆発し攻撃判定を発生させる。 Bに比べると発生は遅いが、威力の高さと攻撃距離の調整が出来る特徴を持つ。 (空中で)横B 雷神の杖(らいじんのつえ) 空中から雷を纏った踵落としを放つ技。相手からダウンを奪えるが、シールドで防御されると隙だらけの技。ダウンを奪えないが発生の早い斜日の踊りと使い分けよう。 上B 斜日の踊り(しゃじつのおどり) ノーマルシェルミーのアクセルスピンキックと同じ軌道で跳び上がる蹴り技。こちらは足に雷を纏い、ヒット効果がダウンから連続ヒットのけぞりに変更になっている。 下B:建御雷(たけるみかづち) 自分の体に放電し、周囲の相手を吹き飛ばす技。ピカチュウの「かみなり」に似ているが空から雷は降らない。 最後の切り札 宿命・幻影・震死(しゅくめい・げんえい・しんし) 「いいわね?行くわよ!」 全身に雷を纏いつつ、地面と水平に飛んで蹴る突進技。発生と突進速度に優れている。使用するとノーマルシェルミーに移行する。 最後の切り札2 運命の矢 「天に委ねましょう、真なる裁きを…!」 ダメージ150%以上でプレイヤー全員が地上にいるときのみ発動できる切りふだ。 発動するとシェルミーが空に手を翳す。すると上空に雷雲が現れ、ふっ飛ばし能力に優れた落雷がプレイヤー一人の上に高速で落ちる。 雷が落ちたプレイヤーはステージが余程広くない限りはほぼ確実に撃墜されてしまうが、この雷はシェルミー本人にも落ちる。 勿論シェルミーに落ちた時は自滅確定なので、ここぞという状況で使うべき切りふだと言える。 登場演出 自身の身体に雷を落とし、電気のスパークを纏う「降りてきなさい!」 キャラセレクト時台詞 「さぁ、裁きの雷にうたれて懺悔なさい」 アピール 上アピール 前方を指差す「あなた、死ぬわよ?」 横アピール 全身に帯電する「一瞬で消してあげるわ」 下アピール 両腕を高く掲げると、雷の閃光が瞬く「さぁ、懺悔なさい」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 正面を向いて片手を揚げ、手に落ちてきた雷を握りつぶす「それがあなたの運命…お休みなさい」 勝利ポーズ2 静かに笑うが、徐々に高笑いになる「うふふふ…アーハッハッハッ!!!」 勝利ポーズ3 腕を横一線に振ると、雷の閃光が閃く「淋しくないわよ…すぐに全人類を逝かせてあげる」 特殊勝利台詞 (敵に京、京(EX)、庵、庵(EX)、神楽ちづるがいた場合) 「もはや三種の神器も私達は止められない…さあ、死になさい!」 (敵にアテナ、キムがいた場合) 「善?悪?それが何?そうして自分達の罪には目をつぶるのね」 (敵に社、クリス、ゲーニッツがいた場合) 「新しい夜明けの始まりよ…神無き祝祭の夜に祝福を!」 クリス KOF97にてニューフェイスチームの一人として登場したクリスが参戦。 見た目は14歳のあどけない少年だが、その正体はオロチ四天王の一人であり、二つ名は「炎のさだめ」。草薙京・八神庵同様炎を操る力で戦う。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 ニューフェイスチームの中では最も素早く、スピードと手数を活かした戦法が得意。攻撃力が低くキャラの重さも軽いため、移動力や撹乱性能の高い必殺技を駆使して立ち回ろう。 最後の切りふだで「炎のさだめのクリス」にチェンジできる。攻撃力を上げたいときはスマッシュボールを積極的に取りにいこう。 B ディレクションチェンジ 宙返りしながら飛び上がり、相手を掴むと背後に回り背中を取る特殊投げ技。乾いた大地の社の「挫く大地(くじくだいち)」に類似した技。 相手を惑わしつつ自身の連続技に繋げる事のできる優秀な技だが、ダメージは与えられない。また見た目と違い崖つかまりもできないので注意。 横B シューティングダンサー(スラスト/ステップ) 前方に高速突進し肘打ちを放つ突進技。何も押さない場合は突き、追加でAを押すと下段へのスライディング、Bを押すと軽く跳ねながら相手を踏みつけるキックの追撃を放つ。 ヒットしてもダウンが奪えず、威力も低いので連続技用の技と言える。 (空中で)横Bor下B グライダースタンプ 空中から急降下してキックを放つ技。奇襲に向いている。クリティカルヒットするとダウン(メテオ)攻撃になる。 上B ハンティングエア サマーソルトキックを放つ対空技。攻撃判定は広めだが発生が遅く連続技には使えない。また無敵時間はあるにはあるがあってないようなものなので切り返しすら無理がある。Bを連打すると蹴り上げを追加で放ち上昇距離が伸びる。 一定の確率で強化版「ツイスタードライブ」に発展する。サマーソルトキックの回数が増え、クリティカルヒット時のみグライダースタンプで追撃し斜め下に叩き落とす。ヒット数や威力は強化されるが、空振り時の隙が大きくグライダースタンプ降下後に尻もちになる。 下B スクランブルダッシュ 前方に一瞬で移動する移動技。攻撃判定は一切無いが、移動距離が長く無敵も存在するので回避に便利な技。 最後の切りふだ チェーンスライドタッチ 「遠慮なく行きます!」「さぁ、変わるよ!」 手に炎のようなエネルギーを纏い、高速で突進しつつ小刻みに掌底の連打を放つ。発生が早く攻撃回数も多いが、空中に浮いている相手にはカス当たりにもなりやすい。 この技を使用した後、クリスが手を掲げると閃光が紫の炎に変化。以降は「炎のさだめのクリス」に移行する。 登場演出 腕を後で組み、相手を見つめる「ヤダなぁ、強そう…」 特定の相手が居る場合、手を上げて喜ぶポーズをする。 (敵に社、シェルミーがいる場合)「やしろぉ!」or「シェルミー!」 キャラ選択時のボイス 「くすっ。そんな怖い顔しないでよ……」 アピール 上アピール 足踏みしつつ指を鳴らす 横アピール 両手を広げて立つポーズ「今夜、何を作ろうかなぁ」(※クリスは趣味が「料理」である) 下アピール 登場時と同じ、後ろ手で腕を組むポーズ「どうしてそんなコトするかなぁ…」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 両手を前で合わせつつ、笑顔を浮かべる「楽しかったです、ハイ!」 勝利ポーズ2 画面手前に背を向け、空を見上げる「明日も晴れるかなぁ…」 勝利ポーズ3 登場時と同じ後ろ手で腕を組むポーズだが、こちらは笑顔を浮かべている「ごめんなさい。一応、手加減したんですけど」 特殊勝利台詞 (敵にシェルミーがいた場合) 「あれっ?シェルミー、もしかして太った?」 炎のさだめのクリス クリスが最後の切りふだを使うとこちらの状態に移行する(ゼロスーツサムスと同様の方法で最初から使用することもできる)。 スピードの速さはそのままで判定と威力に優れた炎攻撃を身に付け攻撃的なキャラに強化されたが、打たれ弱さはノーマルから変化が無い。 B 太陽を射る炎(たいようをいるほのお) 「炎!」の掛け声と共に前方に炎を三連続で連ねて発生させる飛び道具。相手にシールドで防御されても隙が少ないため反撃されず、遠距離での削りや牽制にはもってこいの技。 クリスの眼前に攻撃判定が無く、相手と完全に密着していると逆に当たらないという特性を持つ。そのため相手との間合いには注意しよう。 横B 大地を払う劫火(だいちをはらうごうか) 自身を炎の球体に包み込みながら突進する突進技。KOF(~98UM)では超必殺技だったが必殺技に降格。 ダメージは原作より大幅に下がっているが、方向キー+Bで2回まで方向転換しながら攻撃できる。移動と攻撃の性質を兼ね備えた便利な技。 上B 月を摘む炎(つきをつむほのお) 手に炎を纏いながら上昇する対空技。B押しっぱなしでニ連続で回転しながら上昇する技に変わり、攻撃回数と上昇高度がアップする。 攻撃判定が狭いため相手の攻撃とぶつかると打ち負けてしまうこともあるが、攻撃時間が長い上出掛かりに上半身無敵があるため前もって出しておけば相手を牽制することも可能。 完全に飛び上がった後は尻もち状態になるので、相手に無防備状態を狙われないようにしよう。 下B 鏡を屠る炎(かがみをほふるほのお) 軽く飛び跳ねながら炎の打撃を加える突進技。横Bと比べるとダメージが大きく、また飛び跳ねにより相手の下段~中段攻撃をかわしながら反撃できる。 最後の切りふだ 暗黒大蛇薙 「ハイ、死んでください」 指先に炎を灯した後、全身に炎を纏い突進する。京(EX)の「裏百八式・大蛇薙」とほぼ同性能の切りふだ。 乾いた大地の社、荒れ狂う稲光のシェルミーと違いこの切りふだを使ってもノーマルクリスには戻れない。 最後の切りふだ2 蛹を破り、蝶は舞う ダメージ%150%以上の時はこちらの切りふだになる。オロチに変身し「画面全体に光を浴びせる」攻撃を放つ。 「ネオジオバトルコロシアム」ミズチの「混」とほぼ同性能の切りふだ。使用するとノーマルクリスに戻る。 登場演出 両手に掲げた炎を左右の手に分けて持つ「さぁ楽しもう、ボクの炎…!」 キャラ選択時のボイス 「燃え上がれ、ボクの炎」 アピール 上アピール 掲げた手に炎を浮かべる「灰にしてあげるよ」 横アピール 両手を後ろ手で組んで立つ「いずれ、皆死ぬんですよ?」 下アピール 画面手前に背を向ける「全てか、しからずば無」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 手に炎を浮かべる「虫ケラにしてはよく頑張ったね」 勝利ポーズ2 両手を高く掲げると、炎がゆらめく「さぁ見てごらん、敗者の姿だよ」 勝利ポーズ3 片手を挙げて喜ぶようなポーズの後、後ろで手を組画面手前に背を向ける「地球大好き!人類嫌~い!」 特殊勝利台詞 (敵にクリザリッドがいた場合) 「神に見放された哀れなサナギは、蝶になることなく朽ち果てる」 (敵にナコルルがいた場合) 「僕だってこの地球や自然は大好きだよ。嫌いなのは人類とかいう虫ケラだけさ」 (敵にルガールがいた場合) 「キミも懲りない人だね、いいかげん本当に死んだらいいと思うよ?」 ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ KOF97にてミドルボスとして登場した、八神庵のアナザーキャラクター(通称「暴走庵」)。 自らの身に流れるオロチの血によって正気を失い暴走した姿。理性は失われ、凶暴な獣と化している。 CV:安井邦彦 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 技は通常の庵と基本的に変わらないが、機動力が大幅に上昇している(プレイヤー操作ではあまりに速すぎて操作しにくいほど)。加えてジャンプの軌道が低くなっているため、スピードアップと合わさって滞空時間が非常に短い。 攻撃力も高い反面、吹っ飛ばされやすくなっているなど防御面が低下している。また、極端なジャンプ力の低さのためスピードの割に復帰力は低い。 火力面では確かに強化されているのだが、プレイヤーを選ぶ上級者向けのキャラクターである。 通常八神庵と同じ技については解説は省略する。 B 百八式・闇払い B(長押し) 裏百八式・八酒杯 闇払いと同じモーションで炎を放つが、こちらは当たった相手に火柱を浴びせ一定時間身動きを取れなくする。ダメージは通常Bより低い。 横B 百弐拾七式・葵花 横B(スマッシュ) 弐百拾弐式・琴月 陰 上B 百式・鬼焼き 上B(上B中に) 裏百式・鬼焔 上Bの上昇中にタイミング良くコマンドを追加入力すると、鬼焼きを連続で放つこちらの技に移行する。 見た目と異なり、対空よりも地上での連続技に使った方がダメージソースとしては有用。また空中での復帰補助にも使える。 下B 屑風 相手を掴み、自分の後方に投げる特殊投げ技。自分と相手の立ち位置を左右逆転させ、かつ相手に隙を作る。 この技によるダメージは与えられないが、強攻撃や葵花などで追撃できる。連続技の起点として重宝する技と言える。 最後の切りふだ ???! 掴んだ相手を両手で締め上げ、巨大な火柱を浴びせて爆発させる投げ型切りふだ。 通常庵の「裏千弐拾九式・焔甌」に類似した切りふだ。こちらは自身のダメージ%制限が無い代わりに相手を掴める範囲がやや狭くなっている。 暴走庵本体のスピードの速さを活かし、確実に叩き込める距離まで詰めてから狙うようにしよう。 登場演出 俯いた状態から両腕を広げ天を仰ぎ絶叫する「ウオオォオォアアアァ!!!」 キャラ選択時のボイス 「シ…シィィネェェェェ…」 アピール 天を仰いで絶叫する(全方向共通)「キョーーーーウゥゥ!!!」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 画面手前を向いたまま天を仰いで絶叫する「キョオォォォォォォウッッッ!!」 勝利ポーズ2 画面手前に背中を向けて屈んでいるが、何かに気づいたように背中越しに画面手前を向く「グゥウウゥゥ」 勝利ポーズ3 左右に腕を振り上げるように暴れた後、ポーズ1同様絶叫する「シャァアッ!ッホォアッ!…ガアァァアアアッ!!」 ヤミノナカオロチノチニメザメルレオナ KOF97にてミドルボスとして登場した、レオナ=ハイデルンのアナザーキャラクター(通称「覚醒レオナ」)。 自らの身に流れるオロチの血が覚醒し、理性を失って破壊衝動のままに行動する。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 暴走庵同様攻撃力とスピード面での大幅な強化、およびジャンプ力低下と吹っ飛び易さ増加が最大の特徴となる。 通常レオナが空中戦を得意とするのに対し、覚醒レオナは地上戦を中心としたコンビネーションで戦う戦法が主体となる上級者向けのキャラクター。 B ボルテックランチャー 天を仰ぐような動作で胸元からエネルギー球を小時間発生し滞空させる。球弾は多段ヒットする性質があり、飛び道具のように見えるが打撃技のように使う技と言える。 Bを長押しすると軽く跳びはねながらエネルギー球を放つようになり、この場合球弾が少しずつ前進する性質を持つようになる。 横B グランドセイバー(追加横B グライディングバスター) 低い態勢で前方へ走り込み、敵と近づくと手刀で斬り抜けを叩き込む突進技。追加入力で前方に大きく宙返りしながら脚で斬りあげる追撃を放てる。 覚醒レオナの場合は通常ダッシュがこの技より早く移動できるためこの技を単体で奇襲で用いるという使い方はする必要が無く、むしろ近接での連続技として用いる方が有用な技である。 グランドセイバー及び追加グライディングバスター共に外したり相手に防御された隙は決して少なくないので迂闊な乱用は避けるべきなのは通常版と変わりない。 上B Xキャリバー 通常レオナと同じ。覚醒レオナは基本ジャンプ高度が低いので上昇高度を補う意味でも重要な技と言える。 上B(スマッシュ) ストームブリンガー 元々は上官ハイデルン部隊長の持ち技で、覚醒レオナはGB版でのみ使用できたレア技。 Xキャリバーと同様の軌道で飛び掛るが、こちらは相手に触れると手刀を突き立てそこから相手のエネルギーを吸収する(モーションはKOF99などの「グレイトフルデッド」の流用)。 相手にダメージを与えつつ自身のダメージ%を微量だが回復できる性質を持つ。飛距離そのものは変わらないので復帰用としては特に両者の差を気にせず使用できる。 下B ムーンスラッシャー(追加上B リバーススラッシャー) その場で円を描くように手刀を縦に振り下ろす。発生の早さや無敵時間はノーマルと変わらないので、移動スピードも速い覚醒レオナにおいては奇襲にうってつけの技となった。 上Bをタイミングよく追加入力することで逆の軌道で切り上げるリバーススラッシャーに移行できる。この技はシールドでガードさせても相手との間合いを放すため、ムーンスラッシャーの技後の隙の大きさをフォローできる。 最後の切りふだ リボルスパーク 低い姿勢で前方へ突撃。ヒットすると相手に手刀を突き立てて爆弾を埋め込み、絶叫すると共に爆発させふっ飛ばす。 威力は通常レオナと比べると「レオナスパーク」以上「レオナブレード(至近距離ヒット時)」以下といったところ。素のスピードを活かして確実に叩き込もう。 最後の切りふだ2 Vスラッシャー(Ver.MAX) 空中でしか出せない切りふだ。斜め下に突進し、ヒットすると相手をロックして手刀でVの字を描き、爆発を起こす技。 ダメージこそ上記の"リボルスパーク"とほぼ同程度であるものの判定がかなり強いので奇襲はもちろん対空潰しに使う。 登場演出 荒い呼吸の後、天を仰いで絶叫する「ハァ……ハァ……ウァアアアアアアアッ!!」 キャラ選択時のボイス 「フゥゥウゥゥ…ち、力は……制御……ォウオオォオォォォッ!」 アピール 獣のような声を出す(全方向共通)「ニ゛ャア゛アアアァ…!!」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 登場演出同様、天を仰いで絶叫「ウァアアアアアアアッ!!」 勝利ポーズ2 仰け反り、空中に吐血する「ガ、ガハッ!!」 勝利ポーズ3 しゃがんで蹲った後、髪の色が変化。通常レオナと同じ外見に戻り立ち上がる。「………力は、制御できる…」 オロチ【ボス】 KOF97のラストボス、オロチがボスとして登場。オロチ一族の長がクリスの肉体を依り代として現代に復活した姿。宙に浮く、心を読むなどの超能力のような力を使う。 ※登場時演出 クリスが上半身の衣服を破きながらオロチの姿に変身、光の柱を起こす。 「蛹を破り、蝶は舞う。我、ガイアと共に在り…」(汎用) 「おまえたちがいかにあがこうと、もはや我を止めることはできぬ…」(京or京(EX)or神楽ちづるが居る時) 「我が血より生まれし異形の落とし子よ。せめて今は安らかに眠るがいい…」(庵or暴走庵or庵(EX)が居る時) 「哀れなる乙女よ…原初の海に還り、魂の安らぎを手にするがいい…」(レオナor覚醒レオナが居る時) 「人ごときが触れてはならぬもの…おまえはそれをもてあそんだ…」(ルガールが居る時) 「時の円環の中で、おまえの魂もまた、ガイアのもとへと還っていく…」(ゲーニッツor社orシェルミーorクリスが居る時) 「裁きの時は来た。罪の刻印を背負った人の子らよ、我を畏れよ…」(山崎が居る時) 「この星にガイアの代弁者はただひとりでいい…」(ミズチが居る時) ※特徴 常に浮いている為、一部の下段技(地面スレスレを攻撃するもの)は効かないこともある。 また吹っ飛ばされた時、ダウンした時は瞬間移動で瞬時に態勢を立て直すため追撃がしにくい。 ※使用技 便宜上ミズチの使う技と同名の技を使用するが、性能はミズチ(プレイヤー)と大きく異なる。 火蘭降(ほのすそり) オロチの眼前~奥の4箇所の内一箇所の地面から上空に向けて火柱を起こす。上方向への攻撃判定無限。 主にこちらの飛び込みに反応してからの対空・または飛び道具からの防御壁として使用してくる。 解除(はらえ) 前方へ連なった光の紋章のような衝撃波を飛ばす飛び道具。発射時の隙が無く、かつ衝撃波はこちらの飛び道具を掻き消して進んでくる。 多段ヒットしシールドを削る能力も高いので、サイマグネットなど飛び道具を有効活用できる必殺技を持っていなければ下手に反撃・防御するより回避したほうが良いだろう。 誓約(うけい) 弧を描くような軌道の蹴り上げを放つ。接近戦に限定すれば火蘭降よりも出が早く、ダッシュからいきなりこの技で吹っ飛ばされることもある。オロチがダッシュ(消えるような動き)をしたらこの技を警戒しよう。 顕斎(うつしいわい) 前方または斜め前方に手を翳し、プレイヤーがオロチのかざした手に近寄ると鏡のようなバリアが現れ猛烈な勢いで弾き飛ばされる当身技。 手を翳したオロチに近寄りさえしなければ食らうことは無いので、遠くから飛び道具で攻撃しよう。 糺(ただす) オロチが両手を交差するようなポーズを取る。この時に飛び道具判定の攻撃を食らうと吸収した後炎の弾にして撃ち返す。 何を吸収しても炎の弾にして返すが、威力は吸収した攻撃に応じて増減する。 混(まろかれ) 「さぁ、無に還ろう」 オロチが両腕を交差して掲げると、画面上空からステージ全体に光が降り注ぎ画面全体を攻撃する。 攻撃時間が長いため前後転回避・その場回避は不可能。幸いこの技にはシールド削減性能が無いため、シールドさえ間に合えば防ぐことが可能。 食らうと大ダメージを受け吹っ飛ばされるので、オロチのHPを削った中盤戦以降は常に警戒しておこう。 大神(おおみわ) 「儚いものよ…」 オロチの全身が輝き、一定時間プレイヤーを自分の居る方向に向けて吸い寄せるような力場を放つ。 プレイヤーを捕らえると手で貫いて相手の体内から魂を取り出し、それを潰す事でダメージを与え上空にふっ飛ばす。オロチの攻撃の中では最も単体での攻撃力(ふっとばし力)が高い。 吸引が始まったら全力で逆方向に逃げるのが基本対策となるが、上級者なら逆に吸引の勢いを利用して飛び込み、空中攻撃からの連続技で反撃することもできる(ただし、判定はかなりシビア)。 THE KING OF FIGHTERS 99 クリザリッド KOF99のラストボスとして登場したネスツ幹部・クリザリッドが参戦。 格闘家のデータ収集の為開催されたKOFの最後の相手としてネスツより送られるが、用済みとなった時点で上司(クローンゼロ)に裏切られ始末されてしまった。 その後オリジナルのゼロに回収され蘇生、彼の部下として2001で再登場する。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 「収集した戦闘データを、バトルスーツから肉体にフィードバックして闘う」という変わった戦闘スタイルを持つ。草薙京やK’同様炎を操ることもできる。 99のボスで登場したときは判定や連携能力に優れた通常技や凶悪な性能の必殺技で猛威を振るったが、さすがにここではそれほどの強さは出すことができなくなっている。 横スマッシュ モーメント・ペネトレイション 掌底で攻撃する。「デスペレイト・モーメント」で相手を掴んで投げた直後にAでも発動できる(スマッシュ入力不要) 上スマッシュ:リーサル・インパクト カカトを振り上げ落とす。振り上げ時に相手ダメージ%が一定値以下の場合、そのまま相手を足で吊り上げ叩き付ける投げ技に移行する。 B テュホン・レイジ 内回し蹴りのようなモーションと同時に巨大な竜巻を放つ飛び道具。 蹴りそのものにもダメージがあり、放つ竜巻はクリザリッドから少し離れた距離まで攻撃判定を残したまま「当たり判定のある壁」として停滞する性質を持つ。 更に竜巻は相手の飛び道具を掻き消す性質も持つので、遠距離飛び道具牽制のバリアとしても有効。 KOFにおいては竜巻を当てる→相手ダウン→起き上がりに竜巻を当てる…といったことも可能だったが、受身(受身移動)が可能なスマブラでは不可能。 上B ライジング・ダークムーン 飛び上がり、腕を振り上げて三日月のように手刀で切り捨てる。攻撃は3ヒットする。 発動時に無敵時間があり判定も強い為、空中に居る相手に出した場合はまずこちらが打ち勝つことができる。降下中は尻餅かつ無防備になる。 横B デスペレイト・モーメント 地上を滑るように前方へ高速で突進、食らった相手を掴んでその後ろに回って一定時間無防備にさせる特殊な投げ技。 引きずった無防備になった相手には必殺技および横スマッシュで追撃が可能(成立後硬直が発生し、弱~強攻撃などには繋げられない)。 下B エンド・オブ・ヘブン コマンド成立後B押しっぱなしで力を溜めた後、Bを離す事で体から炎を起こし周囲の相手を吹き飛ばす技。 初期状態では自分の体を小さな炎に纏う程度だが、一定時間溜めると自分を中心に火柱が起きるほど技威力がアップする。 更に威力を溜めると、「火柱を放ち、相手がヒットすると打ち上げて炎を纏ったチョップで追撃する」という技に変わる。 下B(MAX):エンド・オブ・エデン 下Bの溜めが最大状態になるとこちらの技に移行する。火柱を発生させ、相手が当たるとクリザリッドが全身を炎に纏い突進、触れた相手を火に包み吹き飛ばす。 クリザリッドの技の中では(切りふださえも凌ぎ)最高威力だが、溜め時間が長くチャージ維持もできないので実戦ではまず出せないだろう(少なくともホームランコンテストの制限時間内では発動不可)。 最後の切りふだ デスペレイト・オーバードライブ 発動すると一瞬構えてから前方へ一直線に突進、ヒットした相手をロックして拳の乱打を浴びせ、とどめに炎を纏ったもろ手突きでふっ飛ばす乱舞系切りふだ。 単体では地味に見えるが、クリザリッドの場合は「横B→B(切りふだ発動)」が連続技になるのが脅威。 普通に放っても回避されそうな相手の場合、対象が一人になってもいいから確実に当てたい場合は迷わずデスペレイト・モーメントから繋ごう。 登場演出 纏っていたコートを炎で燃やし、バトルスーツの姿を現す「目に焼き付けて、死ぬがいい…」 (敵にK´がいた場合)「クローン風情が…!!」 キャラ選択時のボイス 「新しい時代が始まる。我々の手によって!!」 アピール 上アピール ニュートラルポーズのまま、目を光らせる 横アピール 手に炎を浮かべる 下アピール 静かに笑う 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 画面手前に背を向け、手を握ったり放したりする「こんなモノで勝てるのか…」 勝利ポーズ2 横アピール同様炎を浮かべるが、それを握りつぶす 勝利ポーズ3 登場演出時に纏っていたコート姿で現れる「進歩のない者たちだ…」 特殊勝利台詞 (敵にK´がいた場合)「クローン風情にしてはよくやったと言っておこう」 (敵にゼロ(KOF)がいた場合)「あの時と立場が入れ替わったな。みじめに死んでいく気分はどうだ?」 THE KING OF FIGHTERS 2000 クーラ KOF2000でミドルボス(乱入キャラクター)として初登場したネスツ組織の強化改造人間・クーラが参戦。フルネームはクーラ=ダイヤモンド。 空気中の水分を凍らせる能力「アンチK´アーツ」を使い、当初はネスツによりK´と敵対させられていたがネスツ崩壊後は和解、共にチームを組んで以降のKOFに参加したこともある。 改造手術の影響か、14歳という年齢に比べて精神がやや幼い一面を持つ。(CV:かかずゆみ) ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 通常技はK´(ケイダッシュ)とほぼ同じ動作で、体格差のためかパワーとリーチの面でそれぞれ劣るものの使い勝手の良さは変わらない。また相手の動きを止める冷却攻撃は連続技に繋ぎ易く、また反撃も防げるため初心者でも比較的楽にラッシュをかけることができる。 ステータス的にはK´を更に極端にした性能(キャラ重さが更に軽くなり、代わりにスピードがアップ)となっている。打たれ弱さをスピードと特殊な必殺技性能で補うタイプと言える。一部使用技、および演出では彼女の保護者であるネスツ幹部・ダイアナが現れる。 B(地上) ダイヤモンドブレス 片手を添えた口から前方斜め下に氷の息を吹きかける。Bを長押しするかしないかで技性能が大きく変わり、長押しは「発生が遅くなる代わりにダメージ上昇&ヒット効果のけぞり+小時間行動不能」しない場合は「発生が早くヒット効果が浮かせ」にそれぞれ変化する。 短時間(長押ししない)の場合は強攻撃や上B、長押しの場合は相手の動きを封じられるので遠距離攻撃を含むより多くの攻撃で追撃できる(B長押し→B短時間という連続技も可能)。 B(空中) ダイアモンドシュート 空中で一瞬制止しつつ足を回転させ氷の結晶状の飛び道具を飛ばす。ダイヤモンドブレスより射程が長く、主に遠距離牽制で使える。 空中で制止する性質を利用しジャンプブレーキに使うこともできる(しりもちにならないので、空中ジャンプをしていない場合は更にジャンプが可能)。 横B レイ・スピン(スタンド/シット) 小さく跳ね、フィギュアスケートのようにスピンしながら回し蹴りを放つ突進技。K´の横B「ミニッツスパイク」と比べると移動距離は格段に短くなっているが横方向への判定の強さは変わらない。回転中に追加コマンドを入力することで「スタンド(横A)」「シット(横B)」の2種の技に派生することができる。 横A(スタンド)は上Aと同じ開脚蹴りの態勢で氷の矢を蹴り出し、横B(シット)は地面を凍らせつつスライディングで蹴り込む「スライダーシュート」で追撃する。スタンドは単発だが相手にシールドで防がれても隙が無く、シットは相手を浮かせるため連続技に繋げられるがシールドで防がれると隙が生じるという特徴をそれぞれ持つ。 レイ・スピン単体での攻撃力(ふっとばし力)はそこそこなので、スマッシュしたい場合はスタンド、連携したい場合はシットと使い分けるといいだろう。 上B クロウバイツ(空中:エアスピン) 屈みから氷を拳に纏わせ、肘でのエルボーから氷を広げるように飛び上がってアッパーを放ち、胴での体当たりに繋げる対空技。 K´の使う者と同名類似性質の技であるが、こちらはK´のように追加攻撃ができない代わりに無敵時間がK´より増えているため、シンプルで使いやすい対空技になっている。 とは言え空振りすると隙だらけな弱点はK´と変わりないので、対空に使う場合は相手をひきつける、「レイ・スピン(シット)」から繋げるなど工夫して使う必要がある。 下B カウンターシェル 冷気を纏った手を振り下ろしてビンタを放つ。ヒットした場合相手から必ずダウンを奪え、空中ならメテオも可能。 相手の飛び道具が手に当たるとそれを掻き消した上で氷の塊を蹴り飛ばす技に自動で派生する(モーションは「レイ・スピン(スタンド)」と同じ)。 発射した氷塊のスピードはクーラの飛び道具の中では最速なので、中~近距離からの牽制で打たれた飛び道具なら反撃すらさせず相手にぶつけ返すことが可能。 発生が早く上方向への攻撃判定があるため、状況にもよるが上B「クロウバイツ」の代用としても機能する。 最後の切りふだ1 ダイアモンドエッジ 「行くよ!おっきいの!」 地面に手を突き、少し離れた前方から氷の氷柱を連続で生やして攻撃する切りふだ。 氷柱はクーラの眼前から奥まで順に生えていくため、横方向への攻撃判定は広い。反面上方向への攻撃性能は乏しく、対空としては使えるものの段差で上に逃げられるとまず届かない。 確実にヒットさせたい場合は近距離まで相手をひきつけてから発動する方が無難だろう。 最後の切りふだ2 フリーズエクスキュージョン 「本当に知らないよ…」 ダメージ100%以上はこちらの切りふだになる。 発動するとダイアナが前方に高速で突進しヒットした相手を上空に打ち上げる。その後クーラが両手を広げて冷凍能力を最大限に発揮することで瞬間的に猛烈な吹雪を起こし、宙に浮いた相手を攻撃しふっ飛ばす。高速突進を起点とした乱舞技(のような)切りふだになっており、突進が誰にもヒットしなかった場合は吹雪を発生させない。 横方向への判定と攻撃速度はダイヤモンドエッジ以上だが、縦方向への当たりにくさは変わらない。相手と横並びになるよう調節して叩き込もう。 登場演出 クーラが上着を纏った状態でダイアナと共に立っており、ダイアナが上着を預かるとクーラが戦闘態勢に移行する。 相手に特定のキャラクターが居る時はクーラ単独で登場する。 (台詞)ダイアナ「いつも通りにね」クーラ「分かってる」 (相手に炎使いのキャラクターが居る時)「火はキライ…あついから」 キャラ選択時のボイス 「クーラ…頑張る」 アピール 上アピール 欠伸をする「ふぁ~ぁ!」 横アピール ペロペロキャンディーを取り出し舐める「つまんな~い!」 下アピール 手の上に氷の結晶(または小さい雪ダルマ)を浮かべる「カッチカチ♪」or「雪ダルマだよ!」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 手を上に上げて伸びのポーズをした後、両掌を手前に向けてポーズ「ん~……バイバイ!」or「こんな感じかな?」 勝利ポーズ2 ネスツ幹部・ダイアナが現れクーラを抱き抱える。クーラ「わぁ!」ダイアナ「ほーら、良い子だ」クーラ「ううぅん♪」 勝利ポーズ3 携帯電話を取り出し報告を入れる。「ちゃんと勝ったよ~!何かごほうび無い?」 特殊勝利台詞 (相手に京or京(EX)がいる時):「クーラ、炎はキライだけど…あなたの炎は、K´のにちょっと似てる気がする…」 (相手にK´が居る時):「K´、手加減してくれたんでしょ?ウソついたって、クーラにはちゃんと判ってるんだから♪」 (相手にK9999が居る時):「あいつ、体壊れてるみたい…直してもらったらいいのにね!」 (相手にアッシュがいる時):「クーラ、この人の炎も嫌いだけど…淋しいのかなぁ?何となく、そういうの感じるよ…」 (相手にテリーがいる時):「あなたの技、たくさん見たから当たらないよ!有名人ってこういう時にたいへんだよね!」 (相手にキムがいる時):「えとね、んとね……んー?ごめん!クーラ、あなたが何言ってるか判んない!」 (相手にライデンがいる時):「すっごーい!ぼよんぼよ~ん!そのおなか、中に何が入ってるの?」 ゼロ(KOF) KOF2000ラストボスとして登場したネスツ幹部・ゼロが参戦。 ネスツの上級幹部として登場したが、その正体はクローンの一人に過ぎなかった(そのため、「クローンゼロ」と呼ばれることもある) 「北斗の拳」の羅将ハンに技名と外見が酷似しており、通称「チョビ髭の人」と呼ばれている(KOFクリザリッドのプロフィールより)。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 カッターを仕込んだスカートをあしらった特殊戦闘服を用いた攻撃で戦う。 斬り裂き攻撃は攻撃判定が広く適当に出しているだけでも相手を追い詰められるが、その代償としてクローンゼロ本体の動きは鈍めに設定されている。 そのため強制スクロールステージでの戦いやアイテム拾いを重要視した戦い、自身の切り返し能力を上回るほどの手数で押し切られると苦戦しやすい。位置取りが重要なキャラクターと言える。 上スマッシュ 斬風燕破・殺魔(ほぼ真上方向に斬風燕破を放つ) B 斬風燕破・叛鏡 刃を仕込んだスカートを振り斜め上を斬り裂く。連続ヒットする上にスマッシュできなくても強制ダウンを取れるという打撃技として非常に優秀な技。 前方からの飛び道具を返すことができるが、飛び道具を返した場合スカートの攻撃判定が消失するという欠点もある。 上B 斬風燕破・鳳牙(スマッシュ入力:斬風燕破・翔覇) スカートを扇状に広げ円を描きながら上昇し切り刻む技。攻撃判定が非常に広く、余程のことが無ければ相手の攻撃に打ち負ける事も無い優秀な無敵対空技。 とは言え完全に空中に浮かび上がってから落下するまでは完全に無防備なので、無暗に連発すると相手に読まれ技後の隙を付かれやすい。 上スマッシュ入力で"斬風燕破・翔覇"に変化し、横方向の飛距離と上昇距離が伸びる。 横B 疾火煌陣 棒立ちになった状態で足元に影を走らせ、相手の足元を捕らえると拘束してクローンゼロ本体が突きや蹴りの乱打でふっ飛ばす打撃投げ。 見た目に反し、影を伸ばしている間は上半身が完全無敵となるのでその場回避代わりに使っても良い技。ただし威力はB・上Bと比べると低め。 下B 魔舞紅躁 クローンゼロがその場に跪くようなポーズを取る。この時相手が近くに居るとクローンゼロがオーラのようなものを相手に流し込み、吹っ飛ばす。 やや特殊な形式の投げ技で、相手が近くにさえいればシールドと回避を無効にして食らわせることが出来る。ダメージはクローンゼロの技の中では最も低い。 最後の切りふだ 白羅滅精 クローンゼロが屈みこみ地面に拳を打つと、クローンゼロを中心にブラックホールが広がり、周囲の相手を吸い寄せつつホール中心部に接触した相手を弾き飛ばす。 ただの攻撃フィールドを張る技と異なり、遠くに居る相手も吸い寄せつつ攻撃できる攻撃範囲に優れた技。場所を選ばず使えるのでスマッシュボールを取ったら積極的に狙っていきたい。 登場演出 拳を鳴らす「こういう時間は楽しいものだな…」 (敵にK´、K9999がいた場合)「裏切り者め…!! 」 キャラ選択時のボイス 「敵の数か…百人から先は覚えていない! 」 アピール 上アピール ニュートラルポーズのまま、歯を輝かせる。 横アピール 戦闘服のスカートを動かす。 下アピール 笑いながら相手を手招き「フッフッフッフッ」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 両腕を広げた構えで正面を向いて立った後、握り拳を作る「ゼロを超えるものは…ゼロしか居ない」 勝利ポーズ2 腕を組み手前に背を向ける(斬風燕破・翔覇の終わり際と同じポーズ)「天の光は全て星…だがいずれそこに私の名が燦然と輝くだろう!」 勝利ポーズ3 戦闘服のボタンを押すと、肩から肩掛けマントが飛び出しそれを纏う「すべての始まりを意味する絶対的な存在…それがゼロだ!」 特殊勝利台詞 (敵にK´がいた場合)「ゴミのように死んでいけ!裏切り者には似合いの末路だ! 」 (敵にK9999がいた場合)「出来損ないめ。我が野望の糧となって朽ちるがいい」 THE KING OF FIGHTERS 2001 ゼロ(オリジナル)【ボス】 KOF2001ミドルボスとして登場したネスツ幹部・ゼロ(オリジナル)がボスとして登場。 2000で死亡したクローンゼロのオリジナルにあたる存在であり、真のネスツ幹部として君臨する白髪の男。 ゼロ(クローンゼロ)より各能力が強化されており、また同じくネスツのメンバー(協力者)であるグルガン・クリザリッド・龍(ロン)の3体を仲間として呼び出して援護させる。 ※使用技 斬風燕破(殺魔/叛鏡/鳳牙) 刃を仕込んだスカートを振り回して相手を切り刻む。殺魔は上方向、叛鏡は斜め上、鳳牙は前方を攻撃する。 殺魔と叛鏡は飛び道具に触れると反射する効果付きで、クローンゼロと異なり攻撃判定を維持したまま跳ね返すことができ、完全な攻防一体の技となっている。 ストライカー(グルガン) ゼロの背後からライオンのグルガンを飛び掛らせ爪で攻撃させるアシスト技。ヒットすると浮かされてしまうので、斬風燕破による追撃を食らいやすい。 ストライカー(龍) プレイヤー一体の足元から仲間の龍(ロン)が現れ、両手による突きを放つアシスト技。ヒットすると横方向に吹っ飛ばされ、シールド防御した場合は崩されて隙を生じさせてしまう。 下記の白羅滅精につなげられると大ダメージの元になってしまうので、いつ呼び出されても回避できるよう自分の近辺に警戒を払っておこう。 ストライカー(クリザリッド) ネスツ幹部のクリザリッドを呼び出し、竜巻を生じる蹴り「テュホン・レイジ」で援護させる。 3つのアシスト技の中では発生が最も早く、警戒していても回避は間に合わないことが多い。素直にシールドで防ごう。 白羅滅精 クローンゼロが切りふだとして使っていた技。手を広げると、ゼロを中心にブラックホールが広がり近付いた相手を吹き飛ばす。 スマッシュボールも関係無く連発してくる上、技発動中はゼロ本体は無敵という非常に厄介な技。幸い原作と違い全画面攻撃で無いため、全力で間合いを取れば回避はできる。 獄鎖斬陣 ゼロのHPをある程度削ると使用してくる、斬風燕破を三連続(殺魔→鳳牙→翔覇)で放つ連続技。威力もシールド破壊能力も高く、こちらのダメージ%が蓄積時にクリーンヒットすると高確率で星にされてしまう。 イグニス【ボス】 KOFシリーズから2001のラストボスにしてネスツ編の真の黒幕、イグニスがボスとして登場。 「KOFで優勝した最強の戦士と戦って勝つ」ことで最強の存在となり、世界を統べる神として地上に君臨する事を企む。 擬似生命体を仕込んだ衣服を自在に操る超能力のような格闘技「音巣対流拳(ネスツリュウケン)」の使い手であり、凄まじい破壊力を誇る。 台詞 「ネスツ闇の支配者、我こそ最強…見事越えて見せよ!」(登場時) 「選ばれし宿命の落とし子よ、今ここに力を示せ」(相手にK がいる時) チェーンブレイド・トランスアキシャルスライス 前方に金属のワイヤーを伸ばし、前方を薙ぎ払う。 チェーンブレイド・サジタルエッジスライス 対空技。弧を描くようにワイヤーを振り触れた相手を上空に吹っ飛ばす。 ディバインアロー(エア/グランド) 手から光の弾を放つ飛び道具。エアは単発だが飛距離が長く、中段位置を飛ぶ。 グランドは射程は短いが連続ヒットし、下段を攻撃する。 ネガ・ジェネシス 前方にマントを盾のように広げる。近くにいる相手を吹っ飛ばせる他、飛び道具を打ち返すこともできる。 ヴォイドジェノサイド ルガールのダークバリアーのようにシールドを張る。相手がシールドに触れると横方向に吹っ飛ばす。 ダークバリアーと異なり、飛び道具は防げない。 イーディアンブレイド 前方にエネルギーを叩き付けることにより、前方に光の柱を連続で発生させる。 発生・弾速共に優れた厄介な技だが、近距離で回り込めば回避は可能。 ケイオスタイド ディバインアロー・グランドの強化版。中段~下段判定の光の閃光を4つ同時に放つ。 ブルータル・ゴッド・プロジェクト 倒す寸前まで追い詰めると使用してくる。 突進し相手を掴むと、チェーンブレイドからマントを変形させた槍で連続で突き、最後に掌からの閃光で焼き尽くす。 台詞:「舞え…」「望み通り、天から墜ちよ!!」 THE KING OF FIGHTERS 2002 KUSANAGI 京のアナザーキャラクター、KUSANAGIが参戦。「2002」でネスツの作ったクローンの1人として初登場(「クローン京」名義)し、翌年の「2003」では神楽マキが能力で創り出した幻影という設定で登場している(CV 岩田光央) ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 基本性能・通常技は京(EX)から変化無し。しかしスマブラオリジナル要素として、他のクローン(京-1or京-2)を呼び出して攻撃する技を実装させてある。 原作KOFにおけるストライカーシステムのように利用することで、オリジナル京とは一味違う攻め方ができるようになる。 B ストライカー(京-1/京-2) 草薙京のクローンを呼び出し、必殺技で援護させる。何の技で援護するかは呼び出しコマンド入力直後の追加入力で変わる。 デフォルトでは京-1が現れるが、アピール(何でも良い)をすると京-2に切り替わる。 ※京-1使用技 何も押さない 蒼鬼 「弐百拾弐式・琴月」のモーションで突進し肘打ちを浴びせ、次いで逆の肘で打ち上げを放つ。 上 百壱式・朧車 京(EX)の下Bと同じ。追加入力しなくても蹴り落としもセットで放つ。 横 七拾五式・改 前方に小さく跳びながら2回蹴り上げる浮かせ技。攻撃間合いは他より狭いが発生が早く当てやすい。 下 朱天祓 拳を打ち付け地面に炎を放つ。KOFでは超必殺技だったがこちらは必殺技扱いなので判定は小さくなっている。 ※京-2使用技 何も押さない 弐百拾弐式・琴月 陽or火迦具槌 京(EX)のBと同じ。シールドで防御されてもKUSANAGI本体は反撃を受けにくいのは強み。 ごく稀に強化版の「火迦具槌」が発動、攻撃成立時に与えるダメージがアップする。 上 布都御魂 回転しつつ多段ヒットする「鬼焼き」を放つ。KOFでは超必殺技だったがこちらは必殺技扱いなので威力は低くしてある。 横 R.E.D.KicK 弧を描いて空中から蹴りを放つ京の下Bと同じ技。強制ダウンを奪え、空中の相手に当てた場合はメテオも可能。 下 百拾五式・毒咬み 京の横B(スマッシュ)と同じ。派生を一括で行うのもオリジナル京と同じ。 横B 百八式・闇払い 上B 百式・鬼焼き 上記2つの技は京(EX)と同じ。 下B 千九百九拾九式・霧焔 「2002UM」で追加されたKUSANAGIのオリジナル超必殺技が必殺技として登場。炎を伴わないフックで前方を殴りつけ、ヒットすると「俺の拳が真っ赤に燃えるぅ!」の台詞と共に炎の拳を突き上げて相手を打ち上げる。 派生技と最終的なヒット効果が打ち上げに変わっている点を除けば京の横B(スマッシュ)と似た性能である。ダメージ%さえ溜まっていればスマッシュにも使えるが、初段がシールドで防御されても突き上げまで放つのでその場合隙を晒してしまう。 最後の切りふだ1 裏百八式・大蛇薙 「焔にぃ…還りやがれぇぇぇっ!」 京(EX)の切りふだ1とほぼ同性能。ダメージが80%以上でMAX性能になり威力と判定が強化される。 最後の切りふだ2 最終決戦奥義・零式 「業火の前で…無に還(けえ)れぇー!!」 ダメージが150%以上で使用可能。技名こそ異なるが京の切りふだ1「最終決戦奥義・無式」とほぼ同技。 ただしこちらはダメージ%制限があるため、威力・判定は無式より高性能になっている。 登場演出 グローブの緩みを締め直し、構える「ビビってんのか、あぁ!?」 (敵に武器持ちのキャラがいる場合)「てめぇ…素手で勝負しやがれ!」 キャラ選択時のボイス 「焔はまだ俺の中に生きているぞ!」 アピール 上アピール 人差し指を立てて腕を振る。「火移りしたか…?」 横アピール 相手を指差す「こっち来て勝負しやがれ!」 下アピール 拳に炎を灯し、振り下ろし構えると共に消す「灯蛾の如く…燃え尽きろ!」 勝利ポーズ 勝利ポーズ1 左の拳を握りしめてそれを掲げる。「火影姿に見惚れたか?」 勝利ポーズ2 指先を立てた後、それを下ろし握り拳を作る。「てんで話になんねぇぜ」 勝利ポーズ3 画面手前に背を向け、手に炎を灯す「あの世にお一人様ご案内ってか!」 特殊勝利台詞 (敵に京or京(EX)がいた場合)「お前をヤレるのは所詮、俺だけって事なんじゃねえの?」 (敵に庵or暴走庵がいた場合)「そんな間抜けな顔でも少しは目が覚めたろ?」 (敵にK´がいた場合)「おめぇは使う力が大きくなった分、小回りがきかねぇんだよ! 」 (敵にアッシュがいた場合)「クセのあるのはツラだけかよ!外見だけの退屈なヤツだぜ!」 THE KING OF FIGHTERS 2003 神楽マキ【ボス】 KOF2003のミドルボスとして登場した神楽ちづるの姉・神楽マキがボスとして登場。KOF96の開催前にゲーニッツに殺されるが、ちづるの鏡の力により幻影として蘇った存在である。 そのため使用技は神楽ちづるに酷似しているが、攻撃の手数や技の性能の面においてちづるを遥かに上回っている。 また一部使用技では神楽ちづるがアシストとして現れる(そのため神楽ちづる使用時は神楽マキと戦えない)。 「ちづる……護りましょう……この許されざる者達から……」 ※使用技 裏面百活・神祇の理(じんぎのことわり) 分身を放ち、分身が両腕を広げて回転しながら舞い上がる技。ちづるの「天神の理」を強化させたような技。 裏面弐百拾弐活・御神楽の誄詞(みかぐらのしのびごと) 分身を前方に飛ばし、ヒットするとロックし五連撃を加える。ちづるの「神速の祝詞」を強化させたような技。 裏面弐百拾弐活・御神楽の詔刀言(みかぐらののりとごと) マキ本体が前方に突進し、ヒットするとロックし五連撃を加える。 弐百拾弐活丙式・足魂の警蹕(たるむすびのけいひつ) 回転しながら高速移動する分身を発現させる技。連発されるとマキ本体を見失うおそれがあるため、出された場合は動きに注意。 弐百拾弐活丙式・榊の切麻(さかきのきりぬさ) 上記の「足魂の警蹕」と動きは同じだが、こちらは本体が移動する。 弐百拾弐活甲式・神籬の霊璽(ひもろぎのれいじ) 前方に大きく飛び上がりつつ、後ろ向きに蹴りを放つ。ちづるの「頂門の一針」を強化させたような技。 弐百拾弐活甲式・磐境の産土(いわさかのうぶすな) 造り出した分身が飛び上がって急降下蹴りを仕掛ける。軌道の異なる「神速の祝詞」のような技。 裏面百八活・五百箇の楽(いおつのうたまい) 「足魂の警蹕」の動きで移動した後にちづるの「玉響の瑟音」のような手刀を下ろす技。 九拾四活・洛水の神亀(らくすいのじんぎ) 相手との間合いを詰めて掴んだ相手を放り投げると、アシストの神楽ちづるが現れ地に伏せた相手に対し「零技の礎」を放つ。 受けると一定時間必殺技が使えなくなるのが非常に厄介。近距離戦では特に警戒すべき技である。 裏面壱活・三籟の布陣(さんらいのふじん) ゆっくりと前進しながら乱舞を浴びせる分身を放つ飛び道具のような技。ヒットすると大ダメージを受けるので、出されたら何としても回避すること。 裏面八拾伍活・零技の礎(れいぎのいしずえ) アシストキャラのちづるを呼び出して「零技の礎」を放って貰う技。必殺技封じの効果はオリジナル同様残存しているので注意。 THE KING OF FIGHTERS 2002 UNLIMITED MATCH ネームレス THE KING OF FIGHTERS2002のリメイク作品「KOF2002 UNLIMITED MATCH」からネームレスが参戦。 秘密結社「ネスツ」工作員の1人。顔つきはK に似ているが、前髪の半分だけが白くなっており、右眼と左頬に傷が刻まれている。正式なコードネームは「Ж (ジェープライム)」。 K の遺伝子を持つ強化人間の開発計画「プロジェクトЖ」の9999番目の実験体で、唯一の生き残り。K 同様に草薙京の遺伝子を併せ持っているが、操る炎は不気味に赤黒く変色している。 K9999の項目にもある通り『大人の事情』で登場が難しくなったK9999の公式における代理キャラのような扱い。ただし設定はK9999とは若干異なっている。 ジャンプ回数 カベジャンプ 壁張り付き 滑空 しゃがみ歩き ワイヤー復帰 2回 不可能 不可能 不可能 不可能 不可能 カスタムグローブ『イゾルデ』で制御した炎の力や形状変化能力で戦う。基本性能はほぼK9999と同じだが、「移動速度が標準レベルまでアップ」「必殺技が単体での性能が弱体化した代わりに硬直が減少、連続技に特化している」などの細かい違いがある。 B:地走型抜手刀戦技・早蕨 「撃ち抜け」 グローブを外した腕を振り上げ、前方の地面に炎を叩きつけ燃え上がらせる飛び道具。K9999の「あっちへいってろォ!」に相当する技。 K9999が衝撃波なのに対してこちらは炎のため、火炎属性が付与されている。また飛び道具扱いとなっている為反射技・吸収技には注意。 横B 対空型抜手刀戦技・宵月 「斬る…!」「切り裂く…!」 頭上に掲げた腕からグローブを外し、身を屈めて炎を纏った手を振り下ろす。K9999の「割れろォ!」に相当する技。やはり出掛かりの上半身に無敵がある。 K9999のものより発生が早くかつリーチが若干長くなったが、代わりに近接時でヒットさせた時の威力が減少している。カウンター対空で使うよりは地上技に絡めて使うほうが良いだろう。 上B 強襲型抜手刀戦技・天霧 「無駄だ」「逃がさん…!」 前方に低い軌道で飛び掛かりつつ腕を広げて炎を発生させる突進技。K9999の「砕けろォ!」に相当する技。 この技のみK9999より判定が少し弱くなっている(特に斜め上方向の判定弱体化は顕著)ため、相手の攻撃にぶつけると相討ちになりやすい。 下B 閃光型抜手刀奥義・灼鳳 「燃え上がれ!」「俺の炎よ!」 身を屈めつつ自分の周囲に火柱を発生させる、K9999の「月…」に相当する技。空中では使用不可。因みに原作では超必殺技扱いの技。 K9999版とくらべると判定がやや縦に長くなっており、発生が早くなっている。技後の硬直の長さはK9999同様長いので、タイミングを見計らいここぞという局面で使う技である。 一応相手に確実にヒットさせれば反撃は(乱戦で他のプレイヤーが近寄らない限り)受けないので、連続技の締めとして使用するのが理想的と言える。 最後の切りふだ1 回転型突貫奥義・螺旋 「螺旋!」「貴様を打ち砕く」 グローブを巨大なドリルに変形させて伸ばし、前方を回転させたドリルで穿つ。K9999の「力が…勝手に…ぅわあああ!!」に相当する技。 横方向へかなりのリーチを持ち、またK9999と比べると縦方向にもやや広くなっている(K9999の「力が…」は相手がダウン状態だと当たらないが、螺旋は地に伏せた相手もギリギリ拾える上ドリルの回転に巻き込んで吹っ飛ばせる)。 最後の切りふだ2 最終型抜手刀秘義・燐光 「力の全てを、今ここに……うおおおおおおっ!!」 ダメージ%が200%以上のときはこちらの切りふだとなる。グローブを投げ捨てて力を解放し、自分を中心として画面上部を覆いつくすほどの巨大な赤黒い炎を巻き上げ焼き尽くす切りふだ(グローブは技後再装着される)。 これだけK9999の「これは、まるで…!!」とは全く異なった技となっており、性能的には「閃光型抜手刀奥義・灼鳳」の強化版に近い。発生の早さと威力の高さが魅力で、至近距離のヒットなら余程のことが無い限り相手を星にできる可能性が高い。 切りふだ1の「螺旋」と比べると縦方向の攻撃判定が広くなっており、横方向への攻撃判定は螺旋より弱体化している。そのため相手を十分に引きつけてから放つ必要があるだろう。 登場演出 黒いマントをたなびかせて画面手前に背を向けて立っている状態から、マントを脱ぎ捨てて構える。「…来い」 (相手に京or京(EX)or庵orKUSANAGIがいる時):「火力の違い…教えてやる…!」 (相手にクーラがいる時):「お前は…!…いや、なんでもない」 (相手にクリザリッドorゼロ(KOF)orK9999がいる時):「真実への繋がる道…立ちふさがるものは…全て排除する!」 キャラ選択時のボイス 「闇に散れ」 アピール 上アピール グローブを頭上に掲げて眺める「あとで磨いてやるからな」 横アピール グローブをもう片方の手で整える「それだけか?」 下アピール グローブを外し、手に炎を燃え上がらせる「笑止!」 勝利ポーズ(切りふだ2で試合を終了させたときは必ずポーズ3になる) 勝利ポーズ1 画面手前に背を向け、黒いマントを纏いつつ上空を見上げる「終わったよ…イゾルデ」 勝利ポーズ2 手を横に振り払い、立つ「俺に敗北は無い」 勝利ポーズ3 グローブをつけた手で握り拳を作りつつ、目を閉じる「いつもそばにいる…そんな気がするんだ…」